「いい会社」「Good Company」ってどんな会社~私の想い。~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

「Good Company」「いい会社」・・・・

普段あたりまえのように頻繁に使い、書籍などに

おいてもとってもたくさん使われているワードです。


「いい」「Good」、その「ものさし」とは何なのだろう

、と考えた時に私は世の中で語られているよう

な「各種経営比率」とか「財務数値」なんて難しい

「数字」で、そして「学問的に」判断してはいけな

い、判断できない、前々から想っています。


では、どう評価、判断するのか。


単純なんです。


その会社に関わっている「全ての人たち(人間)」

視るだけでいい、私はそう考えそう想い

そうし続けてきています。


と、いうことで・・・。



        いい会社

     Good Company

  いいって何?Goodって何?

                        by入道



いい会社、Good Company。


私たちは良く使っていますし、いろいろな書籍に

もたくさん登場する言葉なのですが、何を持って

「いい」とし、何を持って「Good」とするのか、

ご自身でじっくりと考え、ご自身なりの「定義付け」

をされたことってありますでしょうか。


Good Companyって何?どんな状態を持って

『Good Companyそして「いい会社」』となるの

ですか?


そこまで突き詰めなければ、何をしていけばい

いのかが浮かび挙がってこないのではありませ

んか。


本気の行動レベルにまで落とし込んでいくため

には、できうる限り具体的にイメージしていくことが

必要なんです。


『いい会社』。ひとり一人の人間によって異なる

と思いますし、異なることが「あたりまえ」のこと

だと思います。


だから、遠慮なんかせずに自分の考え、想いを

徹底的にぶっつけあっていったらいい、のです。


いい会社の出発点はひとりひとりが徹底的に、

『いい会社って何?いい会社の「いい」って何』

を考えることから始まるのです。


私の想う『いい会社』『Good Company』、

少しだけですが記していきたいと思います。


いきなりなのですが、私の想う「いい会社」を、

どでかくまとめてしまうと、『関係する全ての人

たちの笑顔の上に成り立っている会社』、

『関係する沢山の人たちの笑顔によってその

存在が支えられている会社』となります。



         


私はいつもそんな状態を目標として実現のた

めの一つ一つの動きを重ねていました。


他人の涙の上に成り立つている会社が「いい

会社」であることは絶対にあり得ません。


なぜそう考えるのか。


「いい会社」であるかどうかを見極めるには

「3つの側面」を見ればいい、と昔から想って

います。


この3つの側面が3つとも『いい』状態であれば

その会社はきっと『いい会社』なのだと思うので

す。


3つの側面・・・・。


ひとつは『社風とか風土』と言う言葉で観る側面

、<<その会社で働く人たちを観ればわかる側

>>です。




      


ひとりひとりが活き活きと自分の強み(=個性。

自分らしさ)を発揮しながら、その個性での「でき

ること」を自己増殖し続けながら仕事をしていて

且つ、一人一人が仕事を離れても「魅力あるに

んげん」であること、です。


わたしたちがある会社を評価する時、たぶん、

その会社の自社担当者あるいは担当部門を通し

て判断するのだと思います。

会社はそれ自体では抽象的存在でありますので

評価できっこありません。その会社に働くひとり

ひとりの人たち、現実的にはその中の日頃、接点

のあるごくごくわずか(2人とか3人とか・・)の「人」

を通してみている、感じている、のですよね。


その会社に在籍している「全員」にあってから、

その会社が「いい」かどうかを判断する、こんなこ

はない、ですよね。


その意味から経営を担当させていただいていた

会社の全てにおいて『全員が胸を張って活き活き

仕事をし、人間的な魅力をも沢山もっている

にんげんの集合体』にしていきたい、といつも宣言

しておりました。


「いい会社」判断の3つの側面の2つ目、それは

「『経営』の側面」、「経営者を観ればわかる側面

です。



        


前記しましたが会社は、それぞれ個性を持った

にんげんの集まりです。その中でも特に、「経営

者(層)」は会社を代表する人たちですから、

あたりまえに「より人間的魅力」を要求されるはず、

だと思うのです。


また多くの人たちをひとつの方向(=企業継続の

「目的」)に向けていくこが会社として必要であ

ることは心に感じていただけることだと思います。


異なるにんげんのこころをまとめていくことができ

るのは数字ではなく『想い・夢の共有』によっての

み、可能になる、私はそう想い続けております。


経営者の『想い・夢・・ビジョン』を語り続けること

ができる経営者(層)が必要不可欠な存在となり

ます。


社長は「経営に対しての夢・想い・ビジョン』を持っ

ていなければ社長になってはいけない、一緒に働

いてもらうたくさんの仲間がかわいそう、

私の自然な想いです。


会社の中のスタッフ組織の存在意義の大きな一面

がここ、経営者の想い・夢創造のサポートにある、

そうも考えます。


さて「いい会社」「Good Company」判断の最後、

『3つ目の側面』、それは『業績』であり前の2つと

同じように「人」でみると『お客さまの側面』となり

ます。



          


この場合のお客さまは「できうる限り『拡大』して

考えることが肝心です。


自社の製品・サービスにお金をお支払いいただけ

るお客さまだけを「お客さま」と『狭く』捉えてはダメ

です。


直接・間接に会社に関係していただいている全て

の皆さん(出前してくれるお兄ちゃもお客さま!)

