今朝の朝礼で、会社の仲間が、自分の息子さんの学芸会(学習発表会)での、
劇のことを話してくれました。
戦時中の沖縄での、対馬丸の劇だったそうです。
その劇を、子ども達が素晴らしく演じたという話でした。
対馬丸といえば、沖縄からの疎開児童を乗せた船です。
疎開の途中で潜水艦に沈められてしまい、大勢が犠牲になりました。
以前、沖縄にいったときに、タクシーの運転手さんが、
弟さんを対馬丸で亡くしたと言うことで、悔しい思いを沢山話してくれたのを
思い出しました。
僕は、うろ覚えで、対馬丸は、出航したものの、疎開まかりならんと、引き返す途中で
攻撃されたのかと思っていましたが、
実際には、行く途中で攻撃されたようです。
劇が素晴らしかったので、先生の指導が厳しかったのではないかと思ったら、
子ども達が自分たちで話し合って決めていったそうで、先生は強く指導していなかったそうです。
朝礼で、彼は、主体的によりよくを求めた方が、よい結果が出せる。という話を、
息子さんの劇のすばらしさと絡めて話してくれました。
これは、確かにそうだろうと思います。
やらされるのか、
やるのか。
そこには、大きな違いがあります。
僕は、ベーシックインカムというものにすごく興味があります。
だから、いろんな人に、ベーシックインカムになったらどうするね?と質問します。
とても悲しいことに、日本人から返ってくる答えは、
「え?働かなくてもお金もらえるの?じゃあ、仕事やめる。絶対働かない。」です。
なぜなら、
「仕事とは、言うことを聞いて、お金をもらうことだ。」と教えられるからです。
しかし、中には、
「え?生活できるだけのお金もらえるの?だったら、生活の心配が無いから、思いっきり挑戦できる!」という人もいます。
こういう人達は、
「仕事は、社会や人の役にたつもの。」と考えている人達です。