自分で創る自分の人生を~組織に所属していることの一面。かつて自分自身への投げかけ言葉<47>~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

定年時期を間近に控えられている人たち、そして

退職を考えられておられる人たちから「これから」

「その後」について色々と相談を持ちかけられるこ

とがかなりの数あります。


そんな時に私が最初に質問させていただいてい

のは単純に

「貴方はどんな人生を過ごされたい」と思ってお

るのですか、「これからの貴方の人生目的

何ですか、「奥様と『これからどんな人生を過

ごしいかれるのかを語り合っておられますか』」

・・・

と言ったことであり、そこから「その方の人生目的」

を「その方ご自身+奥様」で形成していただく方向

に展開させていただいております。


なぜにそんな質問をさせていただいているのか・

それはほとんどのみなさんが「働くことを目的」と

てしまっている、「何のために、何をしたいから」、

人生の目的をおぼろげながらでも持たれていて、

その実現の「手段のひとつ」として働く」と考え

ておられる、仕事されている方々がほとんどお

られない、と感じているから、です。


私も同じでした。


働くこと=自分の人生」と想い続けていました。


40歳直前、

「働くこと」「仕事すること」を真剣に考え続けて

いた時にふっと気づいたことがあります。


それは産まれてから会社所属を離れるまで、

組織(家庭・学校・会社)に所属している時期、

自分の人生を考えると、とてつもなく沢山の時間

決められたルール」「与えられたルール」で生

きてきているぞ、と言うこと、でした。


会社に縛られている」「会社の(ルール)に束縛

れている」、良くこんな言葉も耳にしますが、

逆から見てみますと「そうではない!!」のです。


与えられたルールの中で自分は大半の時間を

過ごしてきている」んです。


「考えなくていい」んです。「」なんです。

でも、それが自分の人生と照らし合わせた時に

どうなんだろうか、このようなことを

ひとり一人がやはり考えることが大切であると

思いますし、そのためには「自分の人生目的・

人生目標」~「私はこんな人生を送りたい」「家

と共にこんな人生をすごしていきたいな」~を

形成することがとっても大切なんだと思います。


そこで今回は「組織に所属している」ことの一面

に関しての私の想いを。



かつて自分自身への投げかけ言葉<47>~


   自分で創る自分の人生

 人生目的・目標をおぼろげながらも

    デザインし続けていこう

~組織に所属していることの一面

ふたつのルールが在ることを知ろう

                       by入道


私は「定年」時期を待たずに58歳で自分で会社

所属の生活から卒業しようと決め、実行いたしま

した。


それは『会社所属の最後は会社のルールに従う

のではなく自分で、自分の意思で決める』、そん

な自分の想いから、でした。


ふたつのルール。

これまでの人生(だと思ってきた)ルール」と

これからのルール」。


一体、何が違うのでしょうか。



産まれてからの「これまで」。私たちは「組織」で

生き続けてきています。


家庭生活、保育園・幼稚園、小学校・・・・・・・高校

大学そして会社。


      


