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日本の自国ナルシストの危険性

自国を愛するのは多かれ少なかれどの国においてもあることだろう。

 

それは当然である。

 

日本でも、台湾でも、韓国でも、北朝鮮でも、中国でも、アメリカでも、ロシアでも、ウクライナでも、

 

それは当然である。

 

 

 

私は、「存在は差別化する」、これがこの世界の根源的な動作原理と考える。

 

「ある」ということが何かと区別されるだけではなく、それ自体が積極的にその存在価値を高めようとすることが備わっている(差別化する)と考えている。

 

何かが、この世界に生まれたとき(認識できた時、自発的、他社によってに関わらず

)、それが「存在(ある)」の始まりであるが、その何かは、何であるか(何ものであるか)を他者(他物)と関わり、刺激しあいながら、自身のありようが確定されていくのを感じるだろう。その関係を通して自身の特異性(多くが自身の考える優位性)を認め、自身の特異性をさらなる安定・拡大へ(差別化)を求めて変化する。

 

時に、他者(他物)に自身にない特異性を見出し、それを自身に取り込もうとするかもしれないし、それを超えるものを手にしたいと変化していく。

 

もちろん、いじめを通して自己の孤立化を経験し、他者からの排斥を通して、自身をそのように悲観的な存在として認識させられることもあるだろう。そのような場合でも、自分を正しく見つめられるなら、自己を潰されずにそこにあり続けられるかもしれない。すなわち、観自在菩薩となることである。この世界を自在に観て他者の差別的なネガティブな評価に屈しない、自由な世界を自己の内面に観つけることである。

 

ただし、他者との関係性を改善する努力はあるべきであり、攻撃的な他者に対しては抗う意思を示すことやその場から立ち去るのも考えられる。そのような判断をするのにも自在な思考力(観方)が必要である。

 

いじめる側も「存在は差別化する」という行為をして、自身の価値を見出そうとしているが、たいていの場合、自分の内面に問題を抱えており、その問題を他者(いじめの対象者)の所為にしたり、いじめの対象者を自分より劣ったとみなすことで、自己の価値を維持したいのである(自己の内面に自信がないだけ)。

 

 

 

日本大好きと自称するネット保守派が多い。

 

これを理解するのはたやすい。

 

自身の存在価値を、「素晴らしい国、日本、その日本人である自分も素晴らしい」と思いたいのである。

 

まさに、自国ナルシストと言える。

 

ナルシストの語源のもとになったギリシャ神話を引用する。

 

「ナルキッソスはギリシアの美しい青年で、エーコーというニンフの求愛を拒んだ罰として、泉に映った自分の姿に恋するという呪いを受けた。彼はどうしても想いを遂げることができないので、やつれ果て水面に写った自分に接吻をしようとして、泉に落下して溺死し、彼が死んだ泉にはスイセン(narcissus)の花が咲いた。

(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)」

 

 

 

 

安倍晋三首相は「美しい国、日本」と掲げて政策を進めようとした。

 

それに、多くの自称保守が歓喜・共感したのだろう。

 

 

 

世界の始まり、この宇宙がインフレーションでできたとして、それから人類が生まれるまでに、「存在」のありようや関係性は複雑に関わり合いながら発展し、多様な意味を持つ複雑なものたちで構成されるようになった。

 

複雑になった、そのような世界では、ある存在が常にポジティブな意味を持つばかりではなくネガティブな意味も内包している。

 

 

相互の関係性を無視してナルシズムでいるものは危うい。

 

 

自称保守派は単純な世界観「美しい国、日本」を歓喜・共感し受け入れ、それを彼らの行動原理にしているように見える。

 

自分たちの国や民族が行った大罪について無視もしくは隠ぺいし、他の国家・民族との歴史的な事実の共有を拒絶をしている。

 

 

 

 

日本が強い国で多数派なら他国の主張を黙殺することができることもあり得るが、先の大戦でも、大日本帝国は、勝ちそうだと信じたドイツ・イタリアと同盟を結び、ロシアとも不可侵条約を結んだが、大日本帝国の判断(アメリカと開戦)は大きな間違いであった。

