「障害・障がい・高齢者・バリアー・・」これらの言葉からの私の想い⑤~にんげんらしさにこだわりを~ | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

「障害」「障がい」「高齢者」そして「バリアー」・・・・これらの

言葉から私が想うことを書き連ねきましたが、今回をこの項

のむすび、とさせていただきます。


人に肩書をつけてしまうことをやめて、

肩書きでその人を勝手に理解する(理解し

と思いこむ)のではなくいつも誰に対してで

「個人」「一人の人間として」みていきたい、

接していきたい、との私の想いをこれまで書い

きました。


●肩書きをつけるとその対?として私たちは

意識しなくとも「・・あるべき」「・・できるはず」

との「標準」を想い浮かべてしまいます。


「標準」=「動作行為×(かかる)時間」。

  私の定義です。


単純に言いますと「これらの標準」に達した

人が、「肩書き」を得る、与えられるのですが、

一方で、その人個人の成長(絶対比較)よりは

「その標準の人たちの間で相対比較」を

してしまいます。


そして・・「○と×に区分してしまう」、これが

現在の社会の一つの特徴なのでは、とも感じ

ます。

  できる人・いい人・強い人・勝ち組・・・

  ×できない人・だめな人・弱い人・負け組・・


●なんで「強いもの」と「弱いもの」に区分す

必要がある、のでしょうか。


そして世の中にある、またどんどん創設され

ている、いろんな制度は「強い人は弱い人を

けなければいけない」と『強制』するもの、

とし作り上げられ、そう教えこまれている、

と私は思っています。感じています。


    MUST DO


★言い切ってしまうと「上から目線」なのでは、

想います。


●社会のいろんな制度、と書きましたが、一方

会社ではそうはなっていない、「できない人間」

決めつけられてしまうと、「その弱い人を助け

げる」動きはほとんどない、ほとんどしない、それ

が実態なのでは・・・・。


★おかしい、ですよね!!

  社会で強要されていること

     会社では全く強要されていない、のは。


★その人を採用した(私の言い方ですと「仲間に

なってもらった」責任はどうなっている、のでしょう

か。わかっている、のでしょうか。


●会社の肩書き以外にも「肩書き」はたくさん存在

しています。

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●やめませんでしょうか。肩書きでその人を

イメージしてしまうような動きを。


●人間は誰でも「みんな弱いところを持って

いる、できないことを持っている」んです。


★だから、


誰かに助けてもらわないと

自分の生が成り立たない、

だから人は群れで生きていく。


人が形成する群れ・集団が「社会」、

だから…社会の成り立ちのあたりまえ、

それは「助け助けられ」、

これだけなんだと思います。


★制度を創ってMUST DOを強要するのでは

なく、人間の「生きる」の当り前を気づかせ

あげる、この動きをしていけばいい、だ

と感じます。


●私たちが心に感じ続けていくべき「ものさし」

れだけだなんだと思います。


会社組織でも同じなんです。



●肩書き・・・・


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●試しに「あなたの名刺を出して自分個人を

表す氏名」と「それ以外(=肩書き)」に文字数を

分けて全体文字数に対しての氏名の割合を

見てみませんか。


●昔、私がやった時には「入村道夫」の4文字

名刺全体の文字数の5%程度でした。


お客様、あるいは取引先が合ってくれてい

は95%の肩書きであってくれている、の

です。個人に合ってくれているんじゃないんです。


★寂しいけれど「それが事実」とその時に私は

認識いたしました。


★そして同時に「肩書き」がなくなっても、肩書

きがなくとも会ってもらえる人間対人間の関

係」仕事においても構築していこう、と自分

の心に決めました。(35才の時です)


人間対人間として「付き合える関係に」。

取引先との飲み食いも気軽な「割り勘」でできる

そんな関係にしていきたいと考えそして動いてき

ました。


★そうなると

必要なのは「人間性」しかない、のです。

残るのは「人間性」だけ。なのです。


★自分の人間性をどう育てていくのか、

大切になるのは

頭(かしこさ)ではなく心(やさしさ)です。


★「考えて動く」から「感じて動く」への変化と

なります。


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●「感じる」・・・心で感じると世の中にたくさん

存在している、いろいろな「制度」に私は疑問を

感じてもいます。


★なんで「制度」にしないと人はやらないのか、

やれなくなったのか・・・・

ここにスポットを充てるとたぶん、今までとは

異なる動きに、こさとなる社会になっていく、

社会になっていけるのでは、と感じてなりま

せん。
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●たとえば、今では当たり前の公共交通機関の

「優待席」などなど。


制度化しないとやらなくなったから強要し

ないと困っておられる人たちに席を譲らなくな

ってしまったから、なんでしょうね。この制度。


★私の子供のころにはこんな制度ありませんで

したが、

普通に「どうぞ」と声をかけることがあたり

でした。


●横浜市営地下鉄に次のようなシールが張って

ありました。


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●素敵、だなと思いましたがこれも張らないと

やらない、ことには変わりなし、なんです。


★日本人はいつからこうなってしまって、誰も

「おかしいな」と感じなくなってしまったのでしょう

か。


★でも、

気づけばいいんです。気づかせるような社会

戻していけばいい、

人間のあたりまえに戻る勇気を持てばいい

んだと本気で思います。思っています。


★繰り返します。

「人間を区分してしまうこと自体がバリアであり、

そのバリアは人間が創りだしている」んです。


だから人間の心を変えることでバリアは

小さくしていくことが、なくしていくことができる

私はそう思うのです。

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5回になってしまいましたが私の「想い」を書いてまいりました。

「人にやさしくしていくためには自分が優しくなること」、ひとり

ひとりがそうなっていくことで日本を本来の「やさしい国」に

そして日本の変化をエネルギーとして「やさしい世界、やさしい

人間集団の地球」にしていくことができたらいいな、そう思って

おります。

 ちっちゃな動きかもしれませんが重ね続けていたきいと

想いを新たにしております。


   ここまで目を進めていただきましたことに感謝

          「ありがとうございます」


                 入道こと 入村 道夫