恵比寿 H イノベーティブレストラン | 旅 と ヤ ギ と カ タ ツ ム リ

沖縄ショートステイ滞在2日目に進む前に、前回に続きもう1つ ・ ・ ・

 

 

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沖縄ショートステイから帰って来て、

 

恵比寿駅から徒歩4分の場所にある H アッカに行って来ました。

 

 

店名のHアッカはイタリア語読みですが、

 

イタリアンではなくイノベーティブ innovative レストラン。

 

 

 

 

 

 

カウンター9席のみ、19時から一斉にコース料理をスタートするスタイル。

 

神楽坂で1年くらい営業後、今年10月に今の場所に移転されたそうです。

 

 

1人に1つずつロッカーがあり、お客自身でハンガーにコートをかけたり

 

荷物を入れ、寒い方用にひざ掛けも用意されていました。

 

 

上はお店のホームページからの店内写真。

 

以下はわたしの撮った写真で ・ ・ ・

 

 

 

黒い封筒にマスクを収め、おしぼりとガス入りのお水をいただいてから撮影。

 

 

 

 

 

 

マットに2枚重ねてある紙の下の方には、生産者さん達の場所と

 

お名前と提供されている食材が、裏側までずらりと書かれていました。

 

わたしのスキャナーではわかりにくいですが、

 

2枚の紙に引かれた曲線はゴールドとシルバーで、お店の雰囲気にぴったり。

 

 

 

 

 

 

シャンパーニュのエレガントで力強い泡に、思わず笑顔になるわたし。

 

 

 

 

 

 

いい香り~の1皿目は、熟成させてねっとりとした食感のイカに、

 

フォアグラのテリーヌを凍らせてすったもの。白きくらげも入っています。

 

アリッサムの花は、ほんのりピリッと感。

 

 

 

 

 

 

マットの前の大きめの箱が気になりませんか~

 

そちらにはカトラリーが入っていて、

 

2皿目からは案内されたものを自分で出します。

 

 

 

 

 

 

スプーンでいただいたのは、旬の香箱蟹の茶碗蒸し。

 

中には外子(腹部に抱えた成熟した卵巣)と

 

内子(甲羅腹内の未成熟の卵巣)がたっぷり~

 

キャビアの下のフィンガーライムが爽やかさを感じさせました。

 

塩はまったく使っていない一品で、お出汁はなんとダチョウ肉から!

 

 

 

 

 

 

 

3つ目はこちらの器で ・ ・ ・ 全員が違う色のようでした。

 

 

 

 

 

 

但馬玄(たじまぐろ)を使った牛肉のタルタルと赤ワイン。

 

 

 

 

 

 

3口ほど食べた後、土佐柚子酢で味変を楽しみました。

 

 

 

 

 

 

キノコの温製サラダは、カリフォルニアのマスカットワインと共に ・ ・ ・

 

 

 

 

 

 

なめ茸と、生で食べられる1番株取りのエノキ。

 

キノコは大好きですが、この2つは好んで食べないのに、とてもおいしかった!

 

 

 

 

 

 

1つめのパンは、上のお料理の時に出されました。

 

 

 

 

 

 

スペシャリテの次のダチョウサンドの過程を見せていただきました。

 

期待が膨らみます~♪

 

 

 

 

 

 

オリジナルのソース左は辛味があり、右は酸味があるそうで、

 

味変を楽しめるとのこと。

 

 

 

 

 

 

自然派の作り手によるボジョレーヌーボーと共に ・ ・ ・

 

うーん、ダチョウサンドは無言になるおいしさ!!!

 

記事を書いている時に、味変を試さなかったことに気が付きました。

 

 

 

 

 

 

ダチョウのお肉がこんなにもおいしいとは!!

 

手に持った時のお肉の弾力を動画で撮ったのですが、

 

ぜんぜん良さが伝わらない出来なので静止画だけにします。

 

お皿も横からも撮ればよかったのですが、

 

5~6cm高さのある分厚く丸い台のような特別感のあるものでした。

 

 

 

 

 

 

次のお料理の前に、仕込み中のメインのルーアン鴨を見せていただきました。

 

最後は炭火焼で仕上げます。香ばしさを感じるおいしそうないい色ですね。

 

 

 

 

 

 

シードル70%カリン30%の珍しいワインと合わせたのは、

 

 

 

 

 

 

大人のうなぎパイ!?とってもいい香り~。

 

パイとうなぎの間にはホウレン草が挟まれていて、

 

センターはタワラヨーデルというじゃが芋。

 

ソースにはカリンが使われています。

 

 

 

 

 

 

先ほどの鴨は下のようになりました~ソースには今の時季だけの

 

フレッシュなラッパ茸が使われていて、中が空洞になっているラッパ型の元の姿や、

 

どのようにしたのかをタブレットの中の写真数枚で見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

添えられたほくほくした里芋は、何だったか白いソースといいお味でした。

 

伊ミアーニのプライベートワイナリーのワインと2つ目ののパンと共に。

 

 

 

 

 

 

男性3人の100%オープンキッチンのお店で、

 

最後まで全員が目の前でお仕事されていました。

 

お皿や器の紹介も全部あり、次のお料理の器は2色で、

 

盛り付けされている姿も美しい。

 

白髪ではなく、ヘアカラーされた背の高いお若いシェフですよ!

 

 

 

 

 

 

わたしはパープルの器 ・ ・ ・ バターを使っていなくてもねっとりさのあるリゾット。

 

加賀レンコンは、すり流したものと食感を残してカットされたもので、

 

柑橘で爽やかさも感じられました。上のものはイクラです。

 

 

 

 

 

 

1999年のキャラメルの香りのする仏ローヌ地方の

 

白ワインと共においしくいただきました。

 

 

 

 

 

 

わたしの大好きなリンゴ、紅玉のデザートワインと合わせたのは、

 

 

 

 

 

 

リンゴを使った1つ目のデザート。

 

 

 

 

 

 

クリームの柔らかさとパートフィロのパリパリの音と食感も楽しく、

 

クローブなどのスパイスも使われているため大人味◎ 

 

デザートワインとのマリアージュにもうっとり。

 

 

 

 

 

 

2つ目のデザートは、なんとクレソンのアイス~わたしは好きでした!

 

オリーブオイルがかけられています。

 

コースメニューは2ヶ月に1度変更されるそうで、

 

こちらの前はワサビのアイス、ふきのとうのアイスだったりしたそうです。

 

 

アイスのスプーンは、かつて30年間フレンチのシェフをされていた、

 

シェフのお父様がお店で使われていたものだと言われていました。

 

 

 

 

 

 

グアテマラのコーヒーか静岡の紅茶が選べ、わたしは紅茶を。

 

各人の目の前に置かれた繊細なガラスの砂時計が全部落ちてから、

 

自分でプレスしていただきました。

 

 

 

 

 

 

お料理とドリンクの説明は、ドリンクディレクター、続いてシェフからでした。

 

チームワークもよく、温かさと熱意が伝わるレストランでのいい時間でした。

 

ビルの4階にあるお店ですが、

 

寒空の中、先に外に出られていたシェフからお見送りがありました~

 

ごちそうさまでした。