長くなるので、キジ雄記事を分けました

 

 

 

 

 

もっとも難攻不落ダンジョンは2階のアトリエです。

 

 

 

美術の先生だった義祖父が油絵を描いていた部屋です。

ここに膨大な量の油彩のキャンバスや

遺留品が生前のまま残されています。

 

没後すでに数十年が経つのですが、

だれも手をつけず(手を付けられず?)

巨大なブルーシートがかけられたまま

どっさりと土埃をかぶっております。

 

道楽者の教育者の義祖父は大量の美術本を何シリーズも

買い込んで本棚に並べています。

さらに義父母世代が1階から溢れ出た古布団や

不用品を投げ込んでさらにカオスな状況です。

 

アトリエの奥には屋根裏があり

ここにもアトリエから溢れ出たキャンバスが侵攻しています。

それに義父の趣味の道具や転勤先から持ち帰った荷物や書類も

雑然と放り込まれています。

 

屋根裏には以前に増改築したとき階下の義父母リビングとの間に

折りたたみ階段がつけられたのですが

タメコミアン義父母がリビングに物を置き過ぎて

ついに階段がおろせなくなり・・・

屋根裏は逃げ道のない隠しダンジョンになりました。

 

 

(閑話休題)

 

 

もはや義母はひとり暮らし

おじ達は亡くなったり高齢化

子世代は進学先に根をおろし故郷には戻ってきません。
猫田家一族は先細るいっぽう。

もはや、絶滅危惧種といってもいいかもしれません。

 

いずれ家じまいを考えなくてはいけません。

しかし、しょせんは田舎ですので

需要もなく家を売ることもままなりません。

 

とりあえず我々がまだ何とか動けるうちに

片付けを進めないといけないということで

ダンジョン攻略をはじめました。