「システム」って何ナノ~『人間主役でシステムを変える勇気を常に』~難しく考えずに優しく感じよう~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

   もっともっと「システム的」に考えて

 会社・社会での人間支援を!!!!!!


システムとはいったい何なのだろうか。様々な

定義づけが存在していますが、私は単純に昔から

以下のように想い続けております。     

●『システムとはにんげんの幸せ・夢を実現し

く(にんげんを苦痛から解放してよりにん

げんらしさを発揮してもらう)ための仕組み』。

 
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●この私なりのシステムに対する定義には全く

ピュータの言葉は存在していません。



●なぜ、なのか・・・これについては前記いたしまし

た私のシステム定義の中で用いています「仕組み

についての私の想いを解っていただかないといけ

ないかな、と感じます。


●結論のみを記すならば、『仕組みとは組み合わ

と考えています。そしてその「組み合わせ」の

対象は会社経営を例に単純に言ってしまえば『

営資源(私の表現ですとマネジメント資源、とな

ます)であり人によってその組み合わせ対象資

の多寡に差がでてくるもの、です。


組み合わせ、なのですから当然に対象が多く持

っているほど対応力(=組み合わせの数)は増して

いきます。



●身近なところで考えてみてください。


メンバー、仲間一人ひとりは貴方にとって大切

切な経営資源なのです。



●例えば、貴方が課長ならば。


●課の課題に対して、先ずは、貴方に委ねられて

いるメンバー一人一人の特性「できること」

いかに把握し、その特性、「できること」をどう組

み合わせれば、対応していくことが可能になる

のか、更に個々人の特性「できること」を一つ

ずつでも増やしていために貴方は一人一人に

対してどんな支援・サポートができるのか、を考え、

実践していくことが私の想い続け、実践し続けて

いる『マネジメント』そのもの、です。



●もしかしたら組織を預かる貴方、メンバー・仲間

「できること」を探すのではなく、「できないこと

を見つけ出すことに心が向いていませんか


●そして、そう教えられていませんか。



どんな人でも必ず「できること」はあんです。

そして、その人らしさ=特性・個性もあるんです。



マネジメントの入り口をはメンバー・仲間の

「できないこと」を探し出すことではなく、どんな

こともいい、『できること』を見つけてあげるこ

から、なんです。



●自分の実践経験からすると、そうしていった方

自分もメンバー・仲間も心楽しくなります



●経営資源に「無制限な状況」はあり得ません。

必ず「限度」「ここまで」「これだけ」があります。


●当然にしてあたりまえのことです。



●自分に預けられたこの限りある「経営資源」を

課題に合わせた組み合わせをすることによって

対応していくこと、これがマネジメントであり、

『経営なのだと私は思います。


★そして、そのための「創意工夫」こそが「シス

テム化」そのものなのだと私は想うのです。


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●この経営資源に「コンピュータ」を組み入れて

課題解決のための仕組み、手法を形成していく

のが「コンピュータ・システム開発」です。


●コンピュータを組み込まなければ、システム化

ではない、これは間違い、です。



●世のなかでは一言で「システム開発」と言われ

いますが、私は本来異なるもの、だと思ってい

ます。


  システム化  コンピュータシステム化


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システム化とは、ある意味で『現在、現状の

やり方では不可能(=できない)なことを、

可能(=できる)にしていくための新たな仕組み

創り」である、と考えるべき、なのであり、当然にコ

ンピュータを組み込まなくとも、例えば、「仕事の順

序を変えるとか、シンプル化をはかる」とか・・・

こういった行動自体がシステム(化)思考なのだ、

思っていただきたいのです。



●例え、として、ここで業務のシステム化」と言

ことを考えてみたいと思います。



出発点は明確です。



●「今、このままの業務の進め方では困る(=泣

ている人がいる)」と言う現実、これが出発点で

す。



●そして「これ(どこかに泣いている人がいる)」

感じとることのできる人なら誰でもが「システ

ム開発者」になることができます。断言いたしま

す!!



