新入社員のみなさまへ。仮想(株)ABCDE 2016年度入社式~変わることなき私の想い~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

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今回も私と同じ埼玉県在住の画家、田中拓馬さんが挿絵を

書いてくださいました。

 田中拓馬さん、お心に感謝です。
 「ありがとうございます」!!!!!!!!

   田中画伯のオフィシャルサイトも訪ねてみてください。

      http://tanakatakuma.com/



今日、4月1日は「新年度」の始まり。多くの会社で入社式

そして新年度にむけての社員総会等が開催されています。


そこで今回はブログ上でひとつの会社を想定して「仮想

入社式」での社長スピーチを書き連ねていこうと思います。


『仮に」と書きましたがこの内容については嘗て、私が社長

を務めさせていただいていたいくつかの会社で変わること

なく「自分の想い」として語らせていただいていたことが大半

です。




  新入社員のみなさまへ

  (株)ABCDE 2016年入社式を想定

    ~変わることなき私の想い~

                       by入道


今回は入社式での代表取締役スピーチ原稿の形式でブログ

を作成しています。私が代表として語るなら・・。実際に語って

きたことです。



       

                               挿絵は田中拓馬画伯 描




● おはようございます。代表取締役の入村でございます。


● ○○人のみなさんが、そして株式会社ABCDEで働く

  ○,○○○名全員が待ち望んでいました今日、入社式

 を執り行うことができ大変に嬉しく想っております。


● 最初に今日、入社式を迎えておられるみなさんおひとり

  お一人に感謝したいと思います。


● たくさんの、本当にたくさんの会社の中から私たちの会社

  ABCDEで働く、私たちと一緒に汗をかくことを選んでいた

  だきまして本当にありがとうございます。

● そして、今日から「一緒に」!!宜しくお願いいたします。


● ○○人の皆さんのお顔を改めて拝見させていただき、今、

  私はみなさんがABCDEとの「」を信じてABCDEを選んで

  くれた、その「決断」にきちんと応えていける会社にしてい

  かなければ、もっともっとABCDEをいい会社にしていかな

  ければ、との想いを強くしています。


● もっといい会社。ABCDEに働くひとり一人が毎朝毎朝「早

  く会社に行ってみんなと仕事したいなぁ」と、退社時間では

  なく出社時間を心待ちにして楽しく出社」していただき、

  毎日毎日、活き活きと「らしさ」をお互いに大事にしな

  がら活き活きと仕事をして、人生においても「満足の一日」を

  積み重ねいき、お客さまからも、「ABCDEさん、ありがとう」

  といつも言っていただける会社、ABCDEに関係するすべて

  の人たちの『笑顔』の支えになり、同時にたくさんの人たち

  の「笑顔」に支えられている会社にしていくために今、入社

  式を迎えられている○○人のみなさんも一緒に「今を守る、

  これまでを維持していく」のではなく、『今、これまでを積極

  的に勇気をもって『変えていく』ために、私たちと一緒に身体

  と頭そして何よりも「心」にたくさんの汗をかいていただき

  い、と最初にお願いをさせていただきます。


● 関係するみんなが笑顔。お話したような状態は誰が創って

  くれるものではありません。

  「もっといい会社 ABCDE」は○,○○○人ひとり一人が身

  体と頭そして心にどれだけたくさんの汗を流すのか、汗を

  かくのか、にかかっているのです。


● もっといい会社とは「いつも変化し続けている会社」である

  と私は考えております。


● そして○○人のみなさんは既にこの「勇気をもって変化に

  挑戦する仲間」に入っているんです。だから、私はみなさん

