「組織と個人」・・桜花からもらった「組織」に対する私の想い~私の変わらない想い~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

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                 「組織と個人」

     「桜花」が気づかせてくれました

       「組織」に対する私の想い

         組織=Σ(個人)

           もう30年以上前になりますが

   サクラの花を眺めていた時に・・私の「想い」になりました

              ~私の変わらない想い~   by  入道

               

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今回も秋葉原のアトリエから世界に向けての

羽ばたきを続けている

私とちょっと歳の離れた友達

画家の田中拓馬さんがご厚意で素敵な挿絵を

画いてくださいました。

拓馬さん、ありがとうございます。

田中拓馬画伯のビジネスサイトを訪ねていただければ、と思います。

     https://takumatanaka.business.site/

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春、桜の開花情報がいつの間にか満開情報に変わる時節が今年もやってきています。特に今年は「平成最後の花見」の飾り言葉で人々の心を煽りたてている・・・そんな感じも受けています。

 

●かつて、「さくらの花」を観ていて感じたこと、「さくらの花」が私に気づかせてくれたこと「組織と個人」のテーマで書いていこうと思います。

 

           さくらの花の美しさは「集合の美しさ

     ひとつひとつのはなびら「5つ集って

     ひとつの「さくらの『花』」をかたちづくり

     その「」がまたたくさん集まって

     一本の美しいさくらの樹をかたちづくる

     そして

     たくさんのたくさんのさくらの樹が集まって

     春の訪れを待ちわびていた

     ひとびとの心に 

     暖かさと喜びを

     かくれんぼしていた「」の到来を

     報せてくれる 

 

     さくらの花の美しさ

     それは「集合」の美しさ

 

        

     

     ひとつの花は5枚の花弁で形成される

     その5枚の花びらをもった

     ひとつひとつの花が

     たくさんたくさん集まって一本のさくらの樹となり

     美しさをさらに引き立てる

 

     お互いの存在によって

     お互いの美しさを お互いに増幅し合う

     それがきっと さくらの持つ美しさ

 

     同じようだけれども

     花びら(花弁)はひとつひとつ異なるもの

     だから

     同じようだけれども

     美しいさくらの花も

     みんな違う

     ひとつひとつみんな異なる花

 

     ひとりひとりのにんげんを大切に

     ひとりひとりの人間が持っている「個性」を大切に

 

     ひとりひとりのにんげんが集まって

     」という組織をかたちづくり

     課がいくつか集って「」という組織になっている

     部の集合体 それが「部門

     部門の集合 それが「会社」となっていく

 

 

               

                            挿絵は田中拓馬画伯 画

     組織の基本 それは「ひとりひとりの人」「個人」

     ひとりひとりの「に・ん・げ・ん

 

     そして

     組織を形成するみんなでいつも確認し合いたい

       今、確かに花はたくさん咲いている

       但し、明日もちゃんと新しい花を咲かせられなければ

       今日の開花は今日、今だけのもの

       組織としての「明日」 明日の組織

       美しい花を咲かせ続けていくために

       「今、何をするのか」

       ひとりひとりが考えそして実行していこう

      

       花を咲かせ続けていくためには

       今の「満開」に心の全てを奪われてはダメ

       今、この満開の時にこそ

       明日以降に咲かせる花のために

       土を耕し、根を張り、水をやり

       きちんと陽を充てるようにしていかなければ

 

    組織としてのにんげんは

    みんな同じなのではなく

    ひとりひとり違う  ひとりひとり異なるにんげん

    この「あたりまえ」のことを

    決して忘れてはいけない

    私はそう想う

 

    組織としていつも自己問答を続けたい

        今、花は咲いている

        でも・・・・

        明日以降に咲く花を

        今、育てているのか

 

    組織のひとりひとりは 

    みんな「花びらのひとつひとつ」

    そう記してきていますが

    実は「そうではない」のです

 

    さくらの樹を心に想い描いてください

    さくらの樹を見てください

 

    はなびら 花だけでは「ない」のです

    

    良くみてください

 

    土」があり「根」があり「」があり

    「」があり「葉っぱ」もあります

    そして「花」がある

    その「花」の中にも オシベがあってメシベもある

    

    たくさんの花びらが集まって「さくらの美しさ」を

    構成している

    これも事実

    でも・・・これだけでは表面的過ぎます

 

    さくらのはなびらは

     「同じ種類の仕事」をしているひとたちだけ、であり

    そのはなびらの仕事がきちんと果たせるように

    支えている 支えてくれている

    「根っこ」とか「幹」とか「枝」とか「葉っぱ」とか・・

    これらの働き要素が抜けているのです

 

    そして根っこにも「本根」と「枝根」とか

    さまざまな働きをするたくさんの「根」があります

 

    また次の花をさかせるために・・・

    人々が「花」に対してほどの気を寄せていない

    気にしていない みていない

    「葉っぱ」の果たす役割もとっても大事なもの

 

    だから・・・

    組織を考える時

    私は例えば100人の組織ならば

    100人それぞれがそれぞれの分野でNo.1であって欲しい

    みんな違う存在であって欲しい

    そう思っています

    100人がみんな「同じ」組織は不要

    そう思っています

 

    みんながみんな美しい花びらであっては

    決して「きれいな桜の花」にはなれません

    なりえません

 

        葉っぱの大きさ   ナンバーワン

        緑色の濃さで     ナンバーワン

        枝の太さで      ナンバーワン

        根っこの張り方   ナンバーワン

        隣の樹との共生度 ナンバーワン

        ・・・・・・

        

 

    いろんな分野で いろんな部分での

    ナンバーワンが集まって

    そして

    それらの各々が「調和」していてこそ

    ナンバーワンの美しさを誇れる

    さくらの樹(組織)になれるのだと思います

 

    ナンバーワンは「その人らしさ

    ナンバーワンそれは「個性」なのです

    

    没個性でなく

    「個性」「らしさ」を発揮してもらうこと、です

 

    組織に

    「自分とは異なるたくさんの人達がいることはあたりまえ」のこと

    それは組織にとって好ましいこと

    ここにこだわっていきたい

         

                          挿絵は田中拓馬画伯 画

    

    但し

    ちっちゃな活き活きした一つ一つの組織が集まって

    全体としての 一本の美しいさくらの樹=会社

    形作っているのかの確認・チェックは

    絶えず行っていく必要、ありです

 

    小さなことをおろそかにせず

    小さなことを大事に・・・

    小さな組織

    それを構成する小さなひとりひとりを大切に

        昔から  言い継がれてきていますよね

         チェリーも積もれば山となる

          ↓

         塵(ちり)も積もれば山となる

 

      今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして

                  ありがとうございます。

 

                 サクラの季節になる度に

               昔、桜の樹たちが教えてくれた

              さくらの樹が私にくれた「気づき」を

            思い出し続けて  はや30年以上経過・・

 

                     きっと

           これからも変わることはないと感じています。

 

               ありがとうございます。

 

         にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