ポルシェ☆ボクスター☆エンジン不調 | O-RUSH Staff Blog【輸入車情報ブログ】

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こんにちは。オーラッシュ ベイサイド大阪の神山です。

8月連休も終わりました。暑さは落ちつき、秋に向かっていくはずの季節もみじもみじ

早朝、深夜は涼しくなっても日中は30度超えています滝汗

熱中症対策はまだまだ気を付けましょうビックリマークビックリマーク

 

今回のご紹介は矢印矢印

ポルシェ ボクスター。エンジン不調でのご入庫です↓↓

エンジン始動は出来るのですがアイドリングは不安定でストールしそうな感じ。。叫び叫び

1~2気筒燃焼出来てなさそうなフィーリングですドクロ

点検の結果ー^ー^

3番シリンダー、圧縮がありません。。。立体orz

プラグホールからピストンが動いているのは見えるのですが点検を進める為エンジンをおろしますレンチ

はいレンチレンチいきなりおろした画。。。にひひしかも今回はー^ー^

マフラーボルトがグズグズに舐めている為、マフラーごと外しましたOK

ボルトの取り外しも車載の狭いところで行うよりもおろした状態のほうが効率よく行えますパー

続けて点検を進めますサーチサーチエンジン補機類を分解しインマニを取り外し、インテークのバルブをcheckcheck

3番シリンダー。。。左側のバルブに対し右側のバルブが開いているのが判りますでしょうかはてなマークはてなマーク

クランクを回しても右側のバルブが動いていません。。。滝汗

そしてオイルポンプを外すと

カムプーリーにオイルポンプの破片が残り、プーリー自体も破損しています滝汗

そしてタペットカバーを外し患部のバルブを確認叫び

左から2番目のオイルタペット、見辛いですが穴が空いてしまってますドクロ

カム、タペットガイドを取り外すとオイルタペットはバルブガイドに焼きつき破損ドクロドクロ

バルブコッターは行方不明に。。。;おい

おおよそエンジン不調の原因は判りました注意

他にエンジンにダメージがないか点検分解を進めますレンチレンチ

一番気がかりだったシリンダー&ピストン目目

ピストンはバルブが突いた跡が残っていましたがシリンダーは幸い傷無く問題なさそうですあせる

今回のトラブルの主原因はオイルタペットの噛込み、それによりバルブが変形破損したことによる

3番シリンダーの圧縮不良DASH!DASH!更に破損した部品がオイルラインを回り、オイルポンプをロックdふぇ

そしてカムプーリーが破損…といった状況ですゲッソリ行方不明のコッターも発見ですー^ー^

破損した部品の破片が大体回収出来ている事、オイル内に混じっている鉄粉の量が的少ない事から

今回はオイルパン内の清掃、オイルラインを清掃しヘッドの部品交換を行い組上げることになりましたパー

3番シリンダー側のバルブ。こちらは新品部品に交換レンチレンチ

同時に1、2番のバルブシートに漏れが無いか点検を行います注意注意

新品バルブを摺り合せUFOUFO

きれいに当たり面が出ていないと圧縮漏れを起こし本来の性能を発揮できませんビックリマークビックリマーク

1、2番同様に漏れ点検。漏れが無いかを確認しますサーチサーチ

ヘッドガスケットは新品に交換OK

ヘッドボルトを規定通り締込みタペットカバーをー^ー^

液体ガスケットを均一に塗布し補期類を搭載dふぇミッションをあわせたらー^ー^

車両へ搭載。各部を組付けレンチレンチ

冷却水ラインの真空引き。下から見ると目

ウォーターホースペチャンコ爆  笑爆  笑

ミッドシップエンジン等冷却水経路が複雑な車両には真空引きからの冷却水補充が効果的です人差し指

各油脂類補充でエンジン始動メラメラメラメラ

アイドリングも安定し調子が戻りましたOK

各部を組上げロードテストにテスター診断。念入りにチェックし作業完了です車DASH!DASH!

 

 

 

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