  には「チャレンジャー」「ABCDEを変え続けていく戦士ソル

  ジャー」になっていただきたいと思います。


● できなかったら頭をソルジャー・・・・。


● 大切な入社式の場でゴメンナサイ。でもこれも私の一面な

  んです。


● さて、先ほどから私が口にしています「変化」と言う言葉。

  私は今日から始まっております株式会社ABCDE第●●期

  の全社キーワードを『本気で変化』「変化へ本気で挑戦」と

  設しています。


● 詳細は後日発行されます社内報にて、とさせていただき、

  今日、この「入社式」の席では、みなさんもよく知っておら

  れ3つの「童謡」から「こうあって欲しい」「こうありたいよ

  ね」お願いをさせていただきたいと思います。


● 3つの童謡。「一年生になったら」「メダカの学校」そして

  もうひとつの学校シリーズ?の「すずめの学校」です。


● 先ずは「一年生になったら」の唄から。この場でみなんで

  歌うことはしませんが、知っておられますよね。


     いちねんせいになったら いちねんせいになったら

     ともだちひゃくにんできるかな

     ひゃくにんでたべたいな

     ふじさんのうえで おにぎりを

     ぱっくんぱっくんぱっくんと

             (まどみちお作詞 山本直純作曲)


● 会社・組織に張りますと人間は「・・・しなければならない

  との想いに最初にぶちあたります。

   社会人なんだから・・・給料をもらっているのだから・・・

   何も知らない新人なんだから・・・・・。


● 英語で言えば「MUST DO」の状態に陥らないで欲しい、

  そんな状態になりそうだったら、この歌をいつも想い出し

  て欲しい、のです。この歌、私が好きなのは「・・・・になった

  ら・・できるかな」この繰り返しで構成されていて、「自分を

  主体としてのああなりたい、こうしたい」の想いの歌。

   誰かがやってくれるのを待つの ではないんです。


● 言ってみれば「WISH」でこの一年生になったら、の歌は

  できあがっているのです。
    
        

                      挿絵は田中拓馬画伯 描

● 「MUST DO」のブラックボックスに入り込むことなく、いつ

  も先に対して夢をもっていただきたい」と思います。

    夢・・・ああしたい、こうありたいの想いがなければ

  「変化なんか絶対にできません。


● 変化の入り口は決して現状に満足することなく沢山の

  「WISHをもつこと、です。


● そして、会社は大勢の人たちが集まって成り立っている

  ひとつの組織です。


● またみなさんは、これから今までの経験と知恵、そして、

  みんなと一緒になって「新しい体験・経験」をすることで

  「新しい知恵」をつみ重ねていっていただくわけですが、

  その時に気を付けていただきたいことを「ふたつ」の学校

  童謡からお話しさせていただこうと思います。


      「すずめの学校」 (清水かつら作詞)


      ちぃちぃぱっぱ  ちぃぱっぱ

         すずめのがっこうのせんせい

         ムチをふりふり ちぃぱっば

         せいとのすずめは わになって

         おくちをそろえて ちぃぱっぱ

         まだまだいけない ちぃぱっぱ

         もういちどいっしょに ちぃぱっぱ

         ちぃちぃぱっぱ ちいぱっぱ


       「めだかの学校」 (茶木茂作詞)


         めだかのがっこうは かわのなか

         そっとのぞいてみてごらん

         そっとのぞいてみてごらん

         みんなでおゆうぎしているよ


         めだかのがっこうの めだかたち

         だれがせいとか せんせいか

         だれがせいとか せんせいか

         みんなでげんきにあそんでる

       