 

今の自称保守派もアメリカの後ろ盾があれば北朝鮮だけでなく中国とも戦えると思っているのだろうが、アメリカは、自称保守派の暴発・暴走こそ望んでいるのであって、アメリカが直接中国と戦争をするのは避けるだろう。

 

核兵器を持ち大陸弾道ミサイルを持つ国と戦争を避けるとの考えがあって、北朝鮮もその開発を進めてきた。

 

北朝鮮のその読みは当たっているのだろう。

 

 

日本が台湾有事に、進んで参戦しても、アメリカは武器の供与を台湾にしても、軍隊の投入せず、ウクライナのように戦争のきっかけを作り、軍需産業を維持するのと、アメリカの優位性を示せればよく、大規模なアメリカ兵の死傷者が出る中国との直接的な戦争はしないだろう(アメリカ国民の支持が得られない)。

 

アジアの平和な状態を維持するなら、もはや、アメリカに次ぐ経済大国である中国を無視してアメリカしか見ず、政策決定するのは愚かすぎる。

 

アメリカの評価が日本を映す鏡だとして、アメリカと対立する他の国のメッセージに向き合うことができないなら、日本は美しい水仙の花になるしかないだろう。

 

 

 

以下蛇足です。

 

現在の「X」上においても、自称保守派の中には、「歴史戦に勝ちましょう」と声を掛け合っていることを見かける。

 

先の大戦でも「電波戦」勝とうと掲げて、フィリピンでアナウンサーたちを使って、戦場に偽情報まで流していたわけだが、戦いに勝つには卑怯な手を使い始めるのが戦争の現実である。

 

 

自称保守が「歴史戦に勝ちましょう」とは、自分たち国の大罪を歴史から抹消することであり、それは、他国の記憶(歴史)を無視し、相互理解を放棄するという事。卑怯な手を使っても歴史を書き換えたいとの思いが「歴史戦に勝ちましょう」である。

 

それで、アジア地域の平和が維持できるわけがない。

 

アジアでの日本の孤立はアメリカの望むところである。

 

アメリカはイラン・イラク戦争ではイラクを支援していたが結局はイラクをイラク戦争でフセイン政権を倒したが、「イラク戦争でアメリカに追従したが大量破壊兵器も見つからず7,100億円もの債権放棄と原油高の長期化だけが日本にとっての結果となっており、不利益しかなかった日本国民から批判が起こった(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)」

 

イラクが「大量破壊兵器」を」保有していることが、イラク戦争の始まりであり、アメリカの言い分であった。

 

しかし、見つからなかったのである。

 

 

 

 

 

08年にイラクを電撃訪問したブッシュ氏に靴を投げたことで知られるジャーナリスト、モンタゼル・アルザイディ氏(44)はこう強調する。「私たちは1980年代にイラクの発展を支えた日本に今も感謝している。しかし自衛隊の派遣は犯罪であり大きな過ちだ。『なぜ来たのか?』という疑問は今も消えない」

 

イラクと日本の経済的関係を断ち切ったように、アメリカは日本と中国の経済関係を断ち切ることそれによって、中国の経済力削げればよく、それが日本と中国との戦争になっても、アメリカは理由をつけて日米同盟を無視することもあり得る。

 

日本のことなどアメリカは考えていない。

 

第二次世界大戦後に戦争をした回数をアメリカと中国を比較したら、好戦的な国がどこであるか分かるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ALPS処理水の海洋投棄の問題点 ・・・ 中国の水産物全面禁輸の想定外は嘘だろう

2023年8月24日から、福島第一原子力発電所の原発事故に発生した、溶けて固まった核燃料デブリを冷やすための水、いわゆる「汚染水」をALPS処理した水、「ALPS処理水」を海洋投棄している。(ALPS:Advanced Liquid Processing System(多核種除去設備))

 

私としては、ALPS処理水の「海洋放出」ではなく「海洋投棄」であることを指摘しておく。

なぜなら、日本が処分に困った「ALPS処理水」を国際社会の懸念の払しょくに十分な理解が得られない中で太平洋に投棄しているのだから。

 

