組織・会社の「明日」
未来の組織・会社を決める
二つのファクター
by入道
景気が良くなるか、悪くなるかは
私たちの事業を営んでいく「方針」には
無関係である!!
好況、不況・・・景気の動向に
一喜一憂することなかれ!!
経営をめぐる世の中の環境は一定なのではなく、
めまぐるしく変化していくものであるが、どんなに
経営環境(好況・不況)が変わるとしても、それは
『経営原則』を超えるものでは絶対にない、と私
はえ続け実践し続けてきました。
好況であろうと不況であろうと自身の「経営」へ
の『想い』は不変であるべき、なのです。
変えてはいけない、そう思います。
その『原則』とは何?
それは『全ての受け入れられ永続していく変化は
「人間として生きていくために」より良く、より幸せ
に、そしてより快適に」の方向以外には有りえな
い』と言うこと、です。
ビジネスの「原点・根幹・あたりまえ」は『お客さま
(=人間)の存在』です。
イラストはYahooイラスト無料より
お客さまの存在しないビジネスは在り得ません。
そしてお客さまに対しての商品・サービスの提供
側(会社)も「全て人間で構成されている」「人間
の集まり」なんです。
従いまして
ビジネスとは「にんげん対にんげんの生のあた
りまえ<支え支えられ、助け助けられ>」の構造
に「お金の受け払いを加えたもの」・・・
イラストはYahooイラスト無料より
「自分では無理、自分ではできない、自分でやっ
ていてはすごく時間がかかってしまう」・・・
こんな状態に対して「他人の力と経験と知恵を借
りると自分では不可能と思っていたことができる
ようになる、今より幸せになれる、夢だと思ってい
たことが実にしていける、今よりも快適になれる
・・・・
そうしてくれたことに対して「お金を支払う・お金を
受けとる」。
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これが「すべてのビジネスの誕生の入り口」「ビジ
ネスのあたりまえ」
私の想いはそこに行き着いています。
そして
「お客さまとは常に『より良い商品・より良いサー
ビスをより安く』の行動を積み重ねていく」
これもきっと不変、つまり「あたりまえのこと」
「あたりまえの原則」と考えて仕事をしていくべき、
仕事をしていきたいと思い続け、そして実践し続
けてきています。
従いまして、
「会社の明日、会社の未来」を考えていく時の大
きなポイントは『会社が営んでいる事業領域』と
『会社のお客さまはどんな人たちなのか』を
想定することが重要なのです。
イラストはYahooイラスト無料より
難しく賢く考え込む必要はありません。
あたりまえに戻れば易しくなります。
「自分たちのお客さまの欲すること・欲するもの
は何?」
「自分達のお客さまは自分たちが提供させてい
ただく商品あるいはサービスの何をもってご満
足してくださるのか」
どうしたらもっと「お客さまに『ありがとう』の言葉」
をいただけるのか、を考えて現実化し続けていけ
ばいい、だけなんだと思うのです。
こんな想いと動きの積み重ねが「ビジョン」となって
いきます。
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会社はたくさんの個人(にんげん)の集まり(集合
体)であり、一人一人異なる特徴<個性>を持っ
たたくさんの人たちの「心をひとつに」していけるか
否か、
それは経営(組織)トップが掲げる「未来地図=ビ
ジョン」、そしてそのビジョンの「基」となるトップの
理念、「想い」に共感できるのか、共感しているの
か、で決まる、
私はそう考えています。
バブル期、高度成長期時代は言い切ってしまえ
ば、「トップ・取締役・MGRは誰でも良かった、
そして何もしない方が良かった・・」
(お客さまの心もパブってしまっていて「高いもの
=いいもの」の誤ったものさしを使っていたことに
より、単純に言えば価格を高くすれば売れた・・・
のである)のであるがバブル崩壊、そして
リーマンショックと言う連続しての天からの警告
以降は、組織のリーダーとしての取締役・MGRの
役割は「より原点回帰」が要求されているのです。
でも
一度、しかも長い期間、「いい思い」を経験して人
間の心は一挙の切り替えができずに「夢よ再び」
「時が経てばまた・・・」といった甘えの心に覆われ
ている人たちが「今でも」たくさん存在しています。
だからこそ上位者に求められるもの、あたりまえ
は「言動一致&率先行動」=自己マネジメントな
のです。
MGR、マネジャーとは「自分をマネジメントでき
る」ことが最低の必要条件である、
私はそう思うのですがいかがでしょうか。
イラストはYahooイラスト無料より
自分をマネジメントできない人が他人のマネジメ
ントをできるはずない!!!んです。
組織・会社の明日・未来を決定するファクター。
難しくではなく易しく考えていくとこのポイントとな
るファクターは私の場合「2つ」になります。
それは
『にんげん』そしていまひとつは『上位者』。
この二つです。
にんげん
お客さまも人間、お客さまに商品・サービスを
お届けする会社に働く人たちも人間。
会社を支えてくれる協力会社の皆様も人間の
集まり。
会社に、組織に関係するすべての人たちが
『活き活きと楽しい安心の人生を積み重ねてい
る。
満足の一日を積み重ねている状態の形成』
上位者=取締役・MGR(マネジャー)
①多くの人間の心をひとつにして動かしていく
に足る人物であるか。
②常に会社・組織の先々・未来に対して「こうし
ていきたい、こうありたい、ああしたい」の夢
(=ビジョン)をデザインしている人物であるか。
③上位者自身が語る夢・ビジョンで大勢の人間
の 心をひとつにできるのか。
④大勢の人間がついていきたい、一緒に連れ
て行って欲しい、の心になれる
「信頼できる人間」なのか。
上記4項目の全てに「YES」の人間がトップ・上
位者になっているのかが組織として会社を考え
れば超重要ファクターであることは当然のことな
のです。(あたりまえの条件)
組織、会社のトップのみなさん、
上位役職者のみなさん、大丈夫でしょうか!?
今回も最終行にまでお目を進めていただきまして
ありがとうございます。
組織は二人以上の人間の集まり、
単純ですが私の定義付けです。
そして
組織はトップリーダーの「想い」によって
その動きの方向、
実現を目指していくものが
あたりまえですが
異なってまいります。
と、すれば
自分がどの組織、会社で仕事をしていくのかを
考える時に大切なのは
『その組織(集団)のトップの「想い」に
自分が共感できるか』と言うことです。
トップ・リーダーも
そしてそこで働く「私」も『にんげん』なのですから
言い換えれば
トップ・リーダーの人間性が
「自分が一緒に動いていきたい」ものなのか
この確認がものすごく
大切なのだと思うのです。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)






