『人の評価』はカウントアップ思考でいくと楽しい!!~脱!「標準と正規分布」ものさし。私の想い~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

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前回、「人生」を不確実なカウントダウンで考えるのではなく

事実、変わらない確実なカウントアップで考えたら、との私の

想いを記してみました。


書いている途中で「あれ!?このことって俺が会社組織所属

の時にメンバー評価の時に評価者=マネジャーに言い続け

お願いし続けていたことと同じなのでは、と気づき、手許の

メモノートに「次回は引き続き、カウントアップの想いで『人』を

観て行こう」で書くこと、と記しました。


自分に正直に今回、メモを手許において書いていこうと思い

ます。


     「人」の評価は

   いつも誰に対しても

カウントアップ思考で行くと楽しい

    ~できないことを探し出すのではなく

            できることを見つけてあげよう~

  ~脱!人間が勝手に創る「標準」と「正規分布」思考~


「評価」。


会社組織での「評価」だけでなく

家庭内、例えば子供の評価、妻の評価、旦那の評価・・・・。


日本での「評価」の特徴を私は「2つある」と想っています。

そして

日本での「人の評価はおかしい」「まずい」「変えていないと

社会が更におかしくなっていく」とも・・・。


学校教育での「評価」の誤り行き過ぎた日本の点数主義

の「欠陥」の蓄積???なのかなと思ってもいます。


さて

私の想う「日本人の「(他人)評価」の特徴2点を記していき

ます。


①その人の評価と言いながら「相対評価」となって

  いる。


   本来の目的は「その人の評価」、例えばこの半年

   どれだけ頑張ったのか、なのに

   その人の所属しいる組織とか職級とか社歴とか

   学年とか・・・

   その組織の中での「位置づけ」を目的に評価

   行われている。


         絶対評価なのではなく相対評価

      徹してしまっている?日本・日本人が原因

      なんです。

   


      

                       イラストはYAHOOイラスト無料より



  正規分布

         数学で統計資料をいくつかの段階に分けた時、

         その平均値の度数を中心に政府の値の度数が

         同程度に広がる分布。グラフは正規曲線となる。

                              (デジタル大辞泉)


                  

  人間が勝手に創りだしている沢山の『標準』の存在

  学校教育の誤(単純に表現すれば『長所をみつけ

  長所を伸ばそうとしない)なのだと今でも私は感じています。


  人間が勝手に創りだす「標準」を基準として人をいくつか

  の段階に区分する、


  区分け・・・わかり易く言ってしまえば沢山の

  一人ひとりが異なる存在の人たちを

 『3つのグループに区分けしようとする

 日本の文化???




        

         イラストはYAHOOイラスト無料より


  その3つのグループとは・・・・・


    ・『できる人(グループ)』


    ・『ふつうの人(グループ)』

   

  そして


    ・『できない人(グループ)』


  この3つのグループへの区分けなんです。


  学校、会社、クラブ・・・・社会・・・・


            日本は

     すべての組織において

    そのグループ所属の人間を

    3つのグループに区分けする

      とってもおかしな社会

     とってもおかしな国である。

                        by入道


しかもその「3つの区分け」にあたってはさらに分解して

事前に「出現率」を決めて確認しあう、そんな動き

まである・・・・・学問、賢さにすべてを委ねている??


例えば

 ・「とてもよくできるグループ」   10% 

 ・「できるグループ」         15%

 ・「ふつうのグループ」        50%

 ・「ややできないグループ」    15%

 ・「できないグループ」       10% のように。


おかしい、ですよね。

人間的に、よりも

学問的に考えることに価値置く日本!!