理解が得られるような努力や別の選択もあったのはずなのに、十分な説明責任を果たさずにコストが掛からない「海洋投棄」を選択した。

 

この日から、中国は水産物を全面禁輸を発表し、それを政府は「想定外」としている。

 

 

 

「全く想定なし」「販路開拓を」閣僚から言及相次ぐ 中国の禁輸措置
8/25(金) 20:29配信

野村哲郎農林水産相も会見で「(全面的な禁輸は)全く想定していなかった」と打ち明け、「国内に(殻をとる)加工施設が必要になる」と説明。

 

この想定外との発言は嘘であろう。

 

このようなことを、官僚が指摘しないはずがない、想定していなかったとして誤魔化いしているが、これは、中国と日本の関係悪化を進める布石だろう。

 

もうすでに、台湾有事もしくは朝鮮半島有事に日本が参戦することになることが決まっており(アメリカの意向のはずだ)、中国との戦争やむなしと国民が思えるようにするには、中国への日本国民感情が悪化することで、戦争することを国民的な理解を得やすくなるだろう。

 

また、中国側の日本に対する感情が悪化すれば、中国は日本に対して無理難題をしてくる可能性が高くなり、さらに、日本国民の中国感情も悪化が進む。

 

中国に対する日本国民の感情が悪くなれば、中国に対する外交においても、経済的においても、アメリカと共に中国を追い詰め、中国から戦争を仕掛けるように仕向けるだろう。

 

そのための準備のように思えてならないし、恐らく、大きくは間違っていないと私は思う。

 

ALPS処理水の問題は上記のように外交における意図的な失敗であり、もちろん、日本政府が国民に十分な説明ができないまま、政府を信じろとおしつけてくるような「上意下達」を当たり前に進める最近の傾向を示している。

 

また、ALPS処理水の危険性がないことをデータで示すことは、積極的にやっていないと感じる。

 

特に、ALPS処理水で処理できないトリチウム(三重水素:そのほとんどが酸素と結合して水として存在するため除去はできない)の海洋放出は問題ないと宣伝しているだけで、それ以外の放射性核種については検出が少ないとして、どれくらいの量が海洋投棄されるのか示していない。

 

例えば、本日のALPS処理水のサンプリングデータから得られる放射線量がいくらで、何倍に希釈して投棄したと示せばよいものを、海洋投棄したその周辺海域のモニタリングで誤魔化している。

 

すなわち、どれくらいの放射性物質が海洋投棄されているかではなく(それが分からず)、薄めたから大丈夫ですと言っているだけで、どれくらい放射性物質が海洋投棄したか不明というわけである。

 

 

 

 

東京電力福島第一原子力発電所で発生する汚染水には、トリチウムの他、セシウム137、ストロンチウム90、ヨウ素などの放射性物質が含まれます。これらの放射性物質は、通常の原子力発電所では燃料棒の中にとどまっており、その排水からはほとんど検出されません(関連ページ:上巻P30「原子炉内の生成物」)。
これらの放射性物質については、海洋放出に先立ち、多核種除去設備(ALPS)等により、規制基準未満となるまで浄化処理され、更にトリチウムに併せて少なくとも100倍以上に希釈されます。こうした処理を行うことにより、実際の放出時には規制基準値の100分の1未満となります。

 

トリチウム以外の放射性核種がどれくらい投棄されているかが分からない状況で国民は安心して日本近海の海産物を食べることができるのかという疑問について、薄めているので大丈夫ですとしか説明できない政府は定量的な評価を放棄していることは明らかである。

 

海は広大であるが無限の海水があるわけでないし、セシウム137も水銀ほどではないにしても生物濃縮が起こる。魚種の違いや個体による違いが生物濃縮の違いを生じ、海産物を食べる民族にとってこれは確率が低いとしてもロシアンルーレットのようなものである。

 

