レアものになろう。 | 植松努のブログ

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講演でしゃべりきれないことを書きます。

世の中の常識ですが、

「普通」だと、くらべられて、安いのがえらばれます。

そりゃそうだ。

 

で、これは、品物に限らず、企業や個人も同じです。

だのに、親の中には、「普通でいい」ということを子どもに押しつける人がいます。

 

ちなみに、現在、「普通の仕事」は、どんどん自動化されて減っていますし、おのずと、収入もどんどん低下しています。

だから「普通でいい」というのは、

子どもの将来にとって、かなりつらい指導になってると思います。

 

世の中には、希少価値というものがあります。

それは「ちがう」から生まれる価値です。

「ちがう」と選ばれます。

ただし、「ちがう」場合は、それを必要とする人に出会えることがとても重要になります。

昔は、それはけっこう難しかったですが、現在は、ネットがあります。だから、世界とつながれます。

自分の「ちがう」を発信することで、それを必要とする人とつながれる可能性はとても高いです。

 

また、世の中のたいていの仕事は、経験値が力になります。

ということは、どう考えても、先にやった方が勝つ、ということです。

だったら、先にやるチャンスをいかに作るのかが、

人を育成するためにとても重要な要素になります。

 

子ども達が持っている個性や、個々人の興味や関心を、
いかにして、なるべく早くに伸ばすのか。
そのために重要なのは、
子どもが夢をもったなら、自分の人脈の限りを尽くして、それをやってる人を探して仲良くなって、子どもにあわせることです。
 
それをみんながやったら、日本はとてもおもしろい国になるような気がします。