本棚に山となった未読の本
携帯ばかりいじってないで、片付けなければと
磯田先生の人気は相変わらずですね
「武士の家計簿」
借金にあえぎながら
それでも武士としての見栄を張りつつ…
交際費もかかり…
跡を継がせるために教育に必死だったり
なんか開業医みたい(笑)
明治維新に突入すると
急に実力社会に放り出されて右往左往
財テクに走ったり
官職に就ければ高給取りだけど
貧富の差は拡大していくし
現在と何ら変わらない感じ
お給料制のところとか出世に必死なところとか
いや、現在よりもシビアかも
親戚付き合いも大変だし
親戚という名の共依存関係だったりして
時代の波に翻弄されながらも必死に生きる姿に
今までの武士のイメージが変わった一冊でした