3つの「念」 | にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ~入道のブログ

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20年間の苦しくしんどかった体験が私に構築してくれた「私の『生きること・働くことそして経営すること』への『想い』」。それを書き連ねていきたいと思います。

本日は2012年2月15日。


バレンタインデーの翌日、確定申告提出受付の前日、

・・・私の62才の結びの日。


明日から63歳!!

自分でも信じられない?年齢となってきましたが

新しい夢と新しい想いを描き続けて勇気をもって変化に

挑戦することで活き活きと楽しい満足の一日を一日一日

重ね続けていきたい、と心新たにいたしております。


62歳結びのブログ。


前回の「3人の自分」と同じように1988年からの4年間の

悩み悩みの時に下を向きがちな自分自身に投げかけていた

ものです。


悩んでいたどこかに出口を見つけたい、そんな気持ちから

沢山の本を読みあさったり、沢山のお寺・神社、教会・・・を

訪ねてヒントを求めていたことがありました。


そんな時にどこのお寺さんだったか覚えておりませんが

南無阿弥陀仏・・「念仏」の言葉の「仏」ではなく『念』の文字が

妙に心に残り、そこから今日書かせていただく「3つの『念』」

の綴りとなりました。


  念:思い、考え、気持ち。

    気をつけること。注意すること。

    深く望むこと。深く思うこと


     観念・・・残念・・・念頭・・・

     入念・・・丹念・・・念願・・・

     記念・・・十念・・・一念・・・ (広辞苑)


前回の「3人の自分」の「3人目の自分」~自分を

客観的にチェックする自分~をして行く時、何を

チェックしたらいいのか、を考え続けていた時に

「形式」ではなく考えている自分・行動している自分

の『心』「想い」をチェックしたらいいよ、と

これも自分に投げかけるためにまとめたものです。


     セルフチェックは

  『3つの念』をものさしに。


 生きていくとき、働いているとき、

そして経営しているときに「3つの念」

いつも自分の心に持ち続けていこう。



一つ目の念、それは『丹念』。

まこごころをこめて念いりに、ということ。

 適当にこなしてしまうのではなく、どんな

こと・どんな仕事に対しても『心をこめて』と

言うことが必要。


会社には意味のない仕事は存在しない。

ひとつひとつの仕事がなぜ存在するのか、

なぜこの仕事があるのか、

ひとつひとつの仕事の役割・目的を

きちんと理解すれば、

自然と心をこめて「丹念」になっていく

そう思う。


二つ目は『情念』

感じる、感じとれ、と言うことだと思う。

頭で理解するのではなく、心で感じる、こと

ある。

楽しいあるいは苦しい、うれしい

そしてつらい、でもいい。

自分で感じたことを大切にしていこう。



だたし、ひとつ注意がある。

わがままを認めると言うことではない。

「いやだ」と感じたら『どうしたらその状態

を変えていくことができるのか』、ここまで

考えることである。



そして、まわり(自分以外)を変えることの

前に「自分自身を変えること」から実行して

いくことだ。



みんなに自分を好きになってもらいたい、

そう感ずるのなら先ず「自分が全員を

好きになる努力をするべき」。



仕事も同じ。先ずは「仕事を好きになる」

ことである。

これがあることによって初めて楽しく仕事

ができる、のである。



加えて、

所属している組織の仲間・先輩そして上司

好きになることだ。


3つ目の念。それは『執念』(しゅうねん)。

「簡単にあきらめるな」と言うことだ。

たった一度の失敗で、たったひとつの行動

だけでダメだ、と結論を出してしまいがちだが

そう、ではない。

挑戦心、チャレンジ心を持ち続けることである。



「人はみな、しあわせチャレンジャー」。



たまに自分自身に問いかけてみよう。



今日の自分は丹念に、情念をもって

    そして執念ある動きをしているか」。


                      (by入村)


   丹念:念を入れる、まごころこめる、

       細心の注意をして取り扱う



    情念:心にわく感情や心に起こる思念



    執念:思いこんで動かない一念

        執着して離れない心    (広辞苑)