<<ブログ 280>>
就活中のみなさまへ
~終活中の老爺(私)からの
2つの「就活」アドバイス~
~変わらない私の想い~ by 入道
今年、2018年もゴールデンウィーク突入の時期になり、来春に大学を卒業して社会人生活をスタートされる若い人たちの「就職活動」が活発化してきています。
今年の就職スケジュールは
3月 企業エントリーの開始&企業説明会の開始 内々定?
6月 試験・面接の開始 内々定???
10月 内定
の動きとなっていますが、5月に入る前の今の段階でたくさんの人たちが「すでに」「複数の内々定」をもらっている(獲得している)のが現実のようです。
就職活動はまだまだ「これから」も続いていくのですが、今は一人の学生が就職先を決めるまでに一体「何社」を対象にするのかが気になり調べてみました。
今年2018年3月卒業した人たち、今就活をされている人たちの1年先輩方は「7月」までの間に平均すると「40社」の企業にエントリーしていたとか・・・・。
「40社」の中から「1社」に絞り込んで、就職する動きのようです。
2019年3月卒業の皆さんについてもすでに「内々定」はもらえている、獲得できているものの「これから」更にさらに多くの企業を訪問しての就職活動の継続していかれる動きのようです。
そんな状況に自分(私)自身の「40年近く『組織(会社)所属』人生」での様々な経験・体験を覆いかぶらせ、今は「終活中」の私(老爺)から、若い若い「就活中のみなさま」へのアドバイスを「2つ」に絞り、このブログに書いていこうと思います。
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今回もさいたま市浦和から世界への羽ばたきの勢いを増している
私の年の離れた友達、画家の田中拓馬さんが
素敵な挿絵を「ご厚意」で画いてくださいました。
拓馬さん、ありがとうございます。
下記の田中拓馬さんの「公式webサイト」を
訪問していただければと想います。
https://www.takumatanakanew.com/
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<<老爺からの就活アドバイス(1)>>
「働くこと」は「目的」なのではなく
「手段のひとつ」であることをしっかりと認識し、
「自分は『なぜ働くのか』」、
「自分は『何のために働くのか』」・・
この問いの『なぜ』と『何』=「働く『目的』」を
しっかりと自分自身で考えることに
時間を使ってみよう。
●大そうなタイトル内容ですが・・このことは実は私・老爺が現在も含めて「47年以上」「働いて」きて、後年になってようやくと自分で気づいたことなのです。
●就活中のみなさんに「質問」。
●みなさんは「どうして就職活動をしているのですか?」「みなさんはどうして就職するのですか?」「なんで働くのですか?」
挿絵は田中琢磨さん 画
●たぶん・・・ほとんどの人はこんなことじっくりと考えたことはない、と思うのです。私がそうでした。
◆小学校を卒業したら中学校に(選択しは一つ)、中学校を卒業したら高等学校に進学するか就職(選択しは2つ)、高等学校を卒業したら大学か就職(選択肢は2つ)、大学を卒業したら次は「就職、選択しは「これしかない」」(大学院などは例外とさせていただきます)・・・・。
◆決まっているから、決められているから、世の中がそうなっているから・・・。自分でじっくり考えることなんか必要ない・・・。
◆学校終えたら「就職しないでいると落ちこぼれ」みたいに言われるから・・・。
◆みんな「あたりまえに就職するから」「自分も」しないとおかしい。
★「なんで働くのか」「どうして就職するのか」を考えさせないで、考えないで「とにかく『就職』」、これでいいのでしょうか。
★今の日本のとってもとってもおかしなところの一つだと感じてなりません。
◆「なんで働くのか」「どうしてはたらくのか」、そして後記するアドバイス(2)にも繋がるのですが就活中のみなさんに聞いてみたいことがあります。
「あなたの特異なことは何ですか」「あなたの特異なことってなんですか」「あなたの自分らしさってどんなことですか」「自分らしさを活かす、発揮できる仕事って何ですか」・・・・・。
★本来であれば「学校教育」の一環としてたくさんの時間を費やしてさらに人生の先輩として「的確に」アドバイスできる「先生」そして何よりも「親」さらに「友達」「先輩」・・・のサポートをたくさんもらいながら「一生懸命」に「自己発見」していく動きがあって欲しい、心からそう想っています。
★学校教育って「社会に生きていくためのお約束を身につける」「社会で生きて行くときに必要な知識を身につける」そして、それらの動きを通じて「ひとり一人の個性・特性・らしさ・強味」を見つけ出していく動き、であってほしいな、とずっとずっと想い続けてきています。
★ちょっと外れてしまいました。戻します。
●「働くことは『目的』ではなく『手段』(の一つ)。
では・・・働くことの「目的」は「何」なのでしょうか。
●それは「自分の人生」、家族ができてからは「自分と家族との人生」です。
自分はどんな人生をおくりたいのか、自分の人生をどうしていきたいのか、自分は何をしてどんな生き方をしていきたいのか・・・・なのです。
●それを実現、夢とかデザインする幸せを現実にしていく実現していくための「手段」の「一つ」が「働く」こと、私はそう想っています。
●だから・・・いつも「働くにあたって大切なこと」とは「自分の5年後10年後・・・30年後の「人生デザイン」を描き続けていくこと、となります。
(描いた人生デザインは後で変わってもいいんです。変えてもいいんです)
●自分が描く5年後の自分の人生目標達成のために「就職して働いて給料を得て、それを自分の夢実現のために使う」。簡単にまとめてしまうと働くって「こんなこと」・・・。
★「就職すること」「働くこと」を「目的」にしては絶対にダメです。
面白くないし、楽しくないですよ。
