アートとデザイン

それを隔てる境界線。
それは現在、
曖昧である。

そうで…。

と、
ある雑誌に
書いてありまして。

置く場所で
それはどちらにもなるそうです。


そんなもんなんですかね…。

七冊目。
moderna museet stockhorm (picasso to warhol)
↓↓↓
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1997年に開催されました
ストックホルム近代美術館展

カタログです。


ピカソ
クレー
デュシャン
フォンタナ
ウォーホル
など、
所蔵作品の
素晴らしさ
と、
個の解説までついて、
モダンアートの
教科書のような
カタログになってます。


この作品たちを
見ていると
やはり

アート

個の欲求の具現化

でしかない

思えました。

そして、

時代の息苦しさが
アート

自由の表現を
求めた

のだとも
感じるのでした。




ではでは。


ついでですが、

ウォーホルを
通過して
アートと
デザインとの
混同は始まったのでは
ないんでしょうかね。
昨日は
三島由紀夫賞の
選考だったそうで…、


そんなことが
ラジオを通じて
知りましての
六冊目。

三島由紀夫が死んだ日/中条省平
↓↓↓
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三島由紀夫
1970年11月25日
割腹刎頸による自死
自衛隊市ヶ谷駐屯地にて。


この本は

三島由紀夫

という
ひとつの作品

想うモノですね。


文学という虚構より
飛び出し
その個は
文学の終わりに下りてしまった。

どれだけ
ドラマチックに

あろうとも
現実は
現実以上にはならない
と知る本ですね。


ただ…
学芸会のような
陳腐で
あろうとも
その
死のカタチを
文学的に終わらせた
三島由紀夫は
自らを生きた
凄さがあります。


ただ
その美学のあまりに
ガチガチ過ぎて
疲れますね
由紀夫さん!!


ではでは。

五冊目。

ほかならぬ人へ/白石一文
↓↓↓
ONE LITTLE LIBRARY PROJECT-SN3J0142.jpg


答えのないものに
ひとつの答えを提示した
表題作品。


とりあえず
機会があれば
読んでみてください。


小説としての
完成度は高いけど、

小説を
ひとつの娯楽ととらえる
私には
よくわからない
読後感でした。


ではでは。