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国が認めた借金減額方法

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2016年07月14日 13時21分02秒

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「護憲教」「改憲教」は、どちらも日本に災いをもたらす

日本がソ連や中共に侵略されなかったのは、「日米安保」のおかげです。

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日本が本当に強力な国になるために必要なこと
ロシア政治経済ジャーナル No.1415
2016/7/15

「護憲教」「改憲教」は、どちらも日本に災いをもたらす可能性があります。

私たちは、二つの「宗教」を超えていかなければなりません。

★日本が本当に強力な国になるために必要なこと


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


突然ですが、私は日本の宗教観が気に入っています。

神道、仏教、キリスト教などが、調和、共存している。


朝起きると仏壇に手をあわせ、神社にいってお祈りし、クリスマスを祝い、教会で結婚式をする。

外国人には驚愕の「いいかげんさ」ですが、それで宗教対立もなく、みんな仲良く暮らしている。

外国では見られない現象です。


日本一の大金持ち斎藤一人さんが面白いお話しをされていました。

仏教が入ってきたとき、なぜ日本は、比較的穏やかに受け入れることができたのか?

一人さんがいうに、「日本には八百万の神がいるのだから、もう一人神様(仏様)が増えても問題ない」と考えたと。


そう、日本は一神教ではなく、神様がうじゃうじゃいる。

そして、今も増えつづけている。

たとえば、ピートローズの記録を抜いたイチローさんをみると、「イチローは、まさに野球神だな」と思います。


日本には各業界に、達人レベルを超えて、「神の領域」に達した人たちがいる。

こういう現象は、日本でしか見られません。

とても面白いです。


しかし、この「なんでもかんでも神様にしてしまう習慣」が日本に大きな災いをもたらすこともあります。


▼護憲教と改憲教


参院選の結果、自公は衆院、参院で3分の2を占め、その気になれば「憲法改正」を試せる状態になってきました。

この「護憲か?」「改憲か?」の議論。

私は、とても気になっていることがあります。


護憲派の人たちは、「平和憲法死守!平和憲法のおかげで、日本は戦後平和だった!」といいます。

ちなみに日本国憲法をつくったのは、アメリカです。

護憲派が多いリベラルの人たちは、「アメリカこそ諸悪の根源だ!」という。

「米軍を追い出せば、すべてうまくいく」とも

その一方で、「アメリカ製憲法さえ変えなければ、日本は安全だ!」と主張する。

とてもおもしろいです。

少し考えればわかりますが、日本が戦後安全だったのは、「平和憲法」のおかげではありません。

日本がソ連や中共に侵略されなかったのは、「日米安保」のおかげです。

リベラルの人は、「日本が平和主義を崩さなければどこからも侵略されない」と信じています。

それが本当なら、なぜ中共は、虫も殺さない平和主義のチベットを侵略し、120万人も殺したのでしょうか?

私は何がいいたいのか?

「平和憲法を守れば、日本の平和は守られる」というのは、「迷信」だということです。

護憲派の大部分の人たちは、平和憲法を「神」にしてしまった。

実をいうと、日本国憲法は神でもなんでもなく、アメリカが「日本が2度と反抗できないように」と願いを込めてつくったものなのです。


では、即座に「改憲」するべきなのでしょうか?

実は、改憲派の人たちにも、護憲派同様の思考が見られます。

つまり、「憲法改正すればすべてうまくいく」という妄信。

これも、「平和憲法を変えなければすべてうまくいく」というのと同じくらい根拠のないことです。

実際、現時点での改憲が、日本国に大きな災いをもたらす可能性もあります。

なぜでしょうか?

「日本国憲法」は、アメリカが、「日本が2度と反逆しないように!」という意図をもってつくった。

日本はこれを変えたい。

つまり、アメリカから見ると、「嗚呼、日本はアメリカの支配から脱却したいのだな」と思えるでしょう。

(もちろん、私たちは、アメリカの支配から脱却したいのです。)


つまり、改憲に反対するのは、一般にいわれているように中国、韓国だけではない。

日本国憲法をつくったアメリカが反対する可能性が高い。

皆さん、「反日統一共同戦線」のことをご存知でしょう?

(まだ知らない方は、こちら必読。↓
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/ )

ここに、


「この戦線には米国も引き入れねばならない」


とはっきり書いてあります。

では、中国は、どうやってアメリカを「反日統一共同戦線」にひきいれるのか?


「安倍は右翼である!」

「安倍は軍国主義者である!」

「安倍は、歴史修正主義者である!」


と世界中でプロパガンダする。

そして、「安倍=右翼、軍国主義者、歴史修正主義者」である「証拠」として中国は、


・靖国参拝
・歴史の見直し

・憲法改正

をあげています。

賢い中国は、「日本がアメリカ製憲法を改正するのは、アメリカの支配から脱却するため。

そのことを嫌がるアメリカエリートも多く、反日統一共同戦線に巻き込むことが可能だ」と考えている。


中国のこの動き、決して無視することはできません。

中国プロパガンダの強力さ、私たちは目撃しています。

2013年12月、安倍総理が靖国参拝された直後のことを思い出してください。

あの時、日本政府は、「反対するのは中韓だけだろう」と甘い見通しをもっていました。

ところが蓋をあけてみると、反対したのは中韓にくわえ、アメリカ、イギリス、ドイツ、EU、ロシア、オーストラリア、台湾、シンガポール などなど。

要するに、世界中が「靖国参拝」を非難した。

あまりの規模の大きさに日本政府はオロオロし、何が起こっているのかわからなかった。

しかし、RPEの読者さんだけは、何が起こっているのか知っていました。

なぜかというと、RPE読者の皆さんは全員「反日統一共同戦線」戦略を暗記しているからです。

「改憲」時の国際世論、特にアメリカの反応を見誤れば、日本は、米中連合につぶされることになります。

(ヒラリーさんは、中国から多額の献金を受け取っていたことがあきらかになっている。つまり、中国側につく可能性がある。)


何はともあれ、「憲法改正すればすべてうまくいく」というのも、「平和憲法を守ればすべてうまくいく」のと同様「迷信」です。


そもそも「憲法」は「手段」であって「目的」ではありません。

「目的」は、日本国民が「幸せ」に「安全」に暮らせることです。

憲法を変えて、日本国民がより安全に、幸せになるのなら、変えたらいい。

いまのままの方が幸せと安全を確保できるのなら、変えない方がいい。

そういうことです。


▼「物神化」は日本の「癖」


実をいうと、こういう「物神化」の癖は昔からあり、それが日本に大きな災いをもたらしてきました。

日本が満州に進出したのは、安全保障面では「ロシア(後ソ連)の南下政策に対抗するため」だった。

つまり、はじめの目的は、正しく「日本の安全を守るため」だった。

ところが日本は、徐々に満州を「生命線」とよび「神格化」していきます。

「日本の安全を守るため」の「満州」だったのに、いつの間にか「満州さえ死守できれば、なんでもいい」に変化。

「満州」自体が「目的」に変わってしまった。


満州は、ソ連の南下に対抗するためですから、当然ソ連との仲が険悪になります。

満州を自国領と考えている中国との関係も当然悪くなる。

そして、「日本は満州の権益を独占しようとしている」と、米英との関係も悪くなる。

その結果、日本は世界で孤立し、国際連盟を脱退するハメになった。

そして、日本国民は、そのことに歓喜したのです。


当初、「日本の安全を確保するため」に進出した満州。

いまや「満州は、全世界を敵にまわしても守るべきもの」に変化していました。

満州が逆に日本の安全を脅かす要因になっていることに、政府も日本国民も気がつかなかったのです。

今歴史を振り返れば、日本が孤立し敗戦にむかう流れがはっきりみえます。

しかし、私たちは、「今も同じ間違いをしているかもしれない」と、何度も冷静になって考えてみるべきなのです。


▼日本が本当に強力な国になるために必要なこと



では、日本はどうすればいいのでしょうか?