なぜ、日本に対して不信感を持っている中国の物理学者を招待して、ALPS処理水をじかにサンプリングしてもらい、分析させてまででも、中国を説得すればよいものを、「想定外」との言葉で誤魔化し、中国に「即時撤廃求める」とか言っているのはポーズでしかなく、意図的に中国を悪く見せようとしている。

 

 

それは、戦争の準備と考えるべきではないか。

 

 

 

 

 

 

エネ管の自己採点しました。

久しぶりのブログ、エネ管の残り電気2科目ⅢとⅣの合格しなければとプレーシャーかけて勉強する予定が直前の1週間前に科目Ⅲのテキストがどうにか読み終わりました。

 

平日の通勤時間や勤務した後の帰宅後には勉強に打ち込めないタイプなので、土日勝負でした。

 

言い訳はやらなければならないことがあったため、CPAPの個人輸入の業者を通して購入し、届くのがまだかまだかと荷物を追跡、到着したらCPAPの使い方を確認したりフリーのCPAPデータの解析ソフトの使用方法確認したりしていたのです。

 

CPAP使用して、睡眠時無呼吸症候群の指標であるAHIは2以下になり問題ないレベルで満足したのですが・・・、

 

実は、閉塞性睡眠時無呼吸症候群と中枢性睡眠時無呼吸症候群があるのですが、

そのCPAP解析ソフトで、中枢性睡眠時無呼吸症候群であるマーカー表示がされていたのでこれヤバくないって素人考えをしまして、不安になりました。

 

閉塞性睡眠時無呼吸症候群は気道が閉塞して(ふさがって)いる状態となり、自発的呼吸は行われているにもかかわらず、呼吸していない状態です。

 

一方、

 

中枢性睡眠時無呼吸症候群とは、呼吸を調整している脳の呼吸中枢が働かなくなることで起こる病気。肺、胸郭、呼吸筋、末梢神経に異常がなく、中枢神経系の障害により「呼吸制御系が障害された場合や呼吸中枢の機能異常により、REM期を中心とした睡眠中に呼吸筋への刺激が消失して無呼吸となります。なお、中枢性睡眠時無呼吸症候群になるメカニズムは様々ですが、心臓の機能が低下した方の30~40%に中枢性の無呼吸がみられるとされております。中枢性睡眠時無呼吸症候群については「MSDマニュアル」や「中枢性睡眠時無呼吸症候群の原因を解説しているサイト」に詳しく記載しておりますので、気になる方はご覧ください。

(以下サイトから引用)

 

 

閉塞が伴わないってことは自発的な呼吸が止まっている状態といことで、心不全のに伴うこともあるよです。

 

調べていてなおさら不安になりました。

 

ただ、 CPAPのレンタルで通院していた時には、そのような解析データが分からないような簡単データ、単に、AHIの数値やCPA使用時間を示すグラフのみで、今回購入してCPAPのフリー解析ソフトを使って初めて、CPAPのデータで閉塞性睡眠時無呼吸症候群と中枢性睡眠時無呼吸症候群が区別されて表示されているのに知れたのです。

 

そこで、さらに調べていたら、BiPAPというものがあることを知りました。

 

CPAPが基本1相の陽圧をかけ続けるため、鼻閉などにより、呼吸において吸うときは問題なくても、吐き出すときに息が詰まるような感じがします。

 

一方、BiPAPはBiつまり2相の陽圧で呼吸の周期に合わせ、吸うときは圧力が上昇、吐くときは圧力が弱くなります。この圧力差で換気がしやすくなるのと、吐くときの息が詰まる感じの症状は低下します。

 

心不全にも、睡眠時無呼吸症候群の症状が明らかになくても使用することが良いのではないかという事らしいのです。

 

これが欲しいとなり、再度、今度は、アメリカのサイトでBiPAPを購入しました。

今度は、通関をする際に、医療機器の輸入ということで、申請(ネットでできる)をしなければなりませんでした。

 

輸入する医療機器が必要なことを示す診断書が必要ですが、業者を通して購入した際ラッキーにも何の問い合わせもなく通関を通過したので、使わなかった診断書が手元にあり、そのため、申請をネットでするのサイトにて登録して厚生省に輸入申請をしてどうにか通過を通りました。