         めだかのがっこうは うれしそう

         みずにながれて つ~ぃつい

         みずにながれて つ~ぃつぃ

         みんながそろって つ~ぃつぃ


● ふたつの学校・・・・このうち、「すずめの学校」は歌詞が

   現代にそぐわないためか今ではほとんど歌われること

   がなくなっていますが、私の子供の頃には盛んに歌わ

   れていた歌です。


● さて・・・○○人のみなさんみなさんでしたらどっちの学校

  に入りたいでしょうか。またまだちょっと先のことになりま

  すがご自分の子供を入学させるとしたらどっちの学校に

  入学させますでしょうか。


● そしてそれは「なぜ」ですか。この質問に応えていただけ

   れば、私が語りたいことはお解りいただけると思います。


● 先ほどのMUSTWISHにも通じるところ有り、です。


● このふたつの学校の唄から出てくることばが二つありま

  す。ひとつは「強制」そして今ひとつは「自主」です。


● そしてふたつの学校の大きな違いがります。

  すずめの学校では先生と生徒が明確に別れているのに、

  めだかの学校では「誰が先生か生徒なのかわからない」、

  みんなで遊んでいるように勉強している・・・・・。


● 年齢とか社歴とか肩書きとか・・・。こんなものはいらない、

  んです。こんなものは捨てちゃいませんか。

   みんなひとり一人得意なことがある、のですから個々人

  の「いいところを結集していきたい」「できていないこと、欠

  けていること」をムチ(鞭)を振って指摘・指導するなんて絶

  対にだめ!!できていないということはその本人が一番良くわ

  かっているのだから「傷に塩を塗りこむ」ような組織・会社

  に「絶対にしたくない」と言うことです。


● この「3つの歌」から想うことに共通しているのは、私の強

  い「想い」~信念~の根幹であります「み~んな人間」「

  ~んな仲間」そして「み~んな一緒に」なんだということに

  もつながってまいります。


● お客さまも人間、上司・先輩も人間、仲間も人間、そして

  自分も人間。入り口は単純「み~んな人間」なんです。


● だから、私は「立派なビジネスマンになって」とは絶対にお

  願いいたしません。

   どうか「時間を重ねるごとに『いいにんげん』、もっと言っち

  ゃえば「いいにんげん」でもありません、「いい」ではなく「あた

  りまえ」なんです。

   「あたりまえのにんげん」になっていただきたい、株式会

  社ABCDEを「あたりまえのにんげんの集まりの会社」にし

  ていきたい、のです。


● 「あたりまえのにんげん」とは「他人の、相手の人の今の

  心の状態を感じることのできる人間」なんです。


 そのためには・・・。これも簡単に考えましょう。

   「自分が嫌だと感じることは他人にも絶対にするな、

   自分がやってもらって嬉しいことは他人にしていこう」と

   言うこと、そして・・うそをつくな」と言うことを実践して

   いって欲しいと思います。


● 結びにいたします。


● 「あたりまえのにんげん」として生き、仕事をしていくため

   に


         

                       挿絵は田中拓馬画伯 描

● 「うそをつかない、正直に」そして「約束は必ず守る」「助け

  あう」、この株式会社ABCDEの『3つのお約束』を実践して

  いただき、『ABCDEに仕事を頼むと、ABCDEと一緒に仕事

  をするとABCDEで働くと・・「私の人生は活き活きする」』

  そんな感動の声がお客さまを初めてとしたABCDEに関係

  していただいている全ての人たちから湧き上がる会社創り

  をみなさんと一緒に、やっていきたいとの想いを新たにして

  います。


● 「お客さまから最初にお呼びのかかる会社」。

             The One To Call。

   そして関わっていただく全ての人たちを笑顔にできる会社、

  たくさんの人たちの笑顔に支えられている会社ABCDEを創

  っていきたいと思います。


● 株式会社ABCDEに入社していただき本当にありがとうござ

  います。

  今日から、宜しくお願いいたします。



今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして

ありがとうございます。


書かせていただきましてこと・・・・

最初に語った時は既に今から20年前になります。


改めて書いてみましたが

私の想いは全く変わっていない・・・

改めて

確認しています。


        本日、新入社員としてスタートされたみなさんには

            「楽しく」仕事をしていただきたい、

        毎晩、「ああ今日も楽しく仕事できたな」の心と

             なれるような動きをしていただき

            毎朝の出社時間が待ち遠しくなる

               会社生活となって欲しいと

                 心から想います。


                ありがとうございます。

      にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)