日本国民の癖は、「物神化」「極度の単純化」「世界情勢を知らない」「大局が見れない」「国際世論に無関心で無知」

などなど、いろいろあります。

そのせいで、第2次大戦時は、「大戦略がないのに、戦争を開始する」という愚行を犯しました。


結局今の日本に大事なのは、正しく「戦略」を学ぶことなのだと思います。

「日本国民全員が学ぶべき」とはいいません。


イギリスが国民投票で「EU離脱」を決めた。

それにびっくりしたイギリス人は、「EUとは?」「EU離脱でどうなる?」と検索し、調べはじめた。

この話、皆さんも聞いたことがあるでしょう?

つまり、EU離脱派の人たちは、「なんも考えないで投票していた」ということなのです。


日々の仕事で忙しい普通の人たちに、「戦略を学びましょう」といっても難しいものがあります。


しかし、これから「日本と世界を変えていく」、

RPEの「スーパーエリート」読者さんは、少なくとも「護憲教」「改憲教」ではなく、「戦略的にどうなのか?」

と考えていただきたいと思います。

ところで、どうやって戦略を学ぶことができるのでしょうか?

最近は、本当によい時代になりました。


たった2時間ほどで、あなたが「世界的戦略家レベル」の思考を身につける方法があります。

現存する世界最強の戦略家といえば、

エドワード・ルトワックさん。


皆さんご存知のようにルトワックさん、「日本だけのために」


●中国4.0 ~ 暴発する中華帝国

(詳細は→ http://tinyurl.com/ht5l83a )



という超名著を出してくださいました。

この本を出すにあたり、ルトワックさんと行動を共にし、6日かけてインタビューしたのが、

日本を代表する戦略家・地政学者・奥山真司先生です。


私が、「この方の前世は諸葛孔明だったに違いない」と確信している奥山先生。

なんと、「ルトワック戦略」の「解説CD」をつくってくださいました。

私も早速いただいて聞いてみましたが、おかげさまで難解なルトワック理論が、すっきり理解できるようになりました。


特に、政治家さん、議員さん、官僚さん(特に外務省、防衛省など)は、必聴です。

そして、日々戦略的に戦わなければならない

経営者、起業家、エリートビジネスマンの皆さんも必聴。


もちろん無料ではありませんが、得られる利益は、はかり知れません。
こんな安い投資は、メッタにありません。


「俺が日本を守る!俺が日本を導く!」という気概のあるあなた。


いますぐ、奧山先生の「ルトワックCD」で、

世界最高峰の「戦略理論」を学んでください。

北野絶対お勧めです。

http://www.realist.jp/cgel.html

●PS

北野が「世界情勢分析する方法」を完全暴露しています。

これを読むと、あなた自身で、日本と世界の未来を予測でき
るようになります。

政治家、経営者、起業家、ビジネスマン必読。



【4刷決定!】

●日本人の知らない「クレムリン・メソッド」
~ 世界 を動かす11の原理 (集英社インターナショナル)

北野 幸伯

(詳細は→ http://tinyurl.com/hrq5f3x )
●面白かったら、拡散お願いいたします。>

↓●おたよりコーナーへ
●U@沖縄さまからのメール

北野様

はじめまして、U@沖縄と申します。

RPEを拝読させて頂いております。

北野様の書籍やお薦めの「中国4.0」を読ませて頂いたおかげで世界情勢の理解の仕方が変わって来ました。

私の住む沖縄は、ご存知の通り翁長知事が「辺野古の海の埋め立て承認」を取り消し、

日本政府と真っ向から対立しており、一向に普天間の危険性除去が進んでいません。

「オール沖縄」(=県民の総意)という便利な言葉を作り出し、「辺野古移設反対」を唱えています。

米軍人・軍属の個人が起こしている事件・事故を「基地があるが故の悲劇」として、「米軍基地全面撤去」を訴えています。

米軍人・軍属が個人として犯した犯罪を「基地がある悲劇」にすり替えて、県民を反米・反日を煽っているという状況は異常であり、

「オール沖縄」を名乗る人達は何のためにやっているのか?を考えた時に「日本には尖閣も沖縄の領有権もない」と言い放つ「中国」の姿が見え隠れしてなりません。

地元2紙は、「オール沖縄」を擁護する報道に終始し、尖閣を実効支配しようとしている中国の脅威については一切報道しません。

そういう状況から推測すると、

・「オール沖縄」(地元2紙も含め)、直接的・間接的に中国の支援を受け、その意向に沿う形で行動している。

・米軍基地が沖縄から無くなって一番喜ぶのは中国ですから、「オール沖縄」の狙いは、 辺野古への移設は、沖縄県民の意向を無視して、日米両政府によって強行された。

これ以上の我慢(人権侵害)は到底許せないので、沖縄は琉球として独立するしかないと いう方向に誘導するつもりではないかと私は思っています。

・海の向こうの在日米軍撤退のとんでも発言をしているトランプの勢いが止まらないのも、実は裏で中国が支援しているからではないかと思えて仕方ありません。

機会があれば、是非、この辺りの解説をお願いします。

沖縄県民の誰もが米軍基地が無い方が良いと思っていますが、それは日本が自分の国を自分で守れるだけの軍事力を備えている事が条件になります。

国防を無視して、中華人民共和国 琉球自治区になる方向に沖縄を誘導している「オール沖縄」の毎日毎日地元2紙から垂れ流すプロバガンダは脅威であり、

県民の判断を誤らせてしまいますし、国防を無視して、自己主張を繰り返す沖縄県に対して、本土の方々に「嫌沖」という感情を抱かせてしまわないかとても心配しています。

それが結果的に日沖分断に繋がり、中国を喜ばせてしまうことになるからです。

昔から付き合いのある琉球民族が日本支配から独立したがっているので、加勢するという大義名分を中国に与えては絶対にいけません。

↓●編集後記へ

★編集後記
昨日の夜、モスクワはものすごい雷でした。

ひっきりなしに稲妻がひかり、

近くで爆弾が爆発したような雷鳴が、止まることなくなりつづけていました。
RPEジャーナル
北野幸伯

○メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」
発行者 北野 幸伯
◎ロシア政治経済ジャーナル
のバックナンバーはこちら
⇒ http://archives.mag2.com/0000012950/index.html?l=fox08dd07c

