<<ブログ 286>>
山手線駅周辺・私鉄駅周辺・新幹線駅周辺・・・・
駅近辺を歩いていて感ずること①
↓
改めての街づくりが必要なのでは!!
日本をこんな国にしていきたい
日本人をこんな人間集団にしていきたい
この街をこんな街にしていきたい・・・
残念だけれども
日本ではそんな「想い」「未来デザイン」があっての
「計画的な街づくり」がなされてはいないゾ
~私の想い~ by入道
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回もさいたま市浦和から世界への羽ばたきを
されている私とちょっとだけ歳の離れた友達
画家の田中拓馬さんがご厚意で素敵な挿絵を画いて
くださいました。
拓馬さん、ありがとうございます。
田中拓馬さんのオンラインショップを訪ねていただくと
いくつかの作品を目にすることができます。
https://ttakuma.thebase.in/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●仕事で、私的に、電車に乗って改札口を出て駅前周辺を歩いていて、今回の長いタイトルの「想い」になることが多くなってきています。
(前々からその想いはあったのですが、近年更にその思いが強くなっいます)
●その「想い」は、特に仕事で朝、都心の最寄り駅の改札を出てすぐに、あるいは歩き始めてすぐに感じるもの、です。
★その「想い」をもたらす「街風景」・・・・それは朝9時過ぎ、一日の「始まり」の時間帯なのに駅前のとある「建物」の前に20代、30代の「これからの日本を形成していく」「若い人たち」がある建物の前にだけ列をなして並んでいる風景・・・・。
★朝からたくさんの若い人たちが列をなしている「建物」。それは「パチンコ屋さん」。朝10時のパチンコ屋さんの開店を待っている風景。
★しかも!!!!土曜日、日曜日祝日ではなく月曜日・火曜日・水曜日・・・の平日の朝の風景なんです。
★そして並んでいる人たちの列には「これからの日本を形成していくために大切な若い人たち」の姿もたくさん。
◆バブル崩壊から近年に至る街の変化。色々な変化があると思います。
◆駅前あるいは駅近の「一等地」・・・かつては「銀行店舗」等であったところで今は「パチンコ屋さん」になっているところが非常に多いと思います。
◆駅前、駅周辺・・・言ってみればその駅を基点とする「街」を感じさせる入り口が今は「パチンコ屋さん」「ドラッグストア」「コンビニ」・・・・に。
◆しかも、都心(東京・有楽町・新橋・・・神田・・・新宿・・・渋谷・・・)でも同じ・・・。都心・郊外そして地域を問わずに日本全体でそんな街になってきている、と感じています。
◆更に、駅周辺だけではなく幹線道路沿いにあったかつての「工場」「倉庫」が大型ショッピングセンターか「超大型」の「パチンコ屋さん」にどんどん変化してきてもいます。
◆「超大型」!!たまたま私の自宅周辺の幹線脇の大きな工場跡地に10月・・・間もなく開店するパチンコ屋さんは「どでかい5階?建て立体駐車場」設置、2000台ちょっと欠ける台数の車が停められる・・・
◆昨日も車でその前を通りましたが建物が完成したことで周辺の雰囲気・景色は大きく変わっています。
◆オープンすると駅からは歩きだと相当な時間かかるところですので車でパチンコをしにくる人たちで道路状況も「渋滞」「混雑」等、周辺の人たちそしてこの道路を使う人たちの生活にも大きな影響が出てくることは容易に想像されます。
●日本人とパチンコ・・・・パチンコだけでなく「競馬」「競輪」「競艇」「オートレース」更に・・・「宝くじ」「サッカーくじ」「ゲームセンター」も同じ「一攫千金施設の範疇?」。
●「遊びの世界」「賭け」「一攫千金狙い」の世界です。
●仕事を終えてから、或いは仕事の休みの日になら少しは、とも思いますが平日の朝から「いつでも」は「これでいいのか」と感じてなりません。
●日本生産性本部の「レジャー白書2017」では「パチンコの参加人数は940万人」となっており、前年の1070万人から130万人の減とのことです。(ちなみに市場規模は21兆6260億円、前年比1兆6030億円の減)
・マカオのカジノの2017年の売り上げは3兆8000億円だそうです。
★今年、国会で「総合型リゾート(IR)整備推進法」審議の時に「ギャンブル依存症」の言葉がいたるところに氾濫していたのに国会を通過すると同時に「あの言葉はどこにいったの」状態に・・・。
ギャンブル依存症
病的ギャンブル、ギャンブル中毒、ギャンブルホリックとも呼ばれる。一獲千金
