めっちゃ好みのドキュメンタリー。
セーヌ川に浮かぶ船(木でできた雨戸?がとってもよい感じ)が
精神疾患患者のためのデイケアセンターになっているのですが、
それぞれが絵を描いたりギターを弾いたり歌ったり
思い思いの行動を取っていて
しかも誰が患者で誰がスタッフだか分からないような空間になっている…
ああ、なんて素敵!と思ってしまいました。
さすがフランスだ。
まずは冒頭の人間爆弾の歌(とにかくインパクトあり)にびっくり!←これ、本当にすごかった。
薬を大量に飲まないと正気でいられないと話す男性(言われなければ患者だと気付かないほど自然)や、
シャツの色がおしゃれなおじさま、
ダンスを教えたいと懸命に訴える女性など、
さまざまな人々が集まってくる、彼らの心の拠り所となっているアダマン号。
私もコーヒーを飲みに行ってみたいなぁ…と思いました。
やっぱりニコラ・フィリベール監督のドキュメンタリーは、眼差しが優しくて大好きです。