を全て「お客さま」と考えたらいい、と思います。


職場の仲間も自分以外はお客さま、なんです。


こう考え動いていくととても楽しくなりますよ、

私の経験からのアドバイスです。


会社の計上する『利益』は将来、未来での「想い

・夢」を実現していくための「原資」となります。


欠くことのできないもの、です。


しかも、その「利益」は『お客さまの満足』に裏付

けされたものでなければならない、

私の信念です。


  利益=Σ(お客さまのご満足)

           ―Σ(お客さまの不満足)

        ↓↓


  利益=Σ(ありがとう)

           ―Σ(ばかやろう)

     =Σ(笑顔)

           ―Σ(涙顔+怒顔)


この式のように考え動きにしていきたいのです、

そう想い20年以上「経営」してきました。。


では利益の『源泉』、それは何なのでしょうか。


私の想いは「にんげん」に戻ります


利益の源泉、それは『にんげんだけが持つ<

力>(=創意工夫)』にあと思います。


別の言い方をしますと「付加価値」と言う、よく使用

される言葉になります。では、創意工夫を発揮でき

る職場・会社にしていくにはどうしたらいい、のでし

ょうか。


簡単です


最初の1番目の側面である『従業員の側面』に戻

ばいい、んです。


望ましい状態での「循環」が必要になる訳です。


このように考えていきますと、「いい会社」を考え

基本、あたりまえは『にんげん』を考えることと

イコなんだと思うのです。


だから、前記しました『関係する全ての人たちの

笑顔の上に成り立つ会社、たくさんの人たちの

笑顔に支えられている会社』を構築していきたい、

とどこでも思いますし、私の個人キャッチフレーズ

としてもう30年以上使い続けています、

にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ」ともつながって

まいります。



         
  


先ほど、「利益」の箇所で「シグマ記号(Σ)」を用

いました。

集合を表すこの記号が私は大好きなんです。


そこで

ここまで書いてきましたことをこのシグマ記号を用

いてまとめにつなげていこうと思います。


  会社=Σ(部門)=Σ(部)=Σ(課)

     =Σ(担当)=Σ(個人)


この式から展開していくと私の場合、更にこんな

「式」になります。


  会社=Σ(にんげん)

     =Σ(しあわせ)

     =Σ(ゆめ)

     =Σ(こころ)


ひとつひとつの会社。

会社をどうしていきたいのか、どんな会社にして

いきたいのか、いずれにしても根本は先ず、

その会社にはたらくひとり一人にかかっている

のです

そのためにも

ひとり一人が改めて

ゼロベースで「自分らしさ」(自分の持っている強

み・創造性・できること)を自分で見つめなおし

発見し、自分らしさを発揮し合うことがポイント

なのではないのでしょうか。


「他人が何をしてくれるのかを待つのではなく

  自分は何をできるのか」

ひとり一人がこうした心の会社であれば・・・

いつもいつもこんなことを語り続けておりました。


          
              


  今回も最終行にまでお目を進めていただきまして

         ありがとうございます。


   「いい会社」あるいは「Good Compqny

           いろんなところで

   いろんな人たちが使っている言葉なんですが

        その根本の「いい」って何?

     「Good」ってどんなこと?どんな状態??


          こんな当たり前のことを

    じっくりと時間をかけて明らかにしていくことが

             とっても大切

 私は経営を担当させていただいた全ての会社に置いて

      ここを入り口に全員の心を解きほぐし

            「共有」できる

      具体的な「状態・状況(状態目標)」を

       提示させてもらってていました。


    わかっている「つもり」ではダメ、なんです、

       トップが勇気を持ってきちんと

        問いかけ続けていかないと

         いけない、とも思います。


           そうしていけば

     ひとり一人の「何のために働くのか」

    「今のしんどさの向こうに何があるのか」

    「何の実現のために汗していくのか」が

          明確になりますので

     「活き活きとした人間の集まり」にも

           なっていきます。


      私の20年以上の経験・実践から

          そう断言できます。


         ありがとうございます。

にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村道夫)