支那の農業の未来は「?」

チュウゴクは、他国を侵略して自分の領土を広げて、アメリカを押しのけて覇権をとることには100年の計を持つが、農業や環境保護に関しては、計画なんて無いみたい。

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支那の農業の未来は「?」
平井 修一

「農地を貸したら5年放置!『愚かな日本人』と嘲笑する中国人を、驚愕 の結末が待っていた!」(中国メディア・網易7/5の抜粋)

<日本の大手企業3社が共同出資して山東省莱西市に1ヘクタールの耕地を 20年間の期間で借り受けた。しかし最初の5年間、耕地は放置されて野草 が伸び放題の状態だったため、現地の農民は心を傷 めるとともに「日本人 が土地を借りたのは、地中に埋まっている宝物を探すためではないのか」 などと疑り始めた。

日本人たちは5年後に、ようやく動き出した。まず牛を飼い、その糞で土 壌を改善させ、無農薬の農作物を栽培、それを乳牛に食べさせて、品質の 高い牛乳を生産するようになった。

また、5年間耕地を放置した理由について関係者が「種を植える前にまず 土を作る。土を作る前にまず人を作る」と語り、土壌の質を最重要視した 結果、もとは肥沃ながらも化学肥料や農薬によって 汚染されて痩せた土地 を、5年かけて回復させたのだと説明した。

日本人が無農薬を貫きながら「天に任せる」形でトウモロコシや小麦、イ チゴなどを栽培、生産量が思わしくなかったことから赤字を出し続け、現 地農民の笑い種になった。しかし、それから5年 後、ここの牛乳の価格が 国内相場の1.5倍となり、イチゴも高値で取引されるようになった。それ まで笑っていた中国人が腰を抜かすほど驚く結果となった。

「農薬を使わずに5年間損を出し続ける」という話は笑い種ではなく、警 鐘なのだ、環境保護型農業の開発が、食品安全問題に苛まれている中国に おいて農家の増収と食品の安全確保を促すことにな り、農業も農民も「最 後には笑う」ことなるのだ。

目先の利益ばかりを急いでいては、いつかそのしっぺ返しが来る。逆に、 将来のために損を承知で地道な下積みを重ねていけば、やがては損を出さ なくなるだけではなく、大きな利益になって帰っ てくる。そこで大事にな るのはやはり、「先のことを考える」ことと「じっくりガマンする」こと なのだ>(以上)

こうした地道かつ緻密な農業を支那人がやっていたら、今日のような“毒 菜”問題は起きなかったろう。これからは食の安全・安心に重点を置く農 業へ転換していけばいいのだが、実はもうほとん ど手遅れのようだ。

「中国農業の深刻な現状 先のない中国農業 農村社会の復活に打つ手は あるのか」(大紀元7/6)から。

「70後不願種地、80後不会種地、90後不提種地(70年代生まれは畑仕事を 嫌がり、80年代生まれは畑仕事ができず、90年代生まれは畑仕事の話題に 触れない)」。

これは中国で流行っている、働く世代の農業離れを表した句だ。現在、中 国の農業を支えているのは老人と中年女性で、若い世代は都市部で働いて いる。中国の農業の将来性が危ぶまれている。

*「農業で生計を立てるなんて、期待していない」

人民日報ネット版は5月29日、河南省、山東省の農村地域を対象にした実 態調査の結果、55歳以下の住民はほぼ農業に従事しておらず、興味もな く、そもそも農業に関するノウハウを持っていないこ
とが明らかになった。

河南省寨?平陵村の農業従事者、張文明さん一家は5人家族だが、息子と 嫁は張さんのところに子供を預け、2人とも都会へ出稼ぎに出ているた め、約2/3ヘクタール(6667平米)もの面積を張さん一
人で作付けしてい る。一家は息子夫婦の約6000元(約93000円)の月収で楽に生活できるか ら、「農業で生計を立てるなんて期待していない。単なる小遣い稼ぎだと 思っ
ている」という。

74歳の李成さんは、昨年手術を受けたことをきっかけに、農業を止めて田 畑を息子の李文献さんに譲り渡した。その理由を「自分から農業をやりた いと言い出したわけではないが、息子は体が弱く
出稼ぎに出られないた め、家で畑でもやるしかない」と語る。

平陵村の人口は550人で、農地の合計は約327ヘクタール。村長の話では、 55歳以下の村民が畑仕事をすることはほとんどなく、畑を維持しているの はほとんど老人と中年女性だけ」と、村の厳しい
農業事情を説明する。

河南省平野部の農村地帯はまだましな方だと言わざるを得ない。例えば山 西省の山間地域はさらに深刻で、棚田を耕す農民はほとんどおらず、多く の畑がうち捨てられ、荒れるがままに放置されて いる。

うまくいっていた農業経営が行き詰まったことをきっかけに、農家の意欲 がそがれる場合もある。延津県固郷沙庄村の大型穀物栽培農家・郭衛峰 さんは、中国政府が奨励した穀物の大規模栽培に 取り組んだ。他の農家3 軒と共同して農地の租借制度を利用し、2014年までに耕作委託農地を40ヘ クタールにまで広げた。

数十万元を投じて農機具も購入したが、3年目に穀物価格が大暴落し、9万 元の損失を出す結果となった。郭さんはこの痛手に、新たに農地を借りる 気が失せたという。

*改革開放が中国の農村構造を叩き潰した

「中国の農業は改革開放でズタズタにされた」というブログ記事では、農 業従事者が労働に見合った利益を得ていないことが、物価の面から説明さ れている。

それによると、中国の多くの物の値段は80年代基準で100倍以上に上昇し たが、主食である穀物価格はほんの数倍しか値上がりしていない。例え ば、80年代のトウモロコシの市場価格は1キロ0.7元 で、今の価格は約3倍 の2元強。「もはや穀物の価値はゼロに等しい」とブロガーは嘆く。それ でも農家が畑を耕し続けるのは、他に選択肢がないからだという。

赤字が明白な穀物栽培では、銀行から融資を受けるのは至難の業。農家の 協同組合の多くが経営難に陥り、組織自体が有名無実で、ほぼ解散状態に なっている場合もあるという。

あるネットユーザーは、「現在、農業に従事している50歳以上の農業人口 がゼロになってしまったら、農業技術を身につけた中国人は皆無となる。 誰も畑を耕さず、後継者もいない。14億の中国人 が、外国から食べさせて もらうしかなくなってしまう」と中国の将来に警鐘を鳴らしている。

*荒廃を極める農村

江蘇省の江南大学法学院社会心理学副教授・王君柏氏が2015年、故郷であ る湖南省のある小さな農村で行ったフィールドワークの考察メモが、ネッ トで公表されている。それによると、村の耕
地は長年の大量の農薬投与で 硬化し、農作物が育たなくなり、村の農業は立ちいかなくなった。将来性 を見いだせず子どもは村を出て、高齢の村民も希望もなく暮らしている
と いう。中国農村部の問題の縮図といえる。

