『徒然読書はいつまでも』May.2010.そのろく | ONE LITTLE LIBRARY PROJECT
昨日は
三島由紀夫賞の
選考だったそうで…、
そんなことが
ラジオを通じて
知りましての
六冊目。
三島由紀夫が死んだ日/中条省平
↓↓↓

三島由紀夫
1970年11月25日
割腹刎頸による自死
自衛隊市ヶ谷駐屯地にて。
この本は
三島由紀夫
という
ひとつの作品
を
想うモノですね。
文学という虚構より
飛び出し
その個は
文学の終わりに下りてしまった。
どれだけ
ドラマチックに
で
あろうとも
現実は
現実以上にはならない
と知る本ですね。
ただ…
学芸会のような
陳腐で
あろうとも
その
死のカタチを
文学的に終わらせた
三島由紀夫は
自らを生きた
凄さがあります。
ただ
その美学のあまりに
ガチガチ過ぎて
疲れますね
由紀夫さん!!
ではでは。