●その上で、現在、業務を進めている中で何が

ネック(=涙の源)となっているのか、何が効率

のさまたげになっているのか、私の言葉で言え

何が「根本」原因となって人が泣いているのか、

痛なのか、を掴み取りこの部分を自分に預け

られた「経営資源」の組み合わせによって解決して

いくことが「業務のシステム化と言うことなのです。



●極論を言えば「作業をひとつ無くす」ことも、また

指示系統が混乱の原因とわかれば、上位支持者

にその旨を申し入れ、解決していくことも、私の解

では立派な「システム化」そのもなのです。



★別の言い方をすれば「マネジメントとシステム」は

私の心の中では同一、「いまできないことをできる

ようにすること」「今、不可能なことを可能にする

こと」なのです。

システム化のスタートにコンピュータ知識なん

全く必要ありません。不要なんです



●そして解決してくための「組み合わせ」にコンピュ

ータをいれるかどうかは次の問題なんです。



●従前「ひと・もの・かね」と3要素で定義されていた

「経営資源」の範囲を拡げてみることができるか

これが必要です。重要です。



●「時間」「情報」「協力会社」「協力スタッフ」・・・

社外人脈(=自分たち以外の人たちの智慧)・

そしてコンピュータ・・・。

●好況期にしろ不況期にしろ、企業経営者は常

経営目的達成のために経営目標を掲げ、

その目標と現実との間に存在している「経営課

題」を見つけ出し、その解決のために自分がコ

ントロールできる「限られた」経営資源の最適組

み合わせを求め続けるものだ、と私は考えます。



●そして、その「目的」は究極、『にんげんだけが

持っている「創造性の発揮」による利益の創造』

にあると想うのです。


●そのためには当然に、人間には『より人間らし

仕事、人間でなければできない仕事』をしてい

ただくことです。



★このことを絶対に忘れてはいけないと思います。



●この人間の行うべき仕事への転換を『デスクワ

クからブレーンワーク&ハートワークへの転

』と私は表現しています。



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●この転換を考えますと、実はメンバー評価にも

考え方の変換を要求されてきます。



デスクワークは日常的に私たちの目で見ること

ができる仕事ですがブレーンワークそしてハー

ワークは目で見ることができません。



●デスクワークでは「頑張ってくれている」とか「夜

遅くまでやっている」等、どちらかと言えば「姿勢

の評価を重視しがちです。



●そして、

個々人の評価は多くの場合、「継続しがち」「いい

評価、あるいは悪い評価の継続」です。

(いい人はいつもいい、悪い評価も継続しがち)

評価者が思い込みのブラックボックスに入りこ

んでいる



●これに対して「ブレーンワーク・ハートワーク」で

頭の中、心の中での進捗をみることはでき

で、放っておくと「結果」だけでの評価となり

ます。



●しかし、これでは上手くいっている時にはいい、

ですが、失敗した時には「時すでに遅し」になっ

しまいます。



ブレーンワーク・ハートワークへの転換は実

「よりきめ細かなマネジメントが要求される

ことを認識する必要がある、のです。こまかく分け

た段階段階(=チェックポイント)でチェック・確認

をおこない、時にはストップをかけ、時には再度、

前段階への戻りを指示し、時にはOKサインをだす

など、デスクワークよりも数段細かなメンバーマ

ネジメント(=メンバ支援)が必要なのです。



★システム化は
「デスクワークからブレーンワーク・ハートワーク

への転換実現を支援するための仕込み創り」

ある訳です。



●多くの場合、「忙しさ」はデスクワークでの忙しさ。



●その結果、本来、要求していかなければいけな

いブレーン&ハートワークに殆ど時間を回せない、

チョットだけ時間ができても「疲れ」からブレーンと

ハートが活動しない、といった状況に、かつて私は

危機感を抱きました。



●その時に全マネジャーにお願いしたことが今ま

書いてきています「システム化発想」で、改めて

現実を見て「システム化行動」起こして欲しい、

起こしていこう、ということでした。



難しく考え込む必要はありません。



●性能の高いOA機器に入れ替える、他部門で

悩み解決したことの即時共有でもいいのです。



●このような行動のために効果を発揮するのが

VE(バリュー・エンジニアリング。価値工学)』

考え方。これもまともな定義は超難しいので、

自分で勝手に定義づけしてしまいます。


●「なぜなぜ問答」です。



●『どうしてその仕事は必要なの?なぜその書類

いるの?どうしてなの?』を数度繰り返すことに

よって根本を明らかにする、その上で「やめられな

いか」「ほかの簡単なやり方はないのか」「他に変え

られるものはないのか」とか・・・・「その目的を達成

するのであればこんな今とは別の簡単なやり方も

アルジャン」・・・

「こう変えれば時間・コストも今の30%でいけるぞ」

等々、「なぜ・どうして手法」なのだと私は感じとり、

使わせていただきました。


●「忙しさの渦の中で身を振り回されているメ

バー・仲間を見守り、ガンバッテくれよ」としか

うことのできない、言えない(どうしていいのか

わからない)マネジャーはマネジメントを自ら

放棄しているのであり、マネジャーではありませ

ん。私の信念のひとつです。


●もし、仮にそうであれば、見守るなんて悠長なこと

でなく、直ぐに自らの身を1人のプレーヤーとして渦

のど真ん中に投ずることをすべきなのではないので

しょうか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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●本来、「業務のシステム化」とは『システム化す

ること事態が目的なのではなく“人間のもつ創

造力”をより発揮してもらうためのひとつの手段

(=組み合わせ)』なのです。


●そのことを心に置いて

会社業務のシステム化、そして社会のシステム

「改めて」取り掛かって欲しい、その想いま

す。


★主体・主役は『にんげん!!』。システム・システ

・システム・・・システムがこうなっているから、

法律・法律・法律・・・・・

法律がこうなっているのだから・・・

人間は従わなくてはいけない、と私たちの耳元で

ささやき続ける魔女の呪文から人間の心を解放して

いきたい、ですね。


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★「人を主役として」!!!!

にんげんをよりにんげんらしくするた

めの「手段」として!!!


    今回も最終行までお眼を進めていただきまして

           ありがとうございます。


       システムがこうなっているから、

     それに人間が合わせなくてはいけない

         とってもおかしいことだと

              感じます。


    でも、現実の組織(会社・社会)の多くのところで

         そうなっていませんでしょうか。


        私の感覚では「法律」もシステム。

     人間の心と心で解決に至らないような時に

      一つの解決システム手段として「法律」が

           ある、そう想っています。


      そして法律はある過去の事実背景を基として

              構築されています。


    「今」「未来」をみこして構築されてはいません


   だからこそ、過去の経緯からの法律がこうだから、ではなく

    今をそして明日を生きる人間を主体者・主役として

       勇気をもって法律も変えるところは

     人間の心をものさしとして変えていけば、いい

               そうも想います。


       少なくとも、特定の人(たち)の利のために

            システムを変えてはいけない、

          逆にシステムを変えるのを拒んでは

                いけないのです。


            いつも使う私の言葉です。

     「それをすることで誰が笑顔になるのですか」

   「それをすることで涙を流す人はでてきませんか」


              ありがとうございます。


     にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入村道夫(入道)