王氏によると、その村は1985年ごろの人口は132人で、半数は若者だっ た。現在、村の定住人口は54人まで減り、そのほとんどが高齢者と子供。 子供たちは6~15歳で村を出る。

「村には水田があるが、田植えがされている面積は10分の1にも満たな い。ほとんどがトウモロコシに転作されており、コメが足りなくなった村 民は町に出て購入する」

「長年にわたって除草剤と農薬漬けの栽培を行ってきたツケが回り、畑の 土壌は硬化し、収穫量も激減している」

「最終的に村民は、この畑にまだ所有者がいるということを周囲に知らせ るためだけに、畑に茶の木やアブラツバキを植えるようになった。だが手 入れもされずに伸び放題になった枝が畑の作物の 日照を遮り、野生動物と 人間が食料の争奪戦を繰り広げている」

「農村部では昔から一定の社会秩序を維持していたため、村人同士が良好 な関係を築いていた。健康的で良識ある伝統や風習は安定した社会を維持 するための非常に大切な要素で、村の生活に秩序 をもたらし、人々の生活 を意義あるものにしていた」

「だが、こうした伝統的な価値観が崩壊してしまった現在の農村部では、 親孝行という言葉は過去のものとなり、男女関係は乱れ、夫婦のきずなも 失われてしまった。甚大な環境汚染に苦しむ地域 も多く、村民がガンを患 う『ガン村』もあちこちに存在する」

王氏は、農村部の衰退は時代の流れであり、状況は悪化の一途をたどると 考えている。


*農村を荒廃させた諸悪の根源は

中国政府もこの状況を認識してはいるが、有効な解決手段を持っていな い。中国共産党のシンクタンクが発行した『中華読書報』ダイジェスト版 に、「地方名士のいない農村地帯は没落を免れな い」という題の文章が掲 載されている。ここでは農村の没落を招いた原因を、地方の名士がいなく なったことだと結論付けている。

一方、時事評論家の横河氏は大紀元に寄せた文章で、農業衰退の問題の根 本は、地主の統率力を失わせ、伝統の村社会の形を壊した、共産党の改革 だと指摘する。

横氏によると、強いリーダーシップで農村を率いる地方名士は「伝統文化 の継承と、安定した社会構造を維持」を担っていて、歴史上の王朝交代や 戦乱で人口が減っても、強大な統率力によって、 農村部はたくましく復興 を遂げてきたという。

*農村社会復活の策とは

しかし、1949年の共産党政権以後、農村部はいちぢるしく荒廃する。「階 級闘争」の風が農村部でも吹き荒れ、地主は、結託した農民と争うことと なり、土地を奪われる。また、農民の土地所有を 否定する改革開放で、伝 統的な村社会の基本構造は根幹から崩壊することとなる。

横河氏はこのように結んでいる。「未来の農村社会の理想像として、昔の 地方名士統治の体制を復活させようとは言っていない。しかし、復興は伝 統文化や人類の普遍的な価値観に基づいて構築さ れるべきだ。伝統文化を 破壊する中国共産党が、歴史という舞台から退場しなければ、新たな農村 社会を作り出すことなどできない」>(以上)

農業・農村・農民の「三農問題」、すなわち農業の低生産性、農村の荒 廃、農民の貧困をいかに解決するかだが、上記のような状況では完全に手 遅れと言うしかないだろう。コトバンクから。

<農民問題では、著しく低い所得を余儀なくされ、都市に出稼ぎに行って も戸籍管理制度の壁もあって十分な行政サービスを受けられない農民の不 満は大きい。農地の収用や農業行政をめぐる幹部 の腐敗や権力乱用が後を 絶たず、2005年には8万7000件もの農民抗争、農民暴動が発生、今日でも 各地で続いている。

中国当局は農業税廃止などの保護政策に着手しているが、問題の根本的な 解決には程遠い>

一方でもしかしたら再生、発展できるかもという動きも小さいながらあ る。莫邦富氏/作家・ジャーナリストの論考「中国の若き農業者たちが日 本視察で見せた熱意」(ダイヤモンド7/8)から。

<ここ数年、中国各地で農業に対する関心が高まっている。これまでの工 業優先の政策で、農業や自然環境の保護がないがしろにされたばかりでは なく、居住環境まで破壊された現象も各地で広く 見られている。こうした 問題に対する反省もあり、農業を再出発させようと心がける人が増えている。

しかもそこには、ある共通現象が見られる。大都市でそれなりに成功した 高学歴者が多い。女性が占める割合も高い。中には、大都市で手に入れた 安定した生活を敢えて手放して、自分の出身地の
村に戻って、村おこしに 情熱的に力を入れる若者も登場している。

5、6年前から私はSNSでこのグループの人間と知り合い、ずっとその観察 と応援を続けている。彼らの努力と行動に中国の将来の描き方、中国農業 の模索が読み取れると思うからだ。

その中の代表的な人物の一人は、陳統奎という36歳の青年だ。中国新農業 従事者の間ではスター的な人物で、南京大学を卒業し、かつては「南風 窓」という雑誌の記者だった。2009年、故郷の海南 島火山村に戻り、村人 らを率いて社区(コミュニティ)を創業し、民宿事業を試行錯誤で始めた。

*若き新農業従事者視察団の来日

この度、陳さんは私の提案を受け、中国の若い農業経営者二十数名を率い て農業視察のために日本にやってきた。高知県の馬路村や農産品直売店、 物産販売センター、美しい自然が残る四万十川、仁淀川などの河川、岡山 県真庭市のバイオマス発電所などが主な見学先となった。

この新農業従事者視察団は合計23名、最年少は1991年生まれである。30 代、40代が大半を占める。現在の職種を見ると、民宿経営者、農場主、フ ルーツ店チェーン創始者、社区(コミュニティ) サービス企業の経営者、 ブランド農業創業者などツワモノぞろいだ。

北京、上海、重慶、江蘇、海南、陝西、福建、広東などの省市から集ま り、会社の資産は数百万から数千万、数億元(1元は約15円)までまちま ちだが、農業というキーワードで結ばれているグルー プだと見ていい。最 も長い企業は創業してすでに十数年になる。

高知県と四国域内の移動は時間がかかる。バス移動中は勉強会に体験発表 会、ホテルや民宿に到着して夕食を終えたあとはその日の見学の感想を発 表したり今後の目標についての考えを披露したり して、非常に勉強に熱心 な視察団だった。

訪問団の主な目的は日本農業の産業化の取り組みを学び、帰国後、自分た ちの企業発展に役立てる、という来日前の連絡の内容を思い出した。来日 して31年、こんなに学習意欲の高い訪日団と出 会ったのは3回目だ。しか し、今回は一番、年齢が若い。もうひとつ、農業関連では初めてだ。そこ に中国のある種の変化を体感できたと思う。私にとっても収穫の多い接待
となった>(以上)