や現実逃避、自我を求めるなどの欲求をギャンブルによって満たそうとする病
気。WHO(世界保健機関)が1977年に依存症の一つと認定した。
(百科事典マイペディア)
★パチンコだけでなく競馬に競輪・競艇にオートレース。しかもこれらは「公営」!!!!!!!!!!!。
更に更に長い永い列が風物詩にもなっている「宝くじ」に「サッカーくじ」等々。
★言い切ります。
「賭博罪」と言う「罪」を設定しておきながら一方で「公営競技」「公営ギャンブル」の「公営」の名の下での「公的にギャンブル」を容認している「国」それが「日本」です。
公営競技
公の機関が賭博(ギャンブル)として開催。
競馬(中央・地方)・競輪・競艇・オートレース (ウィキペディア)
★しかも競馬・競輪・競艇にオートレース「公営」の開催日は「土日・祝日或いは平日の夜だけ」等の規制はされていません。
★平日に仕事しないでギャンブルができる・・・それが日本なんです。
★日本を「賭博の国」「ギャンブルの国」にしていく、日本人を「賭博好きな人間集団」にしていく・・・・こんな想いで運営しているのなら「現実」をちょっと理解することはできますが、それは「あってはいけないこと」です。
★日本人ひとり一人がみんな心で「現在」を感じ、「今これまで」を「勇気をもって変えていく」、そんな動きにしていかないと本当にマズイ、そう思うのです。
★ギャンブルで身近なもの、それが「パチンコ」。
★なにせ駅前、駅近く、あるいはどでかい駐車場があるから車でいける・・・。
●平日の朝の時間帯にビジネス街の最寄り駅の間近に若い人たちが列をなして「パチンコ屋さん」の開店を待つ・・・その横を押し早にビジネスますが・・・こんな街の風景・・・・おかしくないでしょうか。
挿絵は田中拓馬画伯 画
★何もしらない外国の人たち・・・・きっとびっくりしているのでは・・・。
★パチンコ店の「設置場所の制限」、「開店時間の制限(平日18時以降等)」を設定してもいいのではないのでしょうか、正直にそう想っています。
◆「許認可権」を持つ「公的機関」は「国づくり「街づくり」を「共通のものさし」として許可を出しているのでしょうか?
決してそうだとは思えません・・・。
◆大きな表現になります。
◆「日本をどんな国にしていきたいのか」「日本人をどんな人間集団にしていきたいのか」「この街をどんな街にしていきたいのか」・・・・・・・・・
「国・地域・街・・そして民族の『未来デザイン』を「しつかりと、きちんと策定する」ところからの動きが改めて必要なのでは、と強くつよく想い続けています。
●世の中・・・現在・・・「働き方改革」の言葉の下でさまざまな議論がいますが、その大きな方向は「労働時間の短縮」「休みの増加」。
●本当にこの方向でいいのでしょうか。
●日本人、もう十分に休みは確保されているのでは??
●これ以上の休みがなぜ必要なのでしょうか?
●働き方問題についても同様に「日本の未来像」「未来の日本人像」がしっかりと「デザイン」されていないのです。ただ単に「時間」をものさしにしているだけの「にんげん」を無視した展開になっていると感じます。
★「労働時間」の問題なのではなく「どうしたら「自分らしさ」を発揮して「楽しく働いていくことができるのか」「どうしたらより高いPRODUCT、より大きなCREATEを実現していけるのか」を目指していくこと、なのではと私はずっと感じ続けています。
★そうでなければ日本は生きているのが楽しい国ではなく、日本人は働くことをからどうしたら逃げられるかを考え、遊ぶことを、一獲千金を狙う人間の集まり・・・・そうなってしまうのでは・・・・そう想います。
今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
電車を最寄り駅で降りて、改札を出て・・・
街をイメージしてしまう駅前そして駅近にどんな建物があるのか
どんな使われ方をしているのか・・・・
土地・建物の買主の自由に、ではなく
やはり「この街をどんな街にしていきたいのか」と言った
住民の総意としての「未来デザイン」に基づいての規制が
あってもいいのでは、あってしかるべきなのでは・・・と
感じてなりません。
今回は「駅近の建物がどんな使われ方」をしているのか、からの
「想い」の転換でした。
次回は街を歩いていて想うことの②として
「地価」に触れてみたいと思います。
ありがとうございます。にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)