私の40年来変わらない想いなんです。


そして、私の想う、私の感ずる日本人の「他人評価」の

特徴の2点目。

それは


②その「評価」のポイントは加算方式ではなく

  ほとんどの場合、減算方式


   カウントアップ方式ではなくカウントダウン方式

  であると言うことです。


   マイナスを探しだし、満点例えば

    100点からそのマイナス総点を差し引いていく

    簡単に記せばこうなります。


  その人の『できないこと』を見つけ出

 が日本の組織内での「評価」になっている。


徹底的に「おかしいぞ」、そんなのは「評価ではない!!」 

いつもいつもそんな気持ちになっていました。


 こんな「評価」はする方にとってもされる方にとっても

 両者しくないのになんでいつまでもこの方式で、

 なのでしょうか。


私は会社所属時代、『評価」の時には対象のその人の

   当該評価期間(半年とか一年)で

          その人が

新しくできるようになったこと」を探し出す

ようにしましたし、他の評価する人たちに対しても

お願いをし続けました。


「できないことを探し出す」のではなく

「できることを見つける」

「当該期間でできるようになったことを

                   評価する」

そんな評価プロセス、です。


そしてフィードバックの時にも本人と

「この期間で新たにできるようになったことは?」

「新たにできるようにしようと想っていることは?」

から会話を始めます。


本人が気づいていないことも結構あるんです。

それを会話の中で「○○やったんだよね」とか

取り上げるとご本人・・・・笑顔になります。


その会話のキャッチボールの中で次の期間のその人の

「目標」についても先ずは

「この期間で何をできるようにするのか」

本人から提示してもらい、なぜにそれをテーマとして取り上

げたのかを説明してもらい、私から「こんなことは・・」とか

「それよりはこっちを、と思うんだけれどもどうかな」

「○○さんの言う□□ができるようになると結果として

○○さんの営業数字にも表れるはずだから数字目標にも

その動きを盛り込もうよ。私も一緒に営業同行するから」

などと語り合いながら

「目標設定のアドバイス」をして後日、本人から

「○○期 私のミッション」として提出

してもらっておりました。



相対評価ではなく絶対評価。

比べるのなら

「Aさんと他人」なのではなく

「昨日のAさんと今日のAさん」

比べてあげればいい、んです。


      今日のAさん     

   昨日のAさん 


   この値が「1以上であればいい」んです。


そしてこの分数式は「自分を客観的にみるものさし

としても使うことができるんです。


      今日の自分   

     昨日の自分   


いつも毎日

新しいことに挑戦する、チャレンジしていくこと

でこの状態を創造することができるんです。


分数式の値を「1」より大きくしていけるんです。


私はずっとそうしてきました。


新しい本を読む、新しいヒトと会う、

仕事のやり方を変える、

初めての物を食べる・・・・・

なんでもいいんです、

「自分にとっての初体験」を

一日一つやっていけばいつも「1より大きくなる」んです。

                  

楽しいですよ、面白いですよ。


競争しあいましょう!!!

 でも!!!競争相手は

   自分以外の人ではなく

    「いつも昨日の自分」なんです!!




「人の評価」!!

マイナス・できないことを見つけ出し

減点するのではなく、

できることを見つけ出し

新たにできるようになったことを

発見して加点していけばいい

そう私は想い実践してきました。


カウントダウン方式の評価からカウントアップ方式の

評価に変えてみられてはどうでしょうか。



      今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして

              ありがとうございます。


        ものすごく単純に考えませんでしょうか


    なんのために「評価」するのですか?の問いかけに。


     評価するのは「今よりできることを増やして欲しい」

           これだけなんだと想うのです。


               と、すれば

  その入り口は「今、何ができるのか」「今、何ができているのか」

      きちんと自己認識そして他人認識すること、です。


               できていないことを

    いきなり指摘されてもそれはその人の「やってみようかな」の

           心の変化には繋がりません。


          かえって「心が委縮」してしまい

    組織に所属するのが「楽しくなくなってしまう」のです。


             同じ生き物?である

               人間同士。


       その生きる根本は「助け助けられ」!!!

           そして『助け助けられ」とは

     「一人ひとりのできることの組み合わせ」なんです。


        学問に振り回されるのをやめませんか!?

        学問に振り回されるのを止めましょう!!


               ありがとうございます。

     にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)