アベノミクスに想うこと・感ずること③~大丈夫かな「未来の日本そして日本人」~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

(前々回そして前回からの「つづき」です)


●人間の生活を豊かにしていくための手段として

人間の「賢さ」がこの世に生み出し、どんどん技術

革新がみられている『IT(=通信+コンピュータ)』

経済そして社会を「バーチャル化」「ゲーム化」して

しまっているような現実・・・・・


●では、どうしていくのがいいのでしょうか。


★私の想いは単純。


★前回も記させていただきました「欲望達成を

目的としてしまっている経済・社会を生活基準

経済活動に戻していくこ」なのでは、と感じ

おります。


欲望経済から生活経済に戻していくこと

す。


●別の言い方をしますと

あたりまえに戻るが大切なのでは、

なります。


★「あたりまえ」とは何?


★私の想いはこれも単純です。

「にんげん」に戻ればいい、のだと思います。


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★「人間回帰」、ビジネス・事業なぜ産まれた

か」学問的に考えるのではなく、「にんげん

のありまえ」として心で感じとればいい、のだと

思うのです。


社会もビジネス・事業は決して学問から誕生

のではない、賢さが創りだしたものなので

い、人間は「一人では生きてはいけない」と

う、たったひとつの事実からの「優しさ」が創り

したものである、私の強い想いのひとつです。

(このことについては、かなり前のブログに書いておりますので

以下、ポイントのみの記載といたします)


