北窓開くの季語だそうですサーチ

 

 

ゴ民家の2階にはアトリエがあります。

 

学校の美術の先生だった義祖父(猫田キジ雄さん、仮名)が

油絵を描いていた場所です。

 

無駄に広いです。

 

アトリエらしく「北窓」が大きくとられています。

それに比べ南側の採光部は小さめです。

この部屋の北窓は元々の作りなのか、

アトリエにしてから作ったのか不明です。

 
 

【北窓】

南側の窓は直射日光で陽射しがきつく

季節によって明るさが変わります。

北側の窓からは1年を通して安定して

やわらかな光が入ります。

それで、写真家や画家には北窓の部屋が

好まれるそうです。

 

 

部屋中に特大サイズのブルーシートが存分にかけられています。

 

ブルーシートの下にはキジ雄さんの油彩画や道具類が多数

じつに無造作(てきとー)に埋もれています。

 

 

出入り口の左右には本棚。

バカ重い美術全集や書類がみっちり詰まっています。

ホコリよけにビニールがかけられていますが、

それも加水分解でレロレロですガーン

 

 

義祖父は40年以上前に、70代の若さで亡くなりました。

膨大な汚荷物をそのまま残して昇天

 

 

義母いわく

「とつぜん亡くなりはったんで、

(本人が)片付けるひまもなかった」

 

いや、このとっちらかりぶりを見ると

たとえ自分で余命がわかっていても

生前に片付ける気なんて

絶対なかったやろ物申す

 

没後40年以上だれも片付けられなかった

(片付ける気すらなかった)

汚トリエの遺跡です。

 

 

その後「割れ窓理論」よろしく汚れの連鎖がおき

1階からのゴミもどんどん投げ込まれていきます。

 

だれや、汚布団おいたのは!

 

汚布団の上にはホコリよけのつもりだったのでしょうか

シーツや毛布類が幾重にも積み重ねられ

星霜を経て

グレーのほこりがたっぷり贅沢にトッピングキラキラ

 

ゴミとホコリのミルフィーユショートケーキ

爆誕ですオエー

 

 

 

 

汚屋敷のカバーや保護にピッタリの大判サイズ!

もちろん災害時のそなえにも、ぜひ。

 

 

 

そして、不要品を処分する時はお役立ち!