 

BiPAPの使用感、オートモードで使用したところCPAPよりよく眠れたと感じたのですが、AHIの数値は2を超えてきたため、BiPAPの設定をいろいろ変えましたが、解析ソフトで見る限り閉塞性睡眠時無呼吸症候群と中枢性睡眠時無呼吸症候群の両方のマーカー表示が出ており、AHIもCPAPより良くない結果が続いたので、試験が近づいてからはCPAPに戻しました。

 

ただ、初めてBiPAP使用したときよく眠れたと感じたので、また、使って確認したいです。

 

ちなみに、BiPAPはCPAPモードがありますので、高くはなりますが、一つだけ購入するならBiPAPのほうが良かった。

 

 

 

もちろんそれ以外にも、庭の掃除や、枯れたかけたブルーベリーの原因を調査して、コガネムシかハナムグリの幼虫が原因である可能性が考えられたので、植木鉢をひっくり返してみたり・・・。コガネムシかハナムグリの幼虫2匹出てきました。根がほとんどなくなっていました。

 

 

そのような中、直前の1週間を夏休みにして、どうにか、科目Ⅳの選択科目の電気加熱と電気化学を終え、さらに、3年分の過去問を解きました。3年分とも合格点はなぜか科目Ⅳでした。科目Ⅲ102点以上で、一回合格点が取れたのですが・・・。

 

 

今日、標準回答が出たので採点してみました。

 

科目Ⅲ 112点

科目Ⅳ 147点

 

どうにか1科目はゲットできたみたいです。

 

来年は、残る 科目Ⅲの合格を目指します。

 

3相交流が苦手なので、これを克服することで合格に近づきます。

 

挑戦して結果を出すのは、学習期間はつらいことばかりでなく、理解することの楽しみも感じながらしないと厳しいかもと、思いを新たに・・・。

 

いや、まずは、いったんエネ管は忘れますか。

 

充電も大事です。

 

自分のために今日の採点結果を記録しておきます。

 

 

物語に飲み込まれる人々

誰しも、幼き頃、昔話や伝説の話を両親や身近な人から聞き心をワクワクさせてその話の続きを、その先の「物語」を求めたことがあるだろう。

 

その一方で、若かりし頃の夢や期待を、例えば、WBCでMVPを獲得できるような大谷選手のような、将棋界の7冠に王手している藤井棋士のような自分の未来を描いたことがあったとしても、その現実からほど遠い人生を歩み続け、「自分の物語」=人生でなく、誰かの人生を応援したり、ナショナリズム的な「物語」と一体感に傾倒し、そのような「自分でコントロールできない物語」に自分を重ねて自己自身の生活や日本の社会の問題の「本質」を直視できないような人生を送っている人もいるのだろうと思う。

 

私は多くの日本国民が今の日本現実の困難を直視できずに、自分たちの心地の良い「インフルエンサーが語る物語」を求めているように感じる。

 

そう、ローマが滅びた理由として、「もっとパンと娯楽を・・・」とのローマの国民が望んだこと、フランスで、革命を起こるきっかけの一つであるマリーアントワネットの言葉「パンがなければケーキを・・・」とのような言葉を今考えている。多くの日本人が学校の歴史で触れたであろうような「逸話」に多くの日本国民が気づいてほしいと思う。

 

ことの「本質」を見誤り、「都合の良い物語」を胸に抱えて、実際にはどん底に落ちた人たちがいたことに気づいてもらわないとこの国とこの世界は多くの人命という「生贄」を求める時代に突入してしまうことだろう。

 

多くの人が、「物語」の世界が「都合の良い偽り」が含まれている、「都合の良い願望」が含まれていると薄々と気づいていたとしても、幼子が母親に「自身の望む物語」を語ってほしいと駄々をこねるように、一部の国民がカルト的な世界観(一般的に合理的に説明できない世界観・「自分たちを管理するための物語」)をメディアや政治に求めている状況に危機感をあなたも感じていないのだろうかと私は不安になる。

