「さくら」の『樹』が28歳当時の私に教えてくれたこと~以来、変わらない私の想い~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

<<ブログ350>>

  さくら桜🌸が気づかせて教えてくれた
      「組織」のありかた

     ~私の変わらない想い~ 老爺 入道

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      今回も東京秋葉原のアトリエを基地として

                           世界への羽ばたきを重ねておられる
                               私とちょっとだけ?歳の離れた友達

         画家の田中拓馬さん
  ご厚意で今回も素敵な挿絵を画いてくださいました。

        拓馬さん「ありがとうございます」。お心に感謝です。
 

  田中拓馬さんのサイトも訪ねていただければ幸いです。

        http://tanakatakuma.co

               https://ttakuma.thebase.in/
                   http://www.takumatanaka.info

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さくらの花は日本人に冬から春への季節の移り変わりを報せ、

人の心に不思議な変化(活動への転換?)を与えてくれる花

だとも感じていますが、私はこの花に「組織」(会社・会社組織・地域・社会・・)のあり方を気付かせてもらい、以来40年以上にわたり自分の組織に対する「想い」とし続けています。

   桜前線が北日本に移っている今、「その想い」を
       改めてブログといたします

                             
                 挿絵は田中拓馬画伯 画

 

さくらの花の美しさは「集合の美しさ

 

●さくらのひとつひとつのはなびらが5枚集まり

ひとつの『』をかたちづくり

その『」がたくさん集まって

一本の「さくらの樹」の美しさをかたちづくる

そして

多くの「さくらの樹」が集まって

春の訪れを待ちわびていた

ひとびとのこころに

あたたかさと嬉しさそして喜びを

かくれんぼしていた「春」まっさかりを

報せてくれる

 

さくらの花の美しさ集合の美しさ
      
                挿絵は田中拓馬画伯 画

 

ひとつの花は五枚のはなびらで形作られ

 その五枚のはなびらをもった

 ひとつひとつの「花」が

 ど、どど~んと集まって一本の樹になり

 うつくさしをさらに引き立てていく

 

おたがいの存在によって、おたがいのうつくしさをおたがいに増幅しあう・・・・・・・・

 それがさくらのもつうつくしさ

 

ひとつひとつの事柄を大切に

      そして

 ひとりひとりのにんげんを大切に

ひとりひとりの「個性」「らしさ」を大切に

 

ひとりひとりのにんげん集まって

会社だったら例えば「」という組織を形成し

課がいくつか集まって」がなりたっていく

部の集合部門となり

部門の集合が「会社」となる

 

はじまりは「ひとりひとりのにんげん」

 

組織が先にある、のでは決してない。

 

組織の基本は『ひとりひとりの個人

『ひとりひとりのに・ん・げ・ん』
      
               挿絵は田中拓馬画伯 画

 

●この組織の基本、

組織のあたりまえ・原点に立ち還り

いつもいつもこの組織の基本・原点を失念することなく

 ひとりひとりのにんげんとひとつひとつのことがらを

       徹底的に大切にした

     「組織運営」をしていきたい」
私はいつもと想います。

 

●そして

例えば年度初め、月の初め、一日の初め

いつもスタート、「これから」の心で

みんなで確認しあいたいと思います

 

「今、確かに花は咲いている

   ただし、明日も咲かなければ

    今日の開花は一瞬だけのもの

 

●    継続的に、永続的に組織として

    たくさんのひとたちの心を和ませ、

   明るく楽しく活き活きとなっていただく

    うつくしい花を咲かせ続けていく

 
●そのために・・・・

 私たちは「今、何をしていったらいいのか」を

 ひとりひとりが考え考えたら行動するように
      していこう

 

花を咲かせ続けていくためには

今の満開にこころのすべてを奪われるのではなく

今、この満開の時にこそ次に咲かせる花のために

土をたがやし、新しい種をまき水もあげなければ

 

組織としてのにんげんには

  みんな同じ役割なんではなく

    さまざまな役割があることを

 ひとりひとりの「らしさ」を発揮していく
 
ことがとっても大切なんだということを

     決して忘れてはいけない

 

みんなおんなじ花びらだけでは

    さくらの樹の美しさは形作られない
       
                  挿絵は田中拓馬画伯 画

 

