<<ブログ222>>
老若男女、だれにでもある「誕生日」。
私、今66才ですが、年齢重ねた50歳の誕生日あたりから
そして、私だけでなく誰が言うことなく・・・・
世の中もほぼみんなが口にしたり書いたりしていること
『人生のカウントダウン』に突入しました・・・・
あと何年生きられるのか、なんですが
私、今年2月2日からの66泊69日に渡る入院治療を受け
考え方が変わりました。
入院前の詳細検査の後、
5年生存率の世界が自分事として目の前に・・・・。
2週間位だったでしょうか、
「なんで」「どうして俺が・・」との想いから
心立ち上がれずにいました。
そんな気持ちのままやってきた入院・・・
病室に入り、更に気持ちが落ち込みましたが
それまで悩み考え続けていたこともあり
入院2日目に
考え方を逆転させました。
病室で書いたメモノートを参考に今回はその想いを。
カウントアップ
人生への想いの転換
カウントダウンはやめました
カウントアップの人生にしています
~私の想い~ by入道
カウントダウンの年代になりました・・・・
50歳を超えたあたりから周りの友人たちからも
誕生日になると聞こえてくる言葉。
私も使っていました。
カウントダウンは引き算の言葉。
そして
カウントダウンは実は不確か、不確実なことば。
イラストはYAHOOイラスト無料より
カウントダウンは
多分、日本人の平均寿命から自分の年齢を差し引いて
「後、何年生きていられるのか」を示す言葉。
あるいは自分で想定している「何歳まで生きられる」を
前提として今の年齢を差し引くことで出てくる言葉。
カウントダウンは「ゼロ(0)」を目指していく動き。
私も使い続けていました。
でも、今年2月の入院2日目にそんな想いを自分自身で
変えました。
そして
人生初の入院生活に対して「自分への4つの約束」を
創りました。
①起床したら病院着(パジャマ)を脱ぎ捨て「私服」に
着替える
②私服でいる時間帯は意識してベットで横にはならない。
③点滴棒を引っ張ってでもできるだけ病院建物内を
歩き回る
④就寝時間前にはシャワーを浴びて入院着(パジャマ)
に着替えて横になる
気持ち、想いを
変えると楽しくなりました。
どう変えた?
引き算から足し算に変えました。
どうなっているのかわからない不確かな、もしかしたら
迎えられないのかもしれない『明日』だけを考える
のではなく
今、生きていることが確実な『今日』を
『今日と言う日の1日1日を重ねて行こう』
病室のベットでこう想いが変わったとたんに、
変えた途端にカウントアップの言葉が飛び出し
枕元にいつも置いてあるノートに書き込んでいました。
カウントアップは不確実ではなく「確実」なもの。
カウントアップは足し算の言葉。
カウントアップはゼロからのスタートの動き。
「生きてきた1日」、「生きられた1日」を
足していくんです。
カウントダウン
あと何日いきていられるのか
あと何日生きられるのか
こう考える、こう想うのではなく
カウントアップ
何日生きてきているのか
何日生きられているのか
いろんなことがある
いろんな人と出会う
一日一日の積み重ね。
事実の積み重ね、です。
入院2日目の病室のベットでこう自分の想いを
意識して変えたら
毎日を無駄にしなくなりました
毎日を楽しくしようと考え動くように
なりました。
妙な表現ですが
「明日できることは今日しなくてもいい」ではなく
『今日できることは全て今日しよう」に
変わりました。変えました。
カウントダウン人生から
カウントアップ人生への転換、でしょょうか。
今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして
ありがとうございます。
カウントダウンからカウントアップへの
想いの転換
これだけのことなんですが
日々の自分自身の動き方
過ごし方、ずいぶんと変わりました。
朝、起きて病室のカーテンを開けて
「新しい朝、新しい一日を迎えることができた」ことに
感謝し、喜び
夕べには
病室のカーテンを閉めて
「今日一日をありがとうございました。
また新しい朝を迎えられますように」の想いで
眠りに就く・・・・・
一日を「大事」に生きていく
そのために・・・・
前記いたしました『入院生活4つの約束』を自分で創り
しつかりと実践したことで
妙な表現ですが
元気に退院できた、と想っています。
ご来光!!!
日本人が朝日に手を合わせる
それは正にそんな心の、そんな気持ちの現れなんだと
改めて想い
今朝も太陽に感謝、いたしました。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道 (入村 道夫)