中共と習近平が居座る限り支那は壊れ続けていくしかないのではないか。
(2016/7/17)

皇統の永続の為に必要な旧皇族の皇籍復帰を蔑ろにし、女性宮家や女系天皇の容認だけ

皇統の永続の為に必要な旧皇族の皇籍復帰を蔑ろにし、過去の自民党政府 のやったことは女性宮家や女系天皇の容認だけだ。

「生前退位意向」報道の怪
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池田元彦

天皇陛下「生前退位意向」報道の怪

天皇陛下「生前退位の意向」のニュースが流れた。宮内庁幹部を情報源と しながら、内容が自棄に確定的なのだ。陛下御自身の意向だと前置きし、 その為には皇室典範改訂が唯一の対策だと断定的
な怪訝なニュースであ る。反皇室派勢力の蠢動が再発したとしか思えない。

NHKは、天皇のお言葉として「象徴としての務め」を十分に果たせない な ら、代役を立てず「生前退位」したいとのご意向だと言う。あたかも唯 一絶対の解決策の如く、200年間なかった「譲位を制
度化」する為と称し て、皇室典範改訂の観測気球を上げたのだ。

更に皇室の継嗣課題について、解説に於いて「女系天皇」の検討が恰も 必要と迄踏み込んだ記載もしている。天皇は現行憲法の規定である「象 徴」が良いとし、皇室典範の規定を変えて迄も皇太
子に譲位し、「女系天 皇」も典範改訂の範疇だ、とNHKは言いたいのだ。

ニュースの出所も曖昧のままだ。NHKは「宮内庁の関係者」というが、直 後に山本信一郎次長が否定し、翌14日に風岡典之長官も否定した。同日、 菅官房長官も「生前退位の制度化・皇室典範改訂は
想定外」と切り捨て た。但し、皇室典範改訂の検討は認めた。

皇統の永続の為に必要な旧皇族の皇籍復帰を蔑ろにし、過去の自民党政府 のやったことは女性宮家や女系天皇の容認だけだ。皇賊小泉純一郎、福田 康夫しかりだ。安倍晋三現首相は、小泉政権時の
官房長官だ。安倍首相が 「男系男子」堅持出来るか、大いに不安がある。

宮内庁幹部のリークと称して、策謀する勢力が検討内容を歪めてマスコミ に流したようだ。生前退位には皇室典範の改訂以外にないとして、皇室典 範改訂議論の中に、女性宮家、女系天皇容認条項
を盛込もうとする、邪悪 な勢力の3度目の挑戦とも言えるのではないか。

皇太子に譲位し自ら上皇として恣意的政治を司った天皇は歴史上半数程あ るが、明治以降は弊害を避け譲位は不可とした。それを敢えて改訂させる 為、天皇の強い意向だと反対出来ない論拠を楯
に、選択肢は生前退位しか ないように国民世論を誑かせる策謀なのだ。

生前退位では、上皇の天皇への恣意的容喙を許し、上皇自らの権威を維持 する為第3者の意向を押付ける可能性もある。更には上皇派、天皇派と いった派閥間争いを激化させ、時間をかけて男系男
子の皇統を消滅させる 深慮遠謀の意図が透けて見えて来るではないか。

蠢動する勢力は反天皇の共産、社民と民進党の左翼が主だが、問題は獅子 身中の虫、自民党内の利権議員だ。公明はこの時野党化する。日本の歴 史・伝統・文化、そして皇室の素晴らしさを認め
ず、只管中韓に媚び、欧 米を崇める国賊と言っても良い国会議員が一番危ない。

「天皇を元首とする憲法改正」に反対し、表向き生前退位という癖玉で国 民の目を逸らし、気がついた時には、女性宮家や女系天皇容認の皇室典範 改訂審議が成立しているのだ。

摂政は、天皇が未成年又は重篤な疾患等である場合に全ての国事行為を天 皇に代って行えるし、特例として1代に限り認める方法もある。国事行為 臨時代行なら、内閣の助言と承認が必要なものの
天皇による委任だ。何 故、国事行為臨時代行で出来ないのか不思議だ。

メディアや間抜け学者は外国王室云々と言うが、万世一系2千年の皇統の 参考にもならない。天皇には宮中・皇室祭祀という世界に類のない最重要 な日本の根本儀式があるのだ。

いったん「強硬路線」で火がついた中国。とめることは容易ではありません。

★南シナ海仲裁判断、中国、情報戦・法律戦で完敗

全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。

おそらく、日本でも大きく報道されていることでしょう。

常設仲裁裁判所(PCA)が、南シナ海をめぐる中国の主張には「法的根拠がない」と判断しました。

今回は、この問題について考えてみましょう。

▼なぜフィリピンは、仲裁裁判所に提訴したのか?

複雑な話ですので、基本を抑えておきましょう。

ロイター7月12日付が詳しいです。

まず背景として、資源が豊富で、重要な航路である南シナ海には、多くの領有権問題が存在しています。

<重要な国際海上交通路にまたがる南沙(英語名スプラトリー)諸島を中心に、南シナ海は長い間、緊張状態にあり、近年はその度合いが一段と高まっている。

中国、台湾、ベトナム、マレーシア、ブルネイが、スプラトリー諸島とその周辺海域、あるいは周辺海域の領有権を主張している。

中国、台湾、ベトナムは、南シナ海北方の西沙(同パラセル)諸島を自国の領土だと主張している。>

(ロイター7月12日付)

「近年になって緊張状態が高まっている」といいますが、その唯一の理由は、

中国です。

中国は、南シナ海のいわゆる「九段線」を主張しています。

九段線は、もともと中国共産党の前に中国を支配していた中国国民党が1947年、「11段線」として発表したものがもとになっています。

(国民党は、共産党との戦いに敗れ、台湾に逃げた。)

しかし、当時の中国は、自国の統一すらされていない状態。

もちろん、南シナ海も支配していなかった。

要するに、この「11段線」というのは、法的根拠に基づくわけではなく、将来「支配できたらいいなあ」という「夢」や「願望」の類だった。

世界的戦略家ルトワックさんは、この「11段線」について、

「酒を飲んで酔っ払った勢いでこのようなものをでっち上げた」

と断言しています。 (「中国4.0」37p)

1953年、既に国民党を打ち破り、中華人民共和国を建国していた共産党は、国民党の11段線から二つ抜いて「九段線」としました。

これも、たんなる「願望」であって、なんら法的根拠があるわけではありません。


日本の尖閣同様、中国が弱いうちは、あまり問題になりませんでした。
しかし、中国は2010年に世界2位の経済大国になり、自国の利益を遠慮なく主張するようになった。

南シナ海の他の国々は、中国と比べれば皆小国。

かなうわけがない。

そこでベトナムと共にもっとも中国の脅威を感じているフィリピンは2013年、仲裁裁判所に提訴したのです。


<フィリピンは2013年、中国の主張が国連海洋法条約(UNCLOS)に違反し、同条約で認められた200カイリの排他的経済水域(EEZ)に含まれる南シナ海で開発を行う自国の権利が制限されているとして、仲裁裁判所に提訴した。>

(同上)

仲裁裁判所ってなんでしょう?

