(ブログ 348)
私がもう30年以上使い続けている
ちょっと長いメール「署名」は
こうしてできました
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今回も東京秋葉原のアトリエを基地として
世界への羽ばたきを重ねておられる
私とちょっとだけ?歳の離れた友達
画家の田中拓馬さんが
ご厚意で今回も素敵な挿絵を画いてくださいました。
田中拓馬さんのサイトも訪ねていただければ幸いです。
http://tanakatakuma.com
https://ttakuma.thebase.in/
http://www.takumatanaka.info
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★2025年2月16日にフェイスブックに投稿させていただいた私のちょっと長いメール署名⇩に対してすごい数のメール・メッセージ(もう少し説明してとか、背景はとか)がありましたので今回このブログで回答とさせていただければと思います。
●私のちょっと長いメール署名は今からだと37年ほど前、永い長い悶々としていた時にふっと心に浮かびあがったものでした。何に悶々としていたのか・・・・それは「会社」って何なのか、「組織」って何なのかについてでした。自分なりの答えに行き着いた(⇩)時に同時に今の長いメール署名もできあがりました。
組織=二人以上の人の集まり・群れ(私の勝手な定義)で
生きていく時に大切な3つのお約束+1
●この組織で生きていく時に大切にしたい「3つのお約束+1」とは・・・これも難しくありません。社会のあたりまえから考えるとすぐに浮かび上がってくることです。
①うそはつかない、しょうじきに
②やくそくはかならずまもる
③たすけあう
そして+1は・・・これもあたりまえのことです。
大人(先輩者・役職者・経験者・・)率先垂範
●この「3つのお約束+1」に行き着く時に自分の心の中でまとめて文章があります。
そしてそれが今も使っている私の「メール署名」の基となっています。
●その心の中での自分の自己問答、手元に残っていますので記していきたいと思います。
◆想い形成の入り口はいたって簡単。
◆ふっとした時に「自分の心に浮かんだ疑問」に対しての自分の回答でした。
・人と人間って何が違うのか
・生きると生活は何が違うのか
・社会って何なのか
★そんな自分への質問に対しての自分の回答が次のような文章でした。少し長いですが記していきます。
ヒトはひとりじゃ生きてはいけない弱い弱い動物
みんなで一緒にいることで生きていけることを
知っている弱い動物
だから
ヒトって動物は群れ・集団を形作って
生きていく
ヒトと言う弱い動物が生きていくために
形作る群れ・集団
それが社会
そして
社会、みんながいることで安心して
生きていける
この安心して生きていける状態のことを
きっと生活っていうんだと思います
だから
社会での生活のあたりまえは
ちっとも難しくなんかない
ひとりひとりができることを出し合って
できることを組み合わせて
助けあって生きていく
これだけなんだと思うのです
そして
社会と言うヒトが形作った群れ・集団の中で
生活していくヒトのことを
にんげんって言うのだと
私は思い続けています
にんげんは人間
ヒトとヒトの間で自分が生きていく
助けあって
時に助けてもらい、時に助けて
生きていく
信頼でお互いが繋がっている、と
言い換えてもいいのかな、とも思います
挿絵は田中拓馬画伯 画
でも
いつのまにか「人間は強くなけりゃいけない」
そして
「賢さとか腕力とかお金をたくさんもっている」とかで
人間をランク付けしちゃうような
「ものさし」ができあがっているんです
できることを探し出すのではなく
「できないこと」を見つけ出すような
「できないこと」を「お前できていないじゃないか」
と指摘するような
変な社会にいつの間にかなってきちゃっているように
私は感じるのです
こんなランクはいりませんよね
「自分以外の人たちを助けていくために
「私はこんなことができます」一覧に変えちゃえば
いいのにな、と思うのです
そして
ひとりひとりが「自分のできることをひとつずつ」
増やしていく
そんな状態になっていけばいい
それが教育だし育成なんだとも思います
大人でも子供でも
普通のヒトでも障がいをもたれたヒトでも
み~んなみ~んな「できること」を
もっているんです
そして
その人のできないことを
自分のできることで助け合ってみ~んなで生きていく、
これが生活なのではと思います
会社も同じなんです
会社はたくさんの人たちの集まりなんだから
会社も社会
会社はどうしてたくさんの人たちを集めているのか
簡単、単純なんだと思います
ひとりじゃできないこともたくさんの
そして
同じような人たちではなくて
違う人たち、できることが異なる人たちが
集まっていれば
単純、対応力の強いいい会社になる
そう想うのでr
だから
採用活動は「この人はどんなことができる人なのか」、
「どんなことで助けてもらえそうかな」、これを感じ取るこ
となんだ と私はずっと想い続けやり続けてきています。
だから私の想いでは
採ってやる、採用してやる、こんな考え方はありえません
自分たちの会社の明日を創造していく動きを
助けてもらうために
仲間に加わってもらうこれが採用なのでは
★ヒトと言う弱い動物が形作る群れ・集団、社会で生活していくために私はこの「3つのお約束+1」が必要だと思っています。