 

メディアに露出が多い人、SNSやユーチューブで話題の人がカリスマ性を帯びるようにするのにも、「彼らを理想化する物語」が多く語られることで、そのような「物語」に「心地の良い物語の続き」があると期待してしまう。

 

「物語」は心地よいものばかりでない。シェークスピアの悲劇のように「教訓的と思える物語」やホラー映画のように「非現実的で、現実より明らかに不条理で悲惨な物語」もある。

 

私は、手塚治虫氏の漫画を初めて読んだとき、鉄腕アトムであったが、ユダヤ人が自国イスラエル国を作った話とロボットがユダヤ人に重ねていることに深く考えさせられたし、「火の鳥」「ブッダ」「奇子」「アドルフに告ぐ」などが印象に残っているが、自分自身の問題として考えさせられたし、心に刺さるものがあった。

 

多様な結末を見聞きするのは重要なことである。

 

自分が特定の派閥や組織や思想に一体化して「特定の物語」だけを受け止め、賞賛する一方で「それ以外の物語」を偏見で拒絶して、カルト的な閉じた世界に埋没するのは将来に禍根を残すことだろう。

 

今、日本はカルト的な政治が行われている。意見の異なる者同士の真剣な議論がされるのではなく、壊れたテープよりひどい答弁が大臣によって何度も行われる国会中継に、自称保守派の人が、国会の時間を無駄にしていると野党を批判しているが、まともな答弁がされていないことについては、自称保守派の人からはなぜか批判が出てこない。

 

国会で、嘘をついても、それが自分たちの側に都合が良ければ、それすらも支持するのは自分たちを管理的な物語」が偽りで構成されていても所来的にばれない、日本の行政自体が破綻する未来がないとでも思っているのだろう。

 

心地の良い物語」は時に、「私たちを管理するための物語」である。

 

 

古代ギリシアの哲学者プラトンのかたった「洞窟の比喩(どうくつのひゆ)」は今日に通ずるものがある。

 

我々は現在も確かに洞窟の中にいる。暗がりの中で、管理者の意図する明かりの照らしだす映像と「その物語」に多くの人々が一喜一憂しているのだろう。

 

「政府の物語」の異常性に声を上げるものがいなくなることがないことを願うばかりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金融不安とMMTのリスク

2023年3月10日に「シリコンバレーバンク」、12日には「シグネチャーバンク」と、アメリカの2つの銀行が相次いで経営破綻、スイスの大手金融グループ「クレディ・スイス」にも波及し、銀行破綻による金融不安が株価や為替に大きく影響を与えている。

 

このようなときだから、MMTの危険性を考えてほしい。

 

MMTでは、信用創造との考えが前に出ていて、貨幣は誰かの債券であり、市中銀行はお金の貸し出しの際に帳簿にその金額を記載するだけで新たな貨幣が生まれると考える。

 

すなわち、MMTでは銀行の預金はあまり重要視しないのである。

しかし、財務健全性の一つに銀行の預貯金残高も重要になる。

 

上記の通りなら、銀行の信用不安が生じた場合には財務健全が問題なわけで、今回はどのようにして銀行が破綻したかは次の記事がよく分かる。

 

米欧金融不安の連鎖 なぜ見抜けなかったか
2023年3月20日 15時57分

 

(前略)

アメリカ史上2番目の規模の銀行破綻となったシリコンバレーバンク。
背景にあるのが、FRBがコロナ禍で続けた大規模な金融緩和策です。

金融緩和に踏み切った2020年3月以降、緩和マネーがふくらみ、スタートアップ企業などの取引先は、資金に余裕ができるようになりました。

こうした企業と取り引きが多い「シリコンバレーバンク」の預金も増加

2022年3月末時点では、その2年前と比べて3.2倍にまで急増していたのです。

大量に積み上がった預金で、「シリコンバレーバンク」は、アメリカ国債の購入を増やします。

そこに大きな転機が訪れます。

FRBによる利上げです。

2022年3月に始まった利上げは6月からは4回連続の0.75%の利上げと、急速な利上げが続いたのです。

金利が上昇したことで保有する国債の価格は下落し、財務状況が一気に悪化しました。

FRBの元副議長 アラン・ブラインダー氏は、「非常に安全な資産である米国債で運用していたが、皮肉なことに安全であるはずの資産によって大きな損失を被ることになった」と述べました。