★仮に仕事がしんどくても、ちょっと辛くても・・・・・今の辛さ・しんどさの向こうに「何があるのか」が自分で見えていれば大丈夫、です。
★逆にそれがなければ「しんどい」「辛い」だけ、です。
◆就活の途中でも構いません。一度、時間を使って「自分自身の人生デザイン」を考え、紙に描いてみてください。(後で直してもいい、んです)就職する、働く「目的」創造のステップになります。
●私自身、そうしてきたことで「たくさんの辛さ・しんどさ」を乗り越えられました・・・。会社所属時代の長く続いた「辛い」「しんどかった」時期、私が私自身に投げかけていた言葉が手元に残っています。
<辛かったとき、苦しかったとき、しんどかった時に「自分に」> 入道
つらいとき、しんどいとき、かなしいときに
つらい顔、しんどい顔、かなしい顔をすることは
だれにでもで゛きること
昨日から今日への
つらさ、しんどさ、かなしさをみて嘆きかなしみ
自分自身を悲劇の主人公とするのではなく
今のつらさ、しんどさ、そしてかなしさを
どうしたら 明日を変えていくことに活かせるのか、と
自分を「これから」の「冒険の主人公」として
考え、行動していかないと
今のつらさ、しんどさ、かなしさに
とってもとっても失礼なんだと想う (1989年)
●繰り返します。ぜひ、時間を工面して「自分がはたらく「目的」」を考えてみてください。
★働くことは「目的」ではなく「手段」の一つ。
だから、「どこで働くのか」は「手段の手段」なのです。
なのに・・・・いきなり「どこで働くのか」から始まる、初めている「就活」ってとってもとってもおかしいなと老爺は感じてならないのです。
<老爺からの就活アドバイス(2)>
★就活の入り口、それは「会社選び」「就社活動」ではなく「自分はどんな仕事をしていきたいのか」の「就職活動」から。
●就活中の人達と話をさせていただくとほとんどの人たちがいきなり「どの会社で働くのか」の「会社選び」に入っていますし、就職アドバイザー的な人たちも「会社選び」へのアドバイスをされている、そう感じています。
●過去に・・私が社長として学生さんと面接をさせていただいていた時、ほとんどの学生は「どんな仕事でもします」と言っていました。
(私はこの言葉がでると、シメタと想いどんどん私のペースでの質疑にもっていっていました)
●「なんでもやります」この言葉を発するのをちょっと待ってほしい、のです。
★本当に「どんな仕事て゜もやる」のですか?
★その会社に入社できたらどんな仕事に就いても「あなたは」「楽しく」働く、働けるのですか。
●私は「違うぞ」と思うのです。そんなことあり得ないのでは・・。
◆入り口は『自分は何を(どんな仕事を)したいのか」「自分は何ができるのか」「自分は何ができれば楽しく働けるのか」「どの仕事に就けば頑張っていけるのか」・・・なのではないのでしょうか。
☆「自分らしさを発揮できる仕事とは何なのか」「頑張って身体と頭と心に汗をかいて自己研鑽・自己成長を重ねていける仕事って何なんだろう」。
☆自分がやりたい「仕事」=「職種」を選んでいくことが「就活の入り口」そう思います。
◆だから!!!「就『職』」なんですよね。
挿絵は田中琢磨さん 画
◆自分の「やりたいこと」を横に置き、いきなり「どこで働くか」から始める就活はとってもおかしいぞと感じてなりません。
◆どうしてかな??
◇端的に書いてしまいます。
●大学進学と同じ「ものさし」を使っているからなのでは。
●そのものさしは「自分が入れる大学・会社はどこ?」なんです。多くの人達、そして親も先生方も同じ「ものさし」で動いているのです。
☆自分は「何を勉強していきたいのか」からの大学選定スタートではない、のです。
☆自分の「やりたいこと」「勉強していきたいこと」「学びを深めていきたいこと」・・・それを実現していくのには「どの大学」がいいのか、ふさわしいのか・・・そんな「あたりまえ」の大学選定・進学活動になってはいないのです。
★「自分が入れる大学はどこ」。これだけなんです。個人、個性ではなく「偏差値」がものさしの目盛り。
●こう言ったやり方、選び方が日本人全体の身についてしまっていて自分の人生を決めるとってもとつても大切な「就活」においても先ずは『自分が入れそうな会社はどこ?』から始まっている、始めているんです。
★「就活」=「就社活動」ではなく
「就活」=「就職活動」にしていってください。
★今からもどっても大丈夫??
●大丈夫です。自分の人生「これから」を決める動きなのですから、リスタートをする勇気を。幸い就職戦線はまだまだ「売り手市場」です。
●自分自身の個性・特性・らしさをみつめ、「自分が楽しいことってどんなこと?どんな時?」「自分ができること、そして今はできないけれども「やってみたいこと」ってどんなことなのか」等々・・・・
自分自身をしっかりと認識する、「自分自身に正直になる」こんなところからリスタートしてもらうといいのかな、と私(老爺)は感じています。
●おひとりお一人の「これから」の「人生」わ「自分自身の人生」として「自分で創造していく自分の人生」の入り口が「就活」。
そう想っていただき「楽しい就活を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」。
今回も最終行にまでお目を進めていただきまして
ありがとうございます。
私自身の就活はもう49年前になってしまいます。
実はその当時と今
似ているところがあります。
それは
採用活動・就職活動の早期化
当時は確か「種もみ買い」と称され
現在よりももっと早く大学3年の夏ころから
始まっていたように思います。
就活中のみなさまへ
今回はその就活中の私の動きてからではなく
長く長く組織に在籍して
つらいしんどい悲しい想いもたくさん経験してきた
そこからの
アドバイスとしました。
終活中のみなさんに
自分で創造していく自分の人生のスタート
それが就活と
思っていただければ、と思います。
就活を楽しんでください!!!
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)