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自分一人では生きていくことができない、誰

自分のために何かをしてくれることで自分

」が成り立つ、自分の「」のために誰か

が何かをしてくれたことに対して人間が発明した

貨幣を用いて「ありがとう」の気持ちを精算す

る、単純表現ですがこれが社会そしてビジネス・

事業・経済の成り立ちのスタートだと私は想い続け

ております。

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学問は「後付(あとづけ)」なんだと思います。


●そして、今一つ「価値」と言うことに関しての

日本人の考え方が偏りすぎている点です。


◆結論だけ書かせていただこうと思います。

所有価値」から「利用価値」に戻していくことが

必要なのでは、「所有」から「利用」に日本人の持

価値観を変えていくことも必要かな、と感じたり

もしています。


◆「所有」も『利用」も『手段のひとつなんです。


だから、単純に「所有することを『目的」とする

風潮はおかしい」と想うのです。


◆でも・・・今の世の中は「所有することを『目的』

にしている」と私は感じます。


◆大きな借入を起こして無理してでも「所有するこ

」を目的とするのではなく、「所有」が「利用」

(住宅であれば賃貸)よりも上、なんていつの間にか

染みついた「考え方・想い」がすべて、なのではなく、

場面場面・時によって「人生を楽しく豊かにしていく

ため今は何をどう利用していったらいいのか」

所有することが自分の「人生目的を実現してく

に本当に必要なのか」「所有でなく利用の方

柔軟性において今はいいのでは」と言ったよう

ことをつど都度に徹底的に考えそして動いていくこ

とをあたりまえにしていきたい、と思います。


日本人の『価値観を変えていくこと』なのでは。


◆そんな日本の社会に変えていくことがひとつ大き

な「変化」を生じさせると思うのですがどうでしょうか。


★そして、今一つの「おかしな現代の価値観」は

働く価値観」だとも想います。


●現代の日本人、身体に汗して働くことを拒否

している、そんなようにも想います。


●みんな「楽して儲ける」仕事に就きたがってい

、これでは「これから先、未来の日本の変革

はできないのでは、と思うのです。


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●狭い狭いといわれる日本、現実的に「遊休地

はたくさんあります。


●農家・酪農家・・・やすみもなく朝から真夜中まで

働き続けても「食べていけない」現実、休みもとれな

現実が「日本国内生産者を減らし続けている

ではない、でしょか。


一次産業で飯が食え、楽しい人生も重ねて

いける状態を実現したい、して欲しと私は思い

ます。


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一次産業で働きたい、そんな人たちがたくさ

、こんな状況であって欲しいと思います。


●やれないのか、そんなことはないと感じます。


●現実に工場などでは24時間365日稼働もあ

それは「3交代制とかの工夫の中で休みもとれ

楽しく働ける状況を創りだしたから」です。


●同じことを例えば酪農家でもできるようにしてい

にはどうしたらいいのか、を考え実に変えていけ

いい、のです。


●酪農家一世帯だけで多分、できないことだとは

私も想いますが、何世帯化集まってひとつの組織

体として・・或いは農業もそうですが、株式会社化

などができていけば更に工夫の余地は出てくると

思います。TPPとも絡んで意見・議論だけでなく

早く現実にしていけばいい、もはやその段階に

きている、と私は想います。


★そんな意味合いで『農地法の見直し・生産法人

・協同組合などの見直し』などには勢い持って取り

組むべき、とも感じています。


一次産業の『自由化』なのでしょうか。



そして日本社会、「楽して儲けることを称える

風潮はもうやめませんでしょうか」。マスコミ各社

にもお願いしたい、と思います。


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★「楽してもうける」ゲーム化経済には

  何のProductCreatもないのですから。



◆長い人間の歴史の中で「投機的な金融ビジネス」

の歴史はコンピュータ・通信の発展に伴ってのもの

ですのでまだたかが40~50年のものなのです。


◆と、言うことは「投機的な金融(ゲーム

化)ビジもともと人間が社会

で生きていく」ことに不可欠なビジ

ネスなのではない、のですから。


◆継続的に発展し続けて欲しいビジネスは私の

でいけば『生業ビジネス』。人間が活き

活きと楽しく「満足の「生」の一日を重ねて生きて

いくために」必要なビジネスとなります。


生業を称えたしい業にし、り上がる業に

してそこに就く人たちの人生がり立つ業にして

いくべきなのでは。


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★そんなことを考えていると「ビジネスは元々、

他者(=顧客)満足」によって成り立つもの、そう

なりますが現在のITゲーム化金融ビジネス

他者満足はありません、唯一存在しているのは

「自己満足(だけ)」なのです。


★だから、ビジネス・事業ではない、そう想うので

すがいかがでしょうか。



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他者(顧客)満足を追い求めない、自己(欲望)

満足のみを追求し続けていく、そしてそれに関わ

る人たちがどんどん増えてきているので社会

そして経済が「欲望経済」化してしまったのだ

と思います。



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●「目的」と「手段」を勘違いしている、それに

気づくことが必要なのでは。


●「お金を貯める」ことが『目的』ではありませ

「何かに使いたいからお金を貯める」 のであ

り、お金を貯めることは『手段』なのです。


●使い道がある、「あれをしたい」「こうありたい」

その実現のための一つの手段がお金、あたりまえ

のこと、ですよね。


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★この世とサヨナラする寸前に「もっとお金を貯

めておけばよかった」と言う人はたぶん、いない

のではと思います。


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●「使う予定のない」「目的のないお金」をどう

してため込むことを目的としてしまうのでしょう

不思議でなりません。


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★通信とコンピュータの合体作である「IT」

生み出したゲーム的金融ビジネス(正直ここで

ビジネスの言葉を使いたくない、のですが)がいつ

間にか「人間を飲み込んでしまっている、

繰り返しになりますがそう感じてなりません。


◆ITを使う「人間の心がおかしい」のだと昭和62年

以降、ずっと想い続けています。


◆人間が発明してきた機械類機能の発揮面から

単純に区分けすると3つに分類していくことができま

す。

 ①スイッチを入れるとかオスとか誰でもできる動作

  で機能を発揮していく機械類

    テレビ・ラジオ・電灯・エアコン・・・

 ②使う人間の「操作性」によって発揮する機能に

  差が出てくる機械類

    自動車・飛行機・・

そして・・・

 ③使う人間の「想い=意思」によって機能に差

  が生じる機械類

    コンピュータ・・・・・・・・・・・・


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●「今の状態はコンピュータを使う人間の想い

意思によって形成されている」のです。


●だから、「人間の想い=意思」を変えていけば

いい、のです。



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●私たちは今までコンピュータを使えば、「こんな

複雑なこともできる」、この「できる」をものさしに

してきている、してきてしまったのだと私は思って

おります。


★で、あるならば、判断のものさしを「できる・でき

ない」から人間として「やっていいこと・やるべき

こと」なのか「やってはいけないことなのか」

ものさしを変えていくこと、なのではと想い続けて

おります。


★この「ものさし」は生きていくとき・働いていくと

き、そして経営していくときにも変わらないもの

さしとなります。私はずっとそれでやってきており

ます。


       (一旦、置筆。次回に続きます)


今回も最終行までお眼を進めていただきまして

ありがとうございます。


コンピュータ使えば「できるからやる」

   このものさしで実の行動に移す前に

     「そのことは人間としてやっていいことなのか」

        「人間としてやるべきことなのか」

                   そして

 「できるけれども人間としてやってはいけないこと」なのか

           『人間として』の尺度

        一人一人の人間がきちんと持ち続けて

      いきたい、行くべき、改めてそう感じております。


           さて、アベノミクスに想うことと題して

           今回まで3回続けてきておりますが

         次回で一度、結びにしていきたいと想います。


               ありがとうございます。

          にんげん・しあわせ・ゆめ。こころ

                入道(入村 道夫)