そして、追加の資本調達ができなかったことを多くの預金者が知ったとたん、SNSなどでその情報が拡散し、預金の引き出しが相次ぐ事態となりました。


上記のことから、金融緩和が続いた後の急速な金利の上昇で国債価格の暴落が起き財務体質が悪化したことによる銀行が破綻したのが分かる。それを知った預金者が預金の引き出しをしてさらに財務健全性が悪化したのが分かる。

 

日本で、MMT論者やMMTを否定しながら大規模金融緩和や大規模財政出動を主張するれいわ新選組などがいるが、MMTのようにインフレ率のみで通貨を管理し、インフレがコントロールできると思っているが、実際はそれがコントロールできないことで起こるであろう危機が、今、目の前にそれに似た光景が生じていることが分かる。

 

日本でも、日銀が国債の発行額の半分以上を保有している訳であるが、日銀が金利を上げたくても上げられない状況であることが、今回のアメリカの銀行破綻で分かるだろう。

 

日銀は、金利を上昇させれば、保有する国債が値下がりする。確かに、満期まで保有すれば元本割れはしないが、利回りが高い状況で、利回りの低い国債を満期まで保有することが財務健全性からおかしいと思われることだろう。

 

つまりは、日銀の財務健全性の問題となれば、日本銀行券の価値はダダ下がりとなる。日本人でも外国の金融資産へ移動させるだろう。

 

現に、金融緩和後に金利を上げていた通貨が、金利差があるにもかかわらず、今回の金融不安後に日本円に対して値下がりが起きている。アメリカ他多くの金融不安が起きている国々の人々が自国通貨を日本円に変えているのだろう。

 

つまり、金利のコントロールでインフレ率をコントロールすることが難しいことを今回の金融不安は示している。

 

MMTが同じ問題を抱えていることは明らかである。

 

れいわ信じるのは危険である。

 

先ほど記事の続きは下記の通り、

 

2023年3月10日に「シリコンバレーバンク」、12日には「シグネチャーバンク」と、アメリカの2つの銀行が相次いで経営破綻。

そして、金融市場から経営に懸念の目を向けられたのがアメリカ西部カリフォルニア州に拠点を置く「ファースト・リパブリック・バンク」でした。

 

こうした中、市場を驚かせた異例の支援策が16日に明らかになります。

金融大手のJPモルガン・チェースなど、11の大手金融機関が、この銀行にあわせて300億ドル、日本円でおよそ4兆円の預金をすることを発表したのです。

この支援策をめぐっては、14日にイエレン財務長官、FRBのパウエル議長、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOが何度も電話で連絡を取って対応を協議。
さらに15日にはほかの大手銀行のトップも参加して11の銀行が300億ドルを預金するプランで合意したと、イギリスの経済紙フィナンシャル・タイムズが報じました。

イエレン長官とダイモンCEOは16日にも直接会談。

その直後に、金融危機を回避するための異例の措置が発表されたと伝えられています。

バイデン大統領やイエレン財務長官が、「金融システムは健全だ」と繰り返し強調する中で、万が一、第3の破綻が起きれば、大変な事態になるという強い危機感があったと見られます。

 

つまり、MMTでは重要視しない預貯金であるが、破綻しそうな「「ファースト・リパブリック・バンク」に300億ドル、日本円でおよそ4兆円の預金をする」ことを行うのは、財務健全性にも預貯金が必要であり、信用創造だけでは銀行は成り立たないことが分かる。

 

この点でも、信用創造でいくらでもお金を創造できるとするMMTの論理だけではこのような金融不安は払しょくできないことを示す。

 

また、アメリカFRBは預貯金が保証されることが金融不安を払しょくできると考えているようだ。

 

 

MMT信者にはならないことが賢明である。