<1899年に設立された常設仲裁裁判所(PCA)は、最も歴史ある国際司法機関。

PCAは、中国とフィリピンが署名するUNCLOSのような国際条約の下で紛争を解決することがしばしば求められる。>

(同上)

では、国連海洋法条約(UNCLOS)とはなんでしょうか?

<<UNCLOSは主権に関する問題は扱わないが、海上における行動のみならず、さまざまな地理的特徴から国が主張できることを規定している。

同条約は島嶼(しょ)や岩礁から12カイリを領海とし、ヒトが持続して居住可能な島から200カイリをEEZと定めている。

EEZは主権のある領海ではないが、同水域内において漁業や、石油、ガスなどの海底資源を採取する権利は与えられる。>

中国とフィリピンを含む167カ国がUNCLOSに署名している。
>>

(同上)

最後の部分。

中国はUNCLOSに加盟しているのですね。

とても重要です。


▼どんな判断が下された?

フィリピンの訴えは、どのようなものだったのでしょうか?

< フィリピンによる提訴は、自国がEEZを利用する権利を明らかにしようとする約15の項目から成る。

中国によるスプラトリー諸島の7つの岩礁における埋め立てや人工島の造成だけでなく、漁業や浚渫(しゅんせつ)、当局による監視などの活動に対しても異議を申し立てている。

また、黄岩島(同スカボロー礁)を中国が実効支配していることに対しても異議申し立てを行っており、スカボロー礁が完全にフィリピンのEEZ内であるとする判断を求めている。
南シナ海の大半に主権が及ぶとの主張において、中国が基準としている「九段線」の合法性をめぐる裁定は、どのような内容であれ、注視されるだろう。

九段線は他の国々のEEZに交わっており、東南アジア海域の中心部にまで深く入り込んでいる。>

(同上)

では、仲裁裁判所は、どんな判断を下したのでしょうか?

CNN.co.jp7月13日付から。

<中国は、海南島の南方から東方にかけて、南シナ海の9割を囲い込む「九段線」という境界線を設定し、資源採掘や人工島造成を行う権利の根拠としている。仲裁裁はこの権利を認めない立場を示した。

仲裁裁はまた、中国が人工島から200カイリまでを排他的経済水域(EEZ)としてきた主張に対し、人工島はEEZ設定の根拠にはならないと判断した。

さらに、中国は人工島周辺で自然環境を破壊しているとの見方を示した。>

中国の主張する、いわゆる「九段線」は、はっきりと否定された形です。

▼激怒する中国

このように仲裁裁判所は、明確に中国の主張は「違法だ!」と判断しました。

仲裁裁判所の判断には、「拘束力がある」とされていますが、従わなかった時に制裁したり、執行させる仕組みがありません。

つまり、中国が従わなくても実質何も起こらない。

実際、中国は「従わない!」と宣言しています。


<仲裁判断、中国外交に大打撃 習主席「一切受け入れない」

AFP=時事 7月13日(水)10時7分配信

【AFP=時事】オランダ・ハーグ(Hague)にある常設仲裁裁判所(PCA)が南シナ海(South China Sea)をめぐる中国の主張には法的根拠がないとの判断を示したことについて、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は、一帯の島々は古来より中国の領土だとして、政府は今回の判断に基づくいかなる行動も受け入れない
と述べた。

国営の新華社(Xinhua)通信が伝えた。>

<フィリピンの訴えを受けた裁判で仲裁裁が12日に下した判断は、天然資源も豊富な南シナ海の支配に野心を燃やす中国にとって外交的な大打撃となった。

中国政府は真っ向から拒絶しており、中国外務省は同日のうちに「判断は無効で何の拘束力もない」との声明を出した。

新華社によると、中国の在オランダ大使は「きょうはハーグにとって『ブラックチューズデー(黒い火曜日)』になったと批判。

判断は「国際法を辱めた」とこき下ろした。>



判断は「国際法を辱めた」そうです。

「悪いのは中国ではなく、仲裁裁判所だ」と。

▼しかし、世界は仲裁裁判所の判断を歓迎


ところが、中国とは異なり、国際社会は仲裁裁判所の判断を歓迎しています。

まず、アメリカ。

<仲裁判断は法的拘束と見なすべき 米見解、中国は不快感表明
ロイター 7月13日(水)6時30分配信

[ワシントン 12日 ロイター] - 国際的な仲裁裁判所が、中国には南シナ海の海域内の資源に対する歴史的な権利を主張する法的な根拠はないとの判断を下したことについて、米政府は12日、仲裁判断は最終的かつ紛争当事国を法的に拘束するものと見なすべきであり、緊張を高める理由にしてはならないとの見解を示した。

アーネスト米大統領報道官は「判断を挑発行為に関与する機会として用いないよう、すべての当事者に求める」と呼びかけた。

またこれに先立ち、国務省のカービー報道官は「南シナ海における紛争の平和的解決という共通目標に大きく貢献するもの」とした上で、「米国はすべての当事者がそれぞれの責務を順守するよう希望する」と述べた。>

きわめて真っ当な反応です。

しかし、中国は、このアメリカの反応に激怒しました。

<米声明に「強烈な不満」=中国

時事通信 7月13日(水)9時26分配信

【北京時事】中国外務省の陸慷報道局長は12日、米国務省報道官が声明で南シナ海問題をめぐる仲裁裁判の判決に法的拘束力があり、中国などに順守を求めたことを受け、談話を発表し、
「強烈な不満と断固たる反対」を表明した。

米側に厳重に抗議したという。>

中国の脅威をもっとも感じているベトナムは。

<南シナ海問題判決、ベトナムも「歓迎」

朝日新聞デジタル 7月13日(水)11時53分配信

南シナ海問題をめぐる常設仲裁裁判所の判決について、フィリピンと同じく中国と領有権を争うベトナム政府は12日付で、「判決を歓迎する」とする外務省報道官名の談話を発表した。

報道官は「裁判所はベトナムの立場を完全に反映している」とし、「脅しや武力を用いない、国際法に基づく平和的な解決を強く支持する」と述べた。>

インドは。

<南シナ海判決>「判決を支持」インド外務省

毎日新聞 7月13日(水)12時23分配信

【ニューデリー金子淳】南シナ海問題を巡り、オランダ・ハーグの仲裁裁判所が中国の主張は無効だとする判決を下したことを受け、インド外務省は12日、

「インドは国連海洋法条約に明白に反映されている国際法の原則に基づき、航行・飛行の自由と円滑な貿易を支持する」との声明を出し、判決を支持する姿勢を示した。

声明では、各国が軍事力などに頼らず「平和的な方法で解決すべきだ」と指摘し、「全ての当事者に対し、海洋の国際的な法秩序を構築する国連海洋法条約を最大限尊重するよう求める」と主張した。>

ちなみに、訴えた当のフィリピンでは6月末、親中派のドゥテルテさんが大統領になりました。

大勝利したはずのフィリピンが抑制的なのは、面白いです。

▼判断の影響は?


