こんにちは。オーラッシュ ベイサイド大阪の神山です。
もう夏季連休に入っている方も多いかと思います
オーラッシュは明日13日から15日まで休業となります。。
16日より通常営業となりますのでよろしくお願いします
今回のご紹介は
メルセデスベンツのE350d こちらの車両オイル漏れでのご入庫
車両をリフトアップし下回りを確認
メルセデスのディーゼルV6エンジン。。。。
Vバンクの奥深くにあるオイルクーラーからのオイル漏れが濃厚です
エンジンカバーを外しエンジン上部から分解していきます
第一段階
エアインテーク、エアクリタービンを外します
タービン周りはボルトが熱劣化し折れてしまうことも多いですが幸い今回はトラブル無く外せました
続いて第二段階
エンジンハーネスかわし&燃料パイプ取外し
だいぶスッキリしてきましたがまだまだ到達しません
ここからインマニを外し
吸気用のヒートエクスチェンジャーでしょうかここまで外すことでやっとその下の
シリンダーブロックに締付けられたオイルクーラーがお目見え
漏れの原因は
エンジンとオイルクーラー間に設定されているオイルリング
弾性が無くなり漏れが発生してしまいます。。。
新品部品は左
色が変わっています。恐らく漏れの発生しにくい材質などに変更されているのでしょう
Vの谷間を清掃し新品パッキンをセットし組付け
後は分解と逆手順で組戻すだけ。。とは言っても一筋縄ではいきません
片バンク仮置きしたインマニ。右手前側に左右のインマニを繋ぐ水路があります。
その水路を繋ぐジョイントは
アウディの2Lエンジンのウォーターポンプ組付けでも使われている様なジョイント
左右のインマニをクランクケースに合わせつつ、ジョイントを入れつつ可変吸気機構を組付けつつ
フロント側スロットル行きパイプの位置を合わせ組付け
左右のインマニが組付いたらハーネス、フューエルラインを戻します
ここまで組めればもう一息
タービンを組付け冷却水の漏れチェックもし最深部で漏れがあると目も当てられません。。
そして今回はここからもう一作業発電不良となったオルタネーターの交換
作業場所はエンジン向かって左側バンクの一番下
リフトアップし下から見ると
見えるのですがメンバーとホース類に挟まれ取出し隙がありません。。
締付けボルトはどうにかアクセス出来ます。ボルトを外しオルタが外れました
ごちゃごちゃしすぎてよく判りません。取出しスペースを作る為にラジエータ周りを分解
電動ファンにラジエーターを少しずらし、どうにかスペースができて
取出し完了
同じルートを通って組付け位置までオルタネータを持っていき組付け完了
ベルトを掛けたらエンジン始動。今回は燃料ラインに冷却水、オイルライン。。。
多くの経路を脱着しているので漏れの点検、確認は念入りに
ロードテストで異常がなければ完了です
夏季連休のお盆休み。。。
遠出の方や帰省の方で道路は混雑し気味です。
旅行の計画は焦らず急がずご安全に。。。
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O-RUSH ベイサイド大阪
神山 聖
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