ウズラ脱走。 | 植松努のブログ

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講演でしゃべりきれないことを書きます。

出張から帰ってきて、会社の僕の部屋に戻ったら、

机の上に、ゴミが何個か落ちている。

 

あれ?なんか工作しかけて、ほったらかしにしちゃってたかな?

 

と思って、よくよく見たら、鳥のうんこ。

 

まさかと思って、部屋のウズラのケージを見たら、二人ともいない。

 

まじか・・・。

 

隠れるとこ満点の僕の社長室に、いま、野生のウズラが2匹。

 

みたら、そこらじゅう、ウズラのうんこだらけ。

アンビリーバボー。

 

 

会社の人が繁殖実験で誕生させてしまったウズラ。

僕のとこには、2匹いました。ウズとラー。

そのうちの、ウズ(メス)が先日なくなってしまったら、

残されたラー(オス)が、ものすごく大きな声で鳴くようになりました。

正直、迷惑。

そこで、会社の子に、メスを一人分けてもらいました。

(会社内で、ウズラが、性別指定で簡単にトレードできるって、どんな会社だ。)

新しく来た子は、ウズの後継なので、ウズ2。

そうしたら、ラーも鳴かなくなりました。

しかし、2匹そろって、愛の逃避行。

 

呼んで出てくる相手ではない。

だから、まずは、気配を殺してじっとしていると・・・

 

まず最初に発見したのは、ウズ2。

メスは、比較的大人しいので、わりと簡単に捕獲成功。

 

しかし、問題は、ラー。

 

狭いところに、逃げる逃げる。

追い詰めたら、僕の頭を飛び越えて逃げる。

いろんなものの後ろに隠れてるから、がんばってそれらをよけたら、また飛んで逃げる。

最終的には、窓のところで追い詰めて捕獲。

 

ケージに入れたら、速攻でご飯食べてる。

あのなあ。

 

本当に、愛の空振りを感じる生物。

 

そのあと、2時間かけて、うんこ除去。

 

まあ、彼らにしてみたら、僕の存在は、間違いなく紅蓮の弓矢。

必死で逃げるのもわかるけど・・・

でも、ひどい事なんて一度もしてないで、いつも餌あえげてるのに。

水も取り替えてるのに。

 

愛情に、対価を求めてはいけないんだけど、

それにしても、せめて懐いて欲しいわ。というか、せめて、逃げないで欲しいわ。