GW中に作りました。
昔懐かしのプラモデルです。
元々はオオタキだったかな。
僕が買っていた頃(2000年あたり)は、アリイだったような。
そのあと、エルエスになって、
いまはマイクロエースだっけ?
って、発売元がこんなに変わって売り続けられてるプラモも珍しいと思います。
なにがいいって、
(1)部品が少ない
(2)安い
(3)それでいて、結構かっこよく完成する
(4)中に同梱されている塗装指示のイラストがものすごくかっこいい!!
です。
今でも、わりと普通に売っています。
いまは1200円くらいみたい。
2000年頃は、600円くらいだったような・・・。
このキットには、「トイザらス」「560円」というシールが貼ってありました。
旭川市にトイザらスができたのは、いつだったっけねえ。
で、このキット。買ってすぐに手をつけて、運転席まわりを作りかけて、
そのまま20年ほど放置されていました。
運転席をリアルにしたくて、シートを削り出したりしかけていました。
でも、途中で力尽きたのでしょう。
こういう「お手つき」キットは、ほかにもいくつかあり、
長い休みの時は、それらを消化するようにしています。
(前回紹介のポルシェターボもその一つ)
今回は、いまから20年ほど前に挫折した遺志を継いで、
シートをまるっと自作しました。
昔より腕前が上がっているようです。老眼はすさまじく進んでるけど。
あとは、胴体のあちこちにヒケ(へこみ)があったり、
部品の合間に隙間があったりはするけれど、
様々な方法で乗り越えます。(ここでも紫外線硬化樹脂大活躍)
で、塗装。
の前に、デカール(日の丸などのシール)を調べたら、
まあ、見事に黄ばみまくりです。
これを復活させるのはつらそうだなあ・・・。(紫外線であぶると白くなるけど、時間がかかる)
ということで、部隊マークも、国籍マークも、全部自作にしました。
使ったのは、ハセガワの粘着シート。
ちょっと厚みがあるけど、1/48なら許容範囲かな。
塗装は、なんだか資料を見てもよくわからないので、隼っぽくてきとうに。
緑のまだらは、エアブラシの細吹きで、フリーハンドです。
あきらかに、最初の頃より、後の方が上達してる。(だから、機体の左側は見せない。)
エルロンやエレベータ−、ラダーなどの動翼は金属ではなく羽布張りなので、
なんとなくそれっぽい色に。
本当は、ここにも迷彩されていたみたいなんだけど、
割と痛みやすい動翼だから、張り直されちゃった、ってことで。
このシリーズは、1/48なので、わりと飾り映えのする大きな飛行機になります。
(P−47なんて、かなりの迫力です。だのに値段はシリーズ全部おなじだったはず。)
それでいて、とにかく安い。
いまだと、1/48の飛行機は、すごく精密だけど、部品が細くて折れやすいし、
普通に3000円くらいしてしまいますが、
このシリーズなら、ざっと半額くらいですみます。
ただ、さすがに金型が痛んできているのか、風防の透明度もおちてるし、
部品の合いも悪くなってきてるような気がします。
でも、とてもいいキットです。
いつまでも売り続けて欲しいものです。
維持してくれている人達に、本当に感謝です。