民主党の分裂?の状況の中で民主党・自民党・公明党3党の
合意(合意の裏にある約束などは伺いしれませんが)によって
「消費税の増税法案」が衆議院で可決されました。
消費税の言葉、日本でこの税の導入段階、「「売上税」と称して
議論されていた時から私は「肩書き税」の言葉を心に浮かべ、
こっちもおかしいよな、と感じ続けてきております。
「肩書き税」に関しては前にもブログに書いておりますが、やはり
おかしいな、と思いますので、今回は以前とは別の言葉で書いて
いこうと思います。
肩書き税をとりはずした
貴方の正味本体価格(正味人間価値)を
貴方は知っていすますか?
●消費税は「徴収されるもの」ですが私が使って
いる「肩書き税」は実態を超過大化するもの、
です。
●消費税は物品・サービスの正味価格があって
それに対して今であれば5%の税率を乗じたもの
であり、「正味価格100のものを買い求めれば、
消費税を加えて105の支払い」をおこなっていま
す。
●この消費税は2004年4月からその表示方法
が「総額表示」に統一され今に至っています。
それまでは「税抜で表示」しているお店、税込みで
表示しているお店が混在していました。
●税抜表示と税込表示。単純に表示されている金
学だけをみれば当然に「税抜表示=本体価格表
示」の方が小さい、こんなこそくなやり方でとりあえ
ずは顧客を呼ぶ、なんてことが行われてもおりまし
た。
●2004年4月からの変更は、消費者保護の目
的で消費者が支払うべき総額(=税込金額)を第
一に表示する=総額表示の徹底にありました。
●今、書いております「肩書き税」としてまとめた私
の想いはこの時に生まれております。
★ビジネスマンそして人間、「人間価値」に
関して自分以外の人たちを惑わす消費税的な
表示がある、この惑わしを取り去るためには、
この2004年の消費税総額表示とは全く逆に
「税抜表示」を徹底していく動きが必要だ、との
想いでした。
★そしてこの「税抜」の対象となるものを税になぞ
らえて「肩書き税」と名づけました。
●前記の改正によって「値札」は次のいずれかの
ものとなりましたがいずれも「本体価格・正味価
格が明確にわかる」ようになりました。
<本体価格10,000円の値札表示>
①10,500
②10,500(税込)
③10,500(うち消費税500)
④10,500(本体価格10,000消費税500)
⑤10,000(税込10,500)
●消費税の表示の仕方を学習するのが今回の
ブログ目的ではありませんのでここで説明は打ち
切り、本題に転じたいと思います。
★貴方が普段、お客様などにお渡ししている
貴方の名刺をどうぞ一枚取り出してじっと眺め
てください。
●ご自身の名前以外の項目がはるかに多い、で
すよね。会社の社章そしてでかいロゴマークに会
社名・役職・所属部署・担当・会社住所・電話・・・。
●試しに当時の私の名刺ですと社章も含めると日
本語・英語・数字で全体約150文字で名刺ができ
あがっていましたが、私個人を示すものは入村
道夫の4文字だけであり名刺構成からしますと、
びっくり、そして寂しく「2.7%」でしかありません
でした。
★これだけで考えますと私の正味価値・本体価
値=人間価値は2.7で他を肩書き税?と考え
ると、なんとなんと97.3%が肩書き税なんだぁ、
と妙な気づきを感じました。
◆お客様・取引先の方々は「正味の私」に、ではな
く「肩書き」に合ってくれているんだ、素直にそうも
感じとりました。
★ビジネスマン・人間は「どでかい肩書き(税)」
を乗せた「総額表示」ではなく「肩書き(税)」を
取り除いた「本体価格・正味価格=人間価格」
で勝負できるようになりたい、ならなければダメ
だ、と強く感じそれ以降、肩書きがなくとも人間と
人間としておつきあいいただけるような関係創造を
目指して「考動」し続けてきています。
(難しい、ですが続けます)
★個人総価格(価値)
=個人正味本体価格(価値)+肩書き税
★肩書き税とはお客さまに個人価値についてどで
かい勘違い?を起こさせる会社名とか取締役とか
部長とか担当とかの肩書きそのもの。
★お客さまはその個人本体正味価格を確認する
ことなくその肩書きでその個人を評価してしまうも
の、であり、まずいそして悪いことにお客さまだけ
でなく名刺を渡した本人も自分の個人人間価値
のちいささを忘れてしまい「自分の等身大」から
大きくずれて超過大に自己を認識してしまうもの、
なんです。
★消費税は今「5%」そして増税して段階的に
「10%」に、ですが私の感覚では私の造語である
「肩書き税」の税率?は少なくとも概ね70%以上
、人によっては95%あるいは99.9%(その人の肩
書きと付き合っているだけで、その人がその会社
から離れたり役職がなくなったら決してつきあいた
くない、と言う状態)なんてこともあるぞ、と思うの
です。
●2004年の消費税の表示方法の変更の時に
自己の反省を含めて気づいた私の想い。
●今回、改めて税率アップの渦の中で取り上げ
られている消費税で改めてその想いを自己確認
していますが、みなさまはどう感じられるでしょう
か。
★自分の「肩書き(税)」(元○○も肩書きです!)
を抜いた
本体正味人間自分価格をいつも
いつもきちんと自分でみつめていたいと思いま
す。
★お客さまから、職場の仲間から、そして関係す
る全ての人たちから「自分の肩書き」がなくなっ
ても多くの人たちから「これからもつきあいまし
ょう」といってもらえるような人間に自分は成長
しているのか、を常に自己確認し続けていくべ
き、私は改めてそう想います。
今回も最終行まで目を進めていただきましたことに
感謝いたします。
ありがとうございます。