があってもあって、はなびらを支える花弁もある

     そして

葉っぱ次の開花のためには必要不可欠

 

はなびらだけでなく、み~んな集まって

      それが組織なんです

 

開花時期のナンバーワン

はなびらが散り始めた時に開花する

おそざきナンバーワン・・・

花のおおきさのナンバーワン

花を支える花弁のナンバーワン

枝のつよさのナンバーワン

はっぱのおおきさナンバーワン・・・・

 

み~んなをささえる土に埋もれて見えない

けれども必要不可欠な「根っこ

根っこがなければ

み~んなかれてしまう・・・

 

●でもさくらを見に来た人には

「根っこ」をみようなんて人はいない・・
 

役職者、私はこの「根っこ」でありたい

みんなを支える「根っこ」になりたい

素直にそう想う

 

組織を形成するにんげん

みんなおなじなのではなく

ひとりひとりちがう「個性」=「らしさ」を

もったにんげんであることをけっして忘れてはだめだ

 

組織には

いろんな異なる「らしさ」=「個性」をもつ

「に・ん・げ・ん」が必要不可欠であることを

絶対に忘れてはならない

心からそう想います。
      
                 挿絵は田中拓馬画伯 画

 

●組織としていつも自己問答をつづけよう

 

今、花はさいている

  でも、『明日咲かせる種」を

     今日、撒いているのか」

 

いろんなことがあり

        いろんなひとがいる

   いろんな課題に対して いろんな人の

      それぞれの個性「らしさ」を結集することで

「事前対処」していく、していける

      だから組織が、たから会社が

         だから仕事が

      オモシロイんだと想うのです

 

●組織のひとりひとりは

「はなびら」だけではありません

みんなはなびらだけだったら

組織は維持できません

 

さくらの樹を思い浮かべてください

 

土壌」があり、「」があり

「幹」があり、「葉っぱ」があり、

そして「」がある

更に「オシベ」もあれば「メシベ」もある

 ・・・・・・・・・・

 

●たくさんのハナビラが集まって

「さくらの美しさ」を形成しているのも

 事実なのではある、のですが

それだけではまだまだ表面的すぎます

 

さくらのハナビラだけでは同じ種類の仕事を

 しているひとだけ、であり、
   そのハナビラの
仕事がきちんと
  果たせるように
「支えている」

 「根っこ」とか「幹」「枝」とかの働き
 の要素が抜け落ちている、のです
      
                 挿絵は田中拓馬画伯 画

 

●そして更に私がなりたいと書いた「根っこ」にも

本根」と「枝根」の存在があります

 

●また、次の花を咲かせるためには

 人々が「花」に対してほどの気を寄せない

 「葉っぱ」の果たす役割はとっても重要なもの・・

 

●だから

組織を考えるとき、私は

例えば10人の組織ならば

10人それぞれがそれぞれの部分で

ナンバーワンであって欲しいと想います

10が100になろうと1000になろうと

10000になろうと私のその想いは変わりません

 

みんなが美しいハナビラであっては

決して『きれいなさくらの花』にはなれません、なりえません

 

葉っぱの大きさナンバーワン

緑の濃さでナンバーワン

枝の多さのナンバーワン

根っこの張り方ナンバーワン

そして

隣樹との共生度合ナンバーワン

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・

 

いろんな部分でのナンバーワンが集まって

そしてそれぞれが「調和」していてこそ

ナンバーワンの美しさを誇れる

さくらの樹になれるのだと想います

 

●改めて「こだわり」たいと思います

 

自分とは違うたくさんの人たちがいることは

あたりまえのこと、であり『組織として好ましい状態である」ことに。

 

私=根っこみんなを支え、たくさんの人たち(お客さま=さくらを観にこられる人たち)に笑顔のご提供ができる方向性を発信し、樹木全体、みんなで共感・共有していく、その動きを重ねていきたいと想います

     今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして

        ありがとうございます。
         組織のマネジャーとなった28歳の時
                     (今からですと何と48年前!!!)に

    組織ってなんなのだろう、組織にとって大切なものとは?

                           色々と考え悩んでいた時に

私の心にポッと想いを浮かび上がらせてくれた「満開の桜花」

         その時に気づかされて、たどり着いて

      そのあと今日に至るまで

    ずっと変わらない私の想い、です

      ありがとうございます。

にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)