前回は『システム』についての私の想いを綴らせていただき
ました。
コンピュータを組み込まなくても「システム化はできる」とも
記しましたが、現代社会においてほとんどの場合、システム
化には「コンピュータは不可欠」となっているのも事実。
そこで今回は、完璧文系である私自身が昭和63年に情報
処理技術者資格であるシステム監査技術者試験に合格する
ことの源は「コンピュータと仲良くなる」「コンピュータを道具・
手段」として使う・・・・・・
そんな私の『コンピュータに対しての想い』を書き連ねて
いきたい、と思います。
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「コンピュータマネジメントは易しい」!!
●世の中の多くの組織(学校・会社・社会・・)で
マネジメント対象から外されてしまっている、
意識して外しているメンバーがいる。
●彼(彼女)とは業務で関わりをもたない組織は
存在しない、と言い切れるほど、彼(彼女)の
存在そして影響は大きい。
●彼(彼女)がきちんと業務を遂行してくれない
と、もう会社どころか社会が成り立たない、とて
つもなく大きなトラブルが生ずる。
●彼・彼女の持つ「特性」(=個性)の一端は
次のとおりである。
◆彼(彼女)は非常に素直である。
◆但し、彼(彼女)は自分で良し悪し・善悪
の判断はできない。
◆彼(彼女)は飛び抜けた能力を持ってい
る。
◆彼(彼女)は業務について例え365日、
徹夜になろうとも決して文句を言うことは
ない。
◆しかし、命令・指示しないかぎり、
自分から動こうとはしない。
◆彼(彼女)を使いこなしていくには、一昔
前と比べるとすごく安い彼(彼女)の仲間も
増えてきてはいるが、企業・官庁・・大きな
組織では彼(彼女)を採用し・使い続けて
いくには非常に高い賃金が必要である。
◆彼(彼女)は実務者とは仲がいいものの、
トップマネジメント層、マネジャー層とは
ごく一部の人を除いて
「うまくいっていない」。
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●上記のような「特性」(=個性)を持つ彼
(彼女)が日頃、業務の指示を受ける(彼・
彼女に指示をする)時に、その指示を「組
織トップ」から受けることはほとんどない。
●彼(彼女)の特性=個性からみれば、『何
をするのか、の指示をきちんとし、無駄な・
やってはいけない業務をさせないことがもの
すごく重要』なのである、がマネジャーは彼
(彼女)に対するマネジメントを放棄して
しまっている。
●彼(彼女)の名前がゆえに・・・。
●彼(彼女)の名前は『コンピュータ』。
●彼(彼女)はいまや社会に生きる私たち
共通の大切なもう欠くことのできないメン
バーなのである。
●なぜ、彼(彼女)を自分の大切なメンバーと
してマネジメントパワー(⇒私の表現だと「心」)
をかけないのか。
●組織のトップ、マネジャーの彼(彼女)に対
する『混乱と拒否』は「彼(彼女)、コンピュ
ータをコンピュータとしてしか捉えないこと
から生じている」のではないだろうか。
●言い換えれば彼(彼女)のハードの難しさが
全てなのかもしれない。
●でも待って欲しい、考えて欲しい。
●私たちがメンバーマネジメントをする時に、
一々、一人ひとり、彼(彼女)の生物学的
分析をするだろうか。
●世の中に出回っているコンピュータ関連の
書籍構成に大きな原因はある、と私は感じて
もいる。
(二進法・・構造・・・ハードからが入り口になっている。
ここだけで嫌になる人多し)
★コンピュータマネジメントができないと言う
ことは現実からすれば『マネジメント放棄』で
ある。
●私は上記のように彼(彼女)を『人間・メンバー』
と置き換えることによって見方そして行動が
急展開した。
★コンピュータは
『使う人間の意志によって発揮される能力が
とてつもなく変わる道具・手段』なのである。
★コンピュータを使いこなそう。
『明日のにんげんのしあわせのために』。
●ご参考になれば・・。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
心からお礼申しあげます。
『ありがとうございます』
2012/04/01 入村 道夫

