北海道スポーツシューティングクラブって。 | 植松努のブログ

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講演でしゃべりきれないことを書きます。

僕はいま、「北海道スポーツシューティングクラブ」というものをやっています。

 

簡単に言うと、俗に言う「サバイバルゲーム(サバゲー)」というものを楽しむ集まりです。

 

そういうクラブは、日本中にあります。

でも、僕らのはちょっとちがいます。

僕らの目的は、「自信を増やす」です。

 

僕は小さい頃から片方の目が悪いので、

遠近感がありません。

だから、ボールを使ったスポーツがとてつもなく下手くそです。

フライが上がっても、玉は見えているけど、距離がわからないから、ぜんぜん受け取れません。

ということで、学校の体育の時間がつらいです。

僕の入ったチームは負けます。

僕の所に玉が飛んできたら、みんながなげきます。怒ります。笑います。先生も笑います。

僕は、人の迷惑になっているだけです。

だから、体育の時間は、消えていなくなりたかったです。

 

そんな僕がかろうじてうまく出来た球技が、エアガンでした。

なんだかしらないけど、あたります。

僕の大好きな映画に、ドラえもんの、のびたの宇宙開拓史、というのがあります。

このなかで、のび太は、やたらに鉄砲が上手で活躍します。

活躍してるのびたと、自分がかさなりました。

 

でも、学校を卒業して、体育と縁が切れて以来、ずーっとエアガンからも縁が切れていました。


そうして、1995年。
北海道に帰ってきてから1年ほど経過した頃、

僕はひさびさにおもちゃさんにいきました。
そこで、東京マルイという会社の、MC51というエアガンを見つけます。
昔のエアガンとちがって、ものすごくごっつくてリアルです。
触らせてもらったら、ずっしり重いです。
試しに撃たせてもらったら、びっくりです。
昔とは大違いです。電気モーターで確実に動きます。
しかも、その命中精度が尋常ではないです。
即座に買いました。

命中精度がいいと、「狙う」ことに意味が出てきます。

しらないまに、エアガンはすごく進化していました。

 

そのうちに、たまたま同好の人と出会い、
北海道スポーツシューティングクラブを作ることにしました。

 

その目的は、球技や体育が苦手な人の浮かぶ瀬になり、自信を増やすお手伝いをすることです。

 

だから、初心者がほとんどです。

レンタル用の防具もエアガンもたくさん用意しています。

中には、かなり経験のある人達もいますが、

目的はがちな勝負ではないので、経験のある人達は、

よい流やムードを作ったり盛り上げたりで頑張ってくれています。みんなやさしい人達です。

だから、親子で参加してる人も多いです。

 

活動に関しては、facebookの

https://www.facebook.com/groups/380437712087996/

に記しています。

 

エアガンは、機械が弾を飛ばしてくれるので、

年齢差も、性別差も、体力差もなく、対等に戦えます。

基本的にかくれんぼなので、足が遅くても活躍できます。
みんなで助け合ってがんばれます。


やったことがないことをやって自信を増やしてみたい人。
ストレス発散に撃ちまくりたい人。

興味があったら、あそびに来てみてください。
屋外での戦い以外にも、屋内でのシューティングもありますよ。