既述のように、仲裁裁判所の判断には、

「拘束力はあるが、執行を強制する仕組みがない」状態。

ですから、中国は、判断を無視して、いままでどおりの行動をつづけることでしょう。

表面上、「まったく何も変わらない」ことになります。

しかし、何も影響がないかというと、そんなことはありません。

「クレムリンメソッド」に詳述していますが、戦争は、撃ち合いをする「戦闘」だけではありません。

実際の戦闘よりも大事なのは、その前段階、あるいは戦闘中も行われている、

「情報戦」です。

中国は情報戦の重要性をとてもよく理解している。

それで、「安倍は、軍国主義者」「安倍は右翼」「安倍は歴史修正主義者」と、大金を使って「情報戦」をやっている。

情報戦の目標は、「敵国は悪魔のような国」と信じされることにあります。

そして、敵国を孤立させ、実際の戦争が起こったとき、「同盟国が誰もいない状態」をつくりだす。

日本も1930年代、情報戦に負け、見事に孤立させられていきました。

私はいつも書いていますが、「孤立したら負け」です。

中国は今回、仲裁裁判所の判断を、「完全に無視」するどころか、

「仲裁裁判所が悪い!」

「アメリカが悪い!」

「日本が悪い!」

と批判することで、自ら孤立の道を選択しています。

00年代、「平和的台頭」を標榜し、大成功をおさめた中国。

しかし現在、国際法を無視、他国の領海を侵略している、「世界のモンスター」に変貌しつつあります。

大衆はいつも、指導者が「より強気」に「国益」を守ることを求め、それがますます国を孤立させる原因になる。

今回の仲裁裁判所の判断。

一見、何の影響もないようですが、長期的には中国共産党の政体を破滅に導く第一歩になることでしょう。

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●面白かったら、拡散お願いいたします。>

↓●おたよりコーナーへ

●匿名希望さまからのメール

一週間前にフィリピンでアキノ大統領からドゥテルテ大統領に変わったようです。

フィリピンがここまで来て親中に傾き出したようだと言ったニュースが飛び込んできて不安になったので質問させて頂きます。

今後、フィリピン政府が仲裁裁判所に申し立てた南シナ海をめぐっての訴訟を取り下げるなんて愚行をやらかしてしまうんでしょうか?

せっかく我らが安倍総理がG7と共同で対中包囲網を築いたのに、中国にひっくり返される 、なんて悪夢は起こらないですよね?

東、南シナ海で好き放題する中国をここまで追い詰めたんですから、日米印豪ASEANは、一体となって中国共産党崩壊まで突き進めていってほしいですね。

親中傾斜したフィリピンの裏切りによってこういった各国首脳の計画に狂いが出る可能性はどれくらいあると言えますか?

●北野より

フィリピンが反中派から親中派にかわったのは、確かに痛いです。

しかし、「中国孤立」という大勢は変わらないでしょう。

最大の問題は、アメリカ大統領選で何が変わるかですね。

アメリカが、「疲れた。アジアはもういい・・・」となれば、

日本も戦略の転換を迫られることになります。

↓●編集後記へ

★編集後記

本文について。
いったん「強硬路線」で火がついた中国。
とめることは容易ではありません。

RPEジャーナル
北野幸伯

本当にあった酷い話 (映画にもなりました)

2008年01月14日
「お母さん遅いよ 死んだ弟は口の中に虫いっぱい入ってたよ」 苫小牧2児ネグレクト殺人母と「映画:誰も知らない」と「巣鴨子供置き去り事件」
虐待の家―義母は十五歳を餓死寸前まで追いつめた
心に澱の様に沈んでいる事件がありまして、実は12月19日付けで下書きのまま埋もれているエントリー

最近、本当に嫌な記事は書きたくない病に罹りまして、先の福岡飲酒運転3児殺害裁判もスルーしたり・・
で、本件も途中まで書いたんですが、校了出来ませんでした。

ところが、用意周到に話題から避けていたつもりが偶然、先週のチューリップエントリーで奇しくも「youと柳楽君」に当たりましてww
(書きながら気が付いた)
【CM】 ぼくがつくった愛のうた♪

これは誰かが「書け」と命令しているのではと。
という訳で以下、長いけど感情排して淡々とコピペ中心にて。

生ゴミ、生米くらって餓死免れた! 鬼母に遺棄された5歳の「地獄絵」 J-CASTニュース

2007/12/18

幼い長男(5)と三男(当時1)を自宅に1か月以上置き去りにし、三男を死亡させて死体を遺棄したとして、母親に懲役15年の判決が下された。生き延びた長男は生の米や生ゴミ、冷蔵庫にあったマヨネーズで飢えを凌いでいた。2人とも「死んでいる」と思って自宅に帰った母親に、長男はそれでも、「ママ遅いよ」と駆け寄った。

「ママ、遅いよ」と駆け寄る長男の哀れ
苫小牧市の自宅に幼い長男と三男を1か月以上放置し、三男を死亡させて遺体を遺棄したとして、殺人と死体遺棄、保護責任者遺棄の罪に問われた無職・山崎愛美被告(21)の判決公判(杉浦正樹裁判長)が2007年12月18日、札幌地裁室蘭支部でひらかれ、懲役15年(求刑懲役20年)が言い渡された。裁判長が「幼い兄弟の飢えと苦痛は想像を絶する。計画的で非情で残酷な犯行」とまで形容した、「置き去り」のおぞましい実情とはどんなものだったのか。弁護側は「(被告の)不幸な生い立ちや、経済的な困窮」を挙げて情状酌量を求めていたが、判決や各紙の報道などから見える事件の実態はまさしく「地獄絵図」である。

事件は山崎被告が06年10月30日、自宅に鍵をかけた時から始まる。山崎被告は長男と三男の存在を疎ましく思い、部屋に放置して餓死させることを考えた。山崎被告はチャーハンを食べさせたあと、12月初旬まで交際相手の家に行ったままで2人を放置。1か月間以上あとに再び自宅の鍵を開けるまで、2人の幼子は飢えのなかで苦しんでいた。幼い三男は餓死したが、長男は生の米や生ゴミ、冷蔵庫にあったマヨネーズを食べて命をつないでいたという。

山崎被告は裁判のなかで、長男が生きていることに驚き、長男は「ママ、遅いよ」と駆け寄ってきたと証言している。その後、山崎被告は三男の遺体を交際相手の家にある物置に遺棄した。自分を放置したにも係らず「ママ、遅いよ」と駆け寄る長男の姿はなんとも哀れだ。しかし、生きていた長男にとっては、弟の遺体を横に生活した体験は地獄ともいえる。

「(死んだ三男の)口の中に虫いっぱい入ってた」
2007年6月8日の毎日新聞(北海道版)では、山崎被告の母(46)に対して行った取材のなかで明らかになった、事件後に長男が発したとされる言葉を次のように紹介している。