そしてそのたびに自分の呼称が変わります。

子供」「学生」「会社員」「経営者」・・・。同時に、

その呼称に連なっての「ルール」が与えられてい

るのです。


今までのほぼ全てといっていい時間を私たちは

「組織」(=人の集合体)で過ごしてきており、その

組織生活の中での生活ルールは「与えられるルー

」であり、「守らなければいけないもの」です。


英語で表現すると「MUST DO」です。


朝起きる時間から夜眠りにつく時間まで「与えら

たルール」、もっと言い切ってしまえば実は

産まれから今までのほとんどの時間を私たちは

『与えられたルール・シナリオに沿って生きてきて

いる』と私は想います。






この生き方は「」なのです。


家庭のルール学校のルール会社のルール

って動けばいい、のですから。


社長であっても「同じこと」です。


朝9時までには出社をして17時までは会社で仕

事をする、その仕事のやり方についてもルールは

与えられます。


朝何時に起きるのか、そして夜は何時に眠るの

か、幼いことろには両親の「もう起きなさい」そして

「もう寝なさい」で始まり、新しい組織に所属すると

その組織、例えば学校の始業時間そして会社の

就業時間を守ることを前提として決めています。


決めている、のではなく決められている、んです。






何時の電車に乗らないとまずいから何時には床

就こう、休みの日の過ごし方も実は組織のル

ルが大きく影響しています。


月曜日は絶対に遅刻できないから日曜日の夜は

ちょっと早めに床に、とか日曜日しか休めないか

行けるのは○○までだな、とかとか。


逆に考えます


自分が考える必要がない、んです。


組織のルールが自分の生活パターンを決めてい

、決めてくれていんです。


認めたくない気もしますが、これが「事実」なんで

す。


今までは両親・学校・会社・・・「他人(=自分以

人)」が創ってくれていたルールに従って

生きてきている」、のです。


こんな想いで「これから」、会社組織を離れてか

を自分の経験を踏まえて考えていきますと

自分自身で創らない限り「これからの人生ル

ルはない」』と断言いたします。


これからルール」=『人生ルール』は自分自身

創っていくことが必要になります。

自分で創っていける、のです。



所属している組織につらなった呼称(学生・会社

等々)から脱して『人間』に戻のです。


      


自分自身の人生ルールを自分で創ることが必要

なってきます。



これがないと「ぬれ落ち葉生活」になりますし今ま

での出社時間に「図書館・公園に」となってしまい

ます。


極言してしまいますと『何も考えなくとも毎日を重

ね続けてこれた「楽な生活」』のままですと会社所

属から解き放たれたその瞬間から「何をしていい

のか」「何をするのか」がわからなくなってしまいま

す。


そして

何もしなくとも「注意・忠告・指導」してくれる人(同

僚・先輩・上司・人事組織等々)も存在しないんで

す。


ポジティブに考えましょう。


いままで、これまでのルールを『MUST DO』と

ますと「これからのルールは『WISH』」なんです。


「ああしたい、こうなりたい」をたくさん持つことで

たくさん持っていることです。


「ああしたい、こうなりたい」から「自分自身のこれ

からの人生のシナリオを創り、そのシナリオが自

自身これからのルールの源」になるものです。


自ら日々のシナリオを創り、それに従って活動し

いくことができる「楽しみな人生」、これが「これ

から」なのだ、と思うのです。


でも!!

自分自身が創らなければ誰も創ってはくれない

これも事実です。


使ってはいけない言葉なのかもしれませんが敢

て。


楽(らく)だけれども面白くない?生活」(会社組

所属)から「ちょっとしんどいけれども楽(たの)

しい生活」変えていける、のです。

(本来は会社所属中に楽しく仕事するには・・・を

 自分自身そして仲間と共に考え、実の動きにし

ていくことが面白さの源泉になる、のですが・・)


さて・・

会社を、仕事を辞めなければ自分でルールを創

れないのでしょうか。


そんなことはありません。


前記いたしましたように「働くこと・仕事すること」

を目的とするのではなく『手段』とするです。


働くことを『自分の、家族と自分の人生目的実現

のための「ひとつの「手段」』としていけばいい

です。


そのためには・・・・・単純です。


自分そして家族と自分の「人生の目的」「こうした

い、ああありたい」を明確にしていくことです。





人生を通してひとつである必要はありません。


3年後、5年後・・・ターゲットを明確にしての目的

であっても構いません。


自分で描いた自分の人生デザインを実現して

いくためのひとつの手段として自分は働く、仕事

していく」。この状態になればいい、んです


働くこと・仕事することを目的としてしまう現実に

気づき、早い段階で手段化していくこと、です。


難しく考えずに「ありたいリスト・やりたいリスト

の作成から初めてみたらいかがでしょうか。



会社に束縛されている、縛られている・・・

そんな気持ちになっている時はきっと働くことを

目的としている時なんです。


そう想います。


   今回も最終行にまでお眼を進めていただきまして

            ありがとうございます。


   「朝起きる時間」を自分で決めているのではなく

           決められている、

   そんな風に考えたことってありますでしょうか?


     朝起きる時間は会社であれば始業時間、

      学校であれば授業開始の時間から

         通勤・通学時間を見積もり、

   洗顔・歯磨き、食事そしてトイレ等にかかる時間を

       差し引いた結果で出しているのが

               起床時間。


           違いますでしょうか?


          こんな想いになった時に

         私自身に投げかけたことが

          「働くことを手段としよう」

              そのために

      「人生こうありたい」をいつもいつも

      考え明らかにしていこうよ、でした。


            こうしていけば

         私の表現で恐縮ですが

    「今のしんどさの向こうに何があるのか」

   「今のしんどさは何のためのものなのか」

         明らかになりますので

       『ああ嫌だ』の心にはなりません。 

           (なりません、でした)


          ありがとうございます。

 にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)