事件に対し、背景やその後を丁寧に考えることはとても大切だと感じた
発生直後は報道もされ、耳目を集めるけれど
いつしか興味も薄れ、風化してしまう
インパクトに重点がおかれ、垂れ流されるワイドショーではいけない
読後はささやかな希望を感じつつも
社会システムの不十分さを嘆き
どろりとした言いようのない感情が押し寄せた
社会で生きる大人として
周囲に無関心ではないのか
他者の孤独や貧困から目を背けていないか
思うだけの善意や同情だけで終わっていないか
そして行動する勇気が自分にあるのか
歯科は診療科の特性として、虐待などを早期発見できる立場にあるといわれる
院内の勉強会でも虐待をテーマとした内容も扱った
目を背けることなく
いざという時に行動に移せる自分でありたい