<<ブログ 278>>
自分の営む「仕事」「ビジネス」を
通じて「社会」を変えていきたい・
良くしていきたい
そのためには「ものさし」を変えてくこと
==「賢さ」⇒「優しさ」、「難しく」⇒「易しく」==
==「頭(かしこさ)」⇒「心(やさしさ)」==
~変わらない私の想い~ by 入道
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今回もちょっとだけ?年の離れた友達、
さいたま市浦和区から世界に羽ばたきを始められている
画家、田中琢磨さんが素敵な挿絵を描いてくださいました。
拓馬さん、イギリス&ドバイ出張から戻られての
お忙しい中、本当にありがとうございました。
田中琢磨さんのオフィシャルサイトにも
訪問してみていただけたら、と思います。
http://tanakatakuma.com
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ビジネスは『頭 (かしこさ)』から誕生したものではなく
人間の持つ『心 (やさしさ)』から誕生したものである (入道)
挿絵は田中琢磨画伯画
●私のもう36年来の変わらない想い(=信念)です。
◆では、ビジネス・事業はどう誕生してきたのでしょうか。
ビジネス誕生の「源」はどこにあるのでしょうか。
◆私の想いは『人間の「生きていくためのあたりまえ」にその源は存在
している」、そう考えています。
◆その「生きていくための「あたりまえ」」を私なりに順を追って書いて
いきたいと思います。
◆「ヒト」「人間」「生きる」「生活」そして「社会」、この5つのことばを自
己定義することでビジネス誕生に行き着きました。
●ヒトは自分単体だけでは生きてはいけない、自然界・野生界の「弱
肉強食」の世界では「食べる側」ではなく「食べられてしまう側」の存
在、弱い弱い生き物、それが「ヒト」。
●単体では生きていくことのできない「弱い生き物」は自然界の知恵
なのでしょうか、みんな『群れ・集団』を形成して生きていきます。
●「ヒト」と言う生き物、動物が形成する群れ・集団(=組織)、これが『社
会』。私の行き着いた「想い」です。
そして、単体でいつもびくびくしながら「生きて」いくのではなく、この
「ヒトの群れ・集団=社会」で生きていくことで『活』(いきいき)言う状態
が生まれて『生活』の状態になる、のです。そう想います。
●そして・・・・・自然界で単体で生きる動物である「ヒト」に対して、「社
会」で「みんなと一緒に生活している」「ヒト」、これが「人間」なのだと
の想いに私は行き着きました。
★悩みに悩みぬいた末に行き着いた私の勝手な『ヒト』『人間』、『生』と
『生活』そして『社会』と言う言葉に対する勝手な自己定義です。
☆36年前にこの「自己定義」にたどり着いた時から、私は悩むことなく、
仕事・ビジネス・事業を楽しんで営むことが続いています。
●集団での生活、それは誰かが自分のために何
かをしてくれている、自分も自分のできることで
誰かの助けになっている、ということ。
そして
●誰かが自分のために何かをしてくれている、誰
かが自分を助けてくれていることで初めて“今
の自分の生活”が成り立っている、のです。
●誰かが自分のために何かをしてくれている、してくれた・・・・・・・
そんなときに私たち(=人間)の『心』に自然と湧き上がってくる「想い」
「気持ち」がある、そう思います。
その「想い」「気持ち」とは・・・・。
☆それは『ありがとう』。(の想い・気持ち)
●どうして、この「ありがとう」の想い・気持ちと言葉が湧き上がってくる
のだろうか、と思い、考えて一つの結論(これも私の勝手な結論です)
に至りました。
◆「ありがとう」の想いが湧き上がってくるためには、たぶん、一つの
「真実?」が存在しているのでは、そう想っています。
◆それは
「今(今回)は私があなたに助けていただきました」。「これから先、も
し、あなたに助けが必要になった時に私ができることで、あなたを助
けますよ」・・・・・・・。
たぶん、こんな想いが存在している、存在する、これがきっと「真
実」なのだと思い続けています。
◆私なりの「表現」をしますと『心のつけ』の存在となります。
(借りている状態)
☆この「心のつけ」を人間が発明した「お金(貨幣)」という手段を用いて
「将来・未来・今度」ではなく『今この時・今この場』で『精算する』(「つ
け」の状態にしない)。
☆これこそが『ビジネス・事業』の誕生、そう思うのです。
★難しくなんかありません。そして「賢くなければできない」ものでもあ
りません。
★「易しく」そして社会生活をする人間が本来持っている「優しさ」があ
ればやっていけるもの、なのです。
●ビジネス・事業は「学問」から誕生したものではない、「人間の生活」から自然に産まれてきたもの、そう考えてみてください。楽しいですよ、楽しくなりますよ。
●だから・・・・ビジネスの入り口は「すべて」「どうしたら相手(お客さ
ま)に「ありがとう」と感じていただき、その「ありがとうの気持ちの大
きさ」の表れとして「お金」をいただくことができるのかを「考え」考え
たら「実践していけばいい」、「これだけ」なんです。
●すべてのビジネスは『人間が「より人間らしく」「活き活きと」、「楽し
く」「快適に」「安心」して、「夢としあわせの実現のお手伝い・サポー
ト」のために存在している、私はそう思い続け動き続けてきていま
す。
●ビジネスを営むにあたり一番に大切にしなければならないもの。
●賢く、難しく勝手に思い悩むのはやめましょう。やめたほうがいいと
思います。
★一番大切にしなければならないもの、それは『お客さま(=人間)』。
これしかありません、ここにしかありません。
★迷ったときには「頭(=かしこさ・がくもん)」に頼るのではなく、人間本
来の「心(=やさしさ)」に立ち還り、「人間」に戻って、その時の「迷い」
の基となった「自分(たち)の動き」を振り返ってみることです。
挿絵は田中琢磨画伯画
●こんな『「あたりまえ」に立ち還って働く人たち』がだんだんにでも増
えていけば、組織(=二人以上のヒトの集まり⇒これも私の自己定
義)、家庭も職場も会社も・・・・そして社会もきっと「優しい易しい集
団」に変化していくことができていくのでは・・・
そう想い、そう信じています。
今回も最終行にまでお目を進めていただきまして
ありがとうございます。
自分が日常的に動いているビジネス・事業の世界
この日々の自分の言動から
一人ひとり、でも
「賢く」「難しく」ではなく
「易しく・優しく」を「ものさし」にする人が増えて
その人がさらに新たな人を・・・・・
そんな動きで世の中を社会を
変えていけたらいいな、
良くしていくためのちっちゃな動きを
重ねていけたら・・・
そんな想いで楽しく動いてきた36年間です。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)