観たことがあるような気もしたのですが、全く覚えておらず。新鮮な気持ちで鑑賞。
エルメスさんありがとうございます。
監督がニコラ・フィリベールということで、
視点が面白いし、どこか優しい。
解説を読むと、靴音を響かせるために職員にハイヒールを履いてもらったということですが、
なるほど、そうやってあの長い廊下を歩くシーンが撮影されたのですね。
ローラースケートで郵便物が配送されるのも納得。
ピラミッドのガラス清掃とか
作品を人力で運搬する様子とか
展示の配置を試行錯誤するとか
救急・消火訓練を行うとか、
地下から彫刻がリフトアップしてくるとか、
もちろん私の大好きな絵画修復の場面もあり。
とにかくルーヴル美術館の裏側を覗き見しているようで、
とても興味深かったです。
大きな作品を搬入する時は、ドアや窓から入れるのではなく
壁が動いて搬入口が現れるなんて知らなかった…
裏側見学ツアーとかやってほしいし、ぜひそのツアーに参加したいものです。
そういえば『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』にも
ルーヴルの裏側が出てきて、
すごーくワクワクしましたっけ。
ニコラ・フィリベール監督といえば、
私好みのドキュメンタリー『アダマン号に乗って』はこちら