めっちゃ癒されました…
ルーマニアからの出稼ぎ男性が、休暇で故郷に帰る前の数日間を描いた作品。
特に大きな出来事が起こるわけではなくて、
彼が冷蔵庫の整理のためにスープを作って
それを親しい人に配っていき、
その途中で苔の研究をしている中国系の女性(シュシュ)と出会う…というお話です。
風にそよぐ緑と鳥や虫の鳴き声、雨の音、そして苔、
そんな自然と音がとても心地よくて
これ、ずーっと観ていられるなぁ…と思いながら観ていました。
おばさんにスープの彼(シュテファン)の名前を聞かれたシュシュが
答えられないラストもすごく良くて、
この人らしいなぁ…と納得。
お気に入りの1本になりました。