ここ数年、政治が停滞している、また社会も停滞して
いるような気がしてならない。
国のリーダー・企業のリーダー・・・・みんな様子見で
「時が状況を変えてくれる」と思っているのではないの
だろうか。そう感じてしまう。
そこで今回のテーマを『決断」として私の想いを文字で
文章とすることにこだわらずに進めていきたいと思いま
す。
組織(社会・会社・地域・集団・・)の
上位者・役職者(=リーダー)の役割
それは「決断すること」にある!!!
悩み続けているとき
どうしようもないとき
そんな自らをの悩みとどうしようもなさを
逆に明日へのエネルギーに
変えていく方法がひとつある
それは
『自ら「決断」し新しい動きをすること』である
by入道
●組織の上位者、特に役職者もっとも大きな役
割は『決断』し「自ら動く」ことである。
●決断できない人間は、組織のリーダーになっ
ては絶対にいけない。
★上位者・役職者(以下、リーダーと表示)に必
要な力をひとつだけ挙げろと問われれば、私は
躊躇なく『自己責任での決断力』と応えたい。
●一番存在感の存在価値のないリーダーは
「自ら決断しない人」、「自ら決断できない人」
「自分一人では決断できない人」。
●次は「(多くの人たちに受け入れられない、共
感されない)自分勝手なものさしで誤った決断
をする人」。
・その過ちは現実をきちんと自分自身で把握して
いない、感じていないことから生まれてくるもので
ある。
●そして「他人から受け入れられる正しい決断
をする人。
(でも・・・どんな決断に於いても全員に受け入れ
られるは、たぶん無理。こんな状態ででも決断す
る勇気が大切)
★私の想う最高のリーダーとは
「その人のどんな決断にも大勢の人たちが
ついてきてくれる人」である。
★そんなリーダーが「ん??」と思える決断をし
ても大勢の人たちがついてくるのはなぜなのだ
ろうか。
●それはそのリーダーがたとえ一時期誤った
決断をしたとしても、どんな人からの指摘・意見
にも素直に心(耳、ではない心!)を傾け、
「ごめん。俺が間違っていた。すぐに訂正しよ
う」の言葉と共に瞬時に正しい決断と新し動きに
変えてくれるのを知っている、信じているから、
なのだと私は思う。
★そのリーダーの今までの、それまでの「決断と
実の動き」を通じて多くの人たちとの間に『信頼』
の関係が自然に成り立っているから、である。
★その「信頼」はリーダーに『自己保身』の心が
ちょっとでもあれば絶対に生まれ出てはこないも
の。
★だから、他人から「信頼されるか」「されている
か」、これこそがリーダーの礎(いしずえ)であり、
その「信頼」はリーダーになる人の「人間性」に
行き着くと思う。
●「決断」は「変化への挑戦」そのものでも
ある。
●自分に火の粉が降りかかってくることを恐れて
いたら「決断」はできない、のである。
変化への挑戦はできるものではない。
●だから、過去「これまで」にすがっている人間、
過去の栄光に自分の存在価値を感じている人
間、現在に安住している人間、明日を自ら想い
描いていない、想い描けない人間、明日の「こ
うありたい」、「こうしたい」の姿をデザインでき
ない人間には決断はできないのだと私は思う。
★決断は「多数決の世界」ではないし、「顔色
伺い」「全体の調整」の結果でもないし、あって
はいけないものなのである。
●それらは結局は「自分自身の保身」であり、
自分に火の粉が飛んでくることを恐れているだ
け、のことである。
●こんなことを決めたら自分はどう思われるのか、
今のポジションを失うことになるかも・・・・・
寂しいけれどもきっとこんなことを「決断のものさし
の目盛り」にしている世界の住人だから、である。
★決断するに必要なのは
「自らの明日のデザイン力」。
デザインは今日と違う明日のありたい状態のデ
ザイン。
★自分に「ああしたい」「こうありたい」の想いが
なければ明日へのデザインは描けないし、結果、
決断はできずに現状に甘んずる、ずるずると
先延ばしすることになってしまう。
★「決断」は混とんとしている事態を急変
させることのできる不思議な力を持ってい
る。
by入道
●「決断」の先にあるのは、
あたりまえだが今から先。
つまり、「変えられることだけ」なのである。
●「決断」の後の習性・訂正も含めて
ひとつひとつの新しい行動が自然に次への扉を
開けていくものだと私はいつも想い続け経営にたず
さわってきた。
●但し、それはいつもその決断をした人にとって
心地よい、都合のいい状態とは限らない。
むしろ逆の場合の方が多い。(多かった)。
★でも、私はだからこそ「大きな変化」が期待でき、
実現できるものだとも思っている。
★「真のリーダー」の決断は必ず、
「今の混乱・混とん」とは違う局面に自分たちを
導いてくれるものである。
◆なぜなら、決断には必ず「変化への勇気ある挑
戦(=行動)」がセットされているのだから。
◆決断!!私が会社所属で「決断」をするときに
単純に心に置きとめていたことを記して置筆とした
い。
◆それはものすごく単純なこと。
★「これを『決断し実現行動をしていくことで
いったい誰が笑顔になるのか』」。
いつもいつも決断の度に
その決断によって笑顔になる人を心に描いて
「YES/NO」「GO/STOP」を
決めていました。
●決断するべき人間が決断しない、できない
企業では「会議」がやたら多くなるもの、
決断できないトップの会社組織ほど会議が
多い、
これは私の経験からも事実だと思います。
今回も最終行までおつきあいいただきまして
ありがとうございます。
政治・社会・・・
単純に「嫌だ」と感じている人が多いのですから
社会・会社のトップが自ら
「社会のありたい姿・状態」「会社のありたい姿・状態」を
自らデザイン提示で明確にして
その「明日の姿・状態が多くの人たちが共感できるもの」
と確認できたら
あとはトップミスがらの「自己責任で決断し新しい動きを
とるべき」なんだと思います。
「変化することを恐れ?変化することへの決断をしない
から変わらない」あたりまえなんだと思います。
あるいは決断はるするものの
その明日のデザインが大勢の人たちの共感を得られる
ものかどうかの確認をすることなく動いていくから
「一緒に」の動きになっていないから
「一挙の変化にはなっていない」
そんな気もいたしております。
ありがとうございます。
にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道