★難しくはありません。優しくそして易しくシンプルでいいと思います。
●最初のお約束、お約束①は
「うそはつかない、正直に」。
助け助けられの入り口なんだと思います
●できること、できないこと、自分でやれるからだいじょうぶ、自分ではできないから助けて欲しいところはこんなこと等々徹底的に正直にしていけばいいと思います
●立場とか会社であれば役職とか肩書きで自分自身を見失わないでいつも自分の等身大をきちんと認識してその自身の等身大をみんなの力借りながらでもちょつとずつ拡げていけばいいんだと思います
●肩書きで自分にうそついちゃいけないんです
●正直に言えばうそはつかない、じゃなくて、なるべくうそはつかないようにしよう、かなです。
ヒトは誰でもちっちゃな嘘はつくのかも・・・時にうそも方便なんて言葉があるのですから。
●でも他人の心を傷つけてしまうようなうそは絶対についてはダメだ
●他人に対して以前に徹底的に自分に正直でありたい、そう思います。
●次のお約束②はうそとも大きな関連ありで正に「約束」に関してのことです
「約束は必ず守る、できない約束はしない」
約束って守らなかったら「うそ」になっちゃいます。
●約束は当事者の間での決め事
単純です
自分を守るために相手をダマしちゃいけないんです。
●だから、できない、できそうもない約束はしない
その時に「ごめんなさい」のことばを
口にしておけば後々、自分をしんどくすることはありません
そして
相手の方にも後々大きな迷惑をかけことにはなりません
挿絵は田中拓馬画伯 画
●いろいろなルールが社会にはあります
●ルールはみ~んなのお約束
よく不文律なんて言われるけれどルールはいつも見直していくことが大切なんだと私は思います。
●だって、そのルールを創った時と今ではいろんな意味合いで異なるのですから。
変える勇気をいつも持っていたいと想うのです
★変える勇気なくルールを創るなんてとってもおかしいと思います。そう想いませんか
★その場しのぎ、その瞬間の自分を守るために思わず口にしてしまう「頑張ります」「考えてみます」「できそうです・・」。
これは「うそ」、やめた方がいいです
●後ですごく自分が苦しくなります、なっちゃいます。
●①うそはつかない・正直に②約束は守る、できない約束はしない
●この二つは他人に対してと同時に、自分自身に対して、としていかないといけないことです
●そして、3つめのお約束は「助け合う」です。
●助けあうとは助け助けられの状態になることです。
●ヒトは1人じゃできないことだらけ、これがあたりまえなんだからいつも誰かに助けてもらって生きていくのが「あたりまえ」なのです。
●このあたりまえのことを心にいつもそして「自分も誰かの助けになっている」他人から「ありがとう」のことばをいただける動きをしていくこと、これができていてはじめて「助け合う」が実現できるのです。
●できたなら「助けられる」よりも「助ける」がちょっとでも大きい状況にし続けていきたいなと思います
●借りよりも貸しの方が多い自分の人生この世とサヨナラする時には貸し>借りで終わりたい、私の想いです
●助けあうはお互いに力を貸しあうこと。だから「できること」「できないこと」を解っていないといけません。
●ヒトって「他人のできないこと」を
探し過ぎなんじゃないのかな と感じます。
●できないことじゃなくて「できること」を探し、見つけ出し発見していけばいいのに。
●ちょっと英語(正しい、正しくないは問わないで雰囲気的に?感じてください)で表します。
I Can not But We Can
ひとりじゃできないこともみんなとならできる
WeはたくさんのIの集まり by 入道
●これが組織なんだと思います。これが社会なんだと思うのです
●そのために人は群れを、集団を形作っているんです。
●会社・社会・・・組織。
難しく頭で考えないで優しく易しく心で感じ取っていきたいな、と本気で想い続けやり続けてきています
★たくさんの異なる人たちの集まりが社会であり組織なんですから
★次に「+1」
★「大人率先垂範」と言うことです。
●大人とは年齢的に、経験的に、あるいは役職的に・・「組織の上にいるひとたち」のことと私は考えています。
★この人たちが響きのいい?指導的・命令的な言葉をたくさん、しかも何度も投げかける以前に、特に嫌な状況とかつらい状態の時に大人が偉そうに?口にすることをちゃんと率先して汗流して先んじて「考動」(こうどう:私の造語です)していたらきっと投げかける言葉なんていらない、んです
★大人の言動を見て、みんな心に感じてきっと自分から変化に挑戦していく、ヒトってそうなんだと信じているのですがどうでしょうか
★肩書きじゃ他人の心は動かせないし動かないんです。
★肩書きよりもその人あり、なんですよね
★これもあたりまえのことなのでは
挿絵は田中拓馬画伯 画
今回も最終行までお眼をお進めいただきまして
頭(=かしこさ)から心(=やさしさ)への転換
世界の人たちがすごいな、あんな国にしていきたいな
そんな日本にしていくためにも
大人の心の変革が必要な時にきている、と
2025年改めて感じています。
私も大人の一人。
きちんとできることで
役割をはたしていきたいと
想いを新たにしています。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 老爺 入道(入村 道夫)