「ママ怖い」「そら(青空)、動かない(編注:『そら』は三男の名前)」「口の中に虫いっぱい入ってた。ママ取ってた」「ビニールかぶせた。口にガムテープ張った」。長男は青空ちゃんの傷んだ遺体を愛美被告が隠そうとする様子を見ていたとみられる
事件後には山崎被告が書き込んでいたと見られる携帯電話サイトがインターネット上で大きな話題を呼んでいた。そこには、

「あなたに逢えて、本当によかった(ハート)幸せ(ハート)愛してる(ハート)心から本当にそう思うよ(ハート)もぅ離さないでね」
と書かれていた。2人の幼子に向けたものではないことだけは確かだ。

厚生労働省が公表している児童相談所への児童虐待相談件数(2006年度)は3万7323件。そのうち育児を放棄する「ネグレクト」(保護の怠慢ないし拒否)は38.5%の1万4365件にも上る。



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あらすじ
トラックからアパートに荷物が運び込まれてゆく。引っ越してきたのは母けい子(YOU)と明(柳楽優弥)、京子(北浦愛)、茂(木村飛影)、ゆき(清水萌々子)の4人の子供たち。だが、大家には父親が海外赴任中のため母と長男だけの二人暮らしだと嘘をついている。母子家庭で4人も子供がいると知られれば、またこの家も追い出されかねないからだ。その夜の食卓で母は子供たちに「大きな声で騒がない」「ベランダや外に出ない」という新しい家でのルールを言い聞かせた。

子供たちの父親はみな別々で、学校に通ったこともない。それでも母がデパートで働き、12歳の明が母親代わりに家事をすることで、家族5人は彼らなりに幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、母は明に「今、好きな人がいるの」と告げる。今度こそ結婚することになれば、もっと大きな家にみんな一緒に住んで、学校にも行けるようになるから、と。

ある晩遅くに酔って帰ってきた母は、突然それぞれの父親の話を始める。楽しそうな母親の様子に、寝ているところを起こされた子供たちも自然と顔がほころんでゆく。だが翌朝になると母の姿は消えていて、代わりに20万円の現金と「お母さんはしばらく留守にします。京子、茂、ゆきをよろしくね」と明に宛てたメモが残されていた。

この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの"漂流生活"が始まった―――。


この映画は主演の柳楽君が2004年のカンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞を受賞したのは周知の事実でDVDも数年前に発売されていますので、公式のあらすじの先をばらしますと・・
電気も水道もガスも止められ、兄弟は乞食生活に突入。(アパート入居は家賃未払いも居住死守)
ゆきが椅子に乗ってベランダのプランターに水やっている際、転倒して死亡します。
明は不登校の彼女と共に、死んだゆきをトランクに詰めて羽田空港近くの空き地に埋めます。(生前、ゆきとモノレールに乗って飛行機を見る約束をしていた為)
これで映画終了。

最後に巣鴨子供置き去り事件。映画の元ネタ。

巣鴨子供置き去り事件 - Wikipedia
(当管理人註:このウィキの記事は最下段でリンク貼付している「http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/family.htm」のエントリーを参照にしていると思われます)

巣鴨子供置き去り事件(すがもこどもおきさりじけん)は東京都豊島区で1988年に発生した保護責任者遺棄事件。 父親が蒸発後、母親も4人の子供を置いて家を出たが、母親は完全に
育児放棄をしていたわけではなく、金銭的な援助を続け、不定期にではあるが子供たちの様子を見ていた。

事件後、長女と次女は母親に引き取られたが、長男に関しては資料不足のため不明。

経緯
1973年頃、Aちゃん誕生。Aちゃんが就学年齢に達するが案内がこず、出生届が出されていないことが判明する。しかし、母親は行政を頼ることはなかった。
1981年頃、Bちゃん誕生。
1984年頃、Cちゃんが生まれるが生後間もなく死亡。
1985年頃、Dちゃん誕生。
1986年頃、Eちゃん誕生。
1987年秋頃、恋人と同棲するために母親が兄弟の世話をAちゃんに任せ家を出る。母親は生活費として数万円を送金し、時折様子を見に来ていた。
1988年
4月、Eちゃんが Aちゃんの遊び友達らからイジメ(暴行)を受け死亡。
7月17日、大家からの不良の溜まり場になっているとの通報を受け巣鴨署員がマンションの一室を調べ、Aちゃん(推定14歳。以下同)、Bちゃん(7 歳)、Dちゃん(3歳)の三人の子供と白骨化した乳
児の遺体(Cちゃんの遺体)が発見された。親の姿は無かった。
Bちゃん、Dちゃんは衰弱していたため、翌18日、福祉事務所に預けられた。
Aちゃんから事情を聞くが、あいまいな点が多く、またBちゃんの供述から、Aちゃんが兄弟の面倒を見ていたらしいことがわかる。Aちゃんらはコンビニ弁当などのジャンクフードで生活していたため、栄養失調に陥っていた。
Aちゃんらに出生届が出されていないことがマスコミで報じられる。
23日、テレビのニュースで事件を知った母親が出頭。母親の証言から、9ヶ月前に家を出ていたこと、Eちゃん(2歳)が失踪していることが判明。
25日、Aちゃんの証言により、EちゃんがAちゃんの遊び友達の折檻を受け死亡しており、遺体は秩父市内の雑木林に埋められたことがわかる。
8月、母親が保護者遺棄、致傷で起訴される。懲役3年執行猶予4年の判決をうける。Aちゃんは Eちゃん折檻死にかかわっていたとされ、傷害致死ならびに死体遺棄で起訴され
るが、状況を考慮され、養護施設に送られる。

関連項目
誰も知らない - この事件をモチーフに作られた映画。長男は兄弟思いの優しい少年として描かれている。



※新聞記事引用という事ですので、無断ですが再引用させて頂きました。(ぺこり)
誰も知らない<巣鴨子供置き去り事件> iFinder 雑読乱文

「誰も知らない」のモチーフとなった事件

古い事件のため、なかなかソースが見つからなかったため、当時の新聞記事から転載して掲載することとした。

<<1988年朝日新聞記事より>>

・母親(事件発覚当時40歳)は川崎の私立高校卒業後、服飾専門学校に進学

・歌手を目指したこともあり、実際にレコードも何枚か出している。

・昭和43年頃からデパートの派遣店員として就労。勤め先で男性と同棲を始める。

・この男性との結婚を両親から猛反対される。

・2人の間に子どもができたが、その子は養子に出している。

・48年、同じ男性との子を足立区で出産するが、母親は「正式の夫との間にできた子どもではなので怖くなり、結局出生届はださずじまいだった」。この子が長男で事件発覚当時の14歳少年。少年は父親については「わからない」と話している。(母親はこれまで父親の違う子どもを5人生んだと話しているが、少なくとも3人の男性との間に、6児を出産。養子に出した子と長男以外は、すべて自宅で自分の力だけで生んだということが判明)

・その後都内のマンションを転々とし、食いつなぐために窃盗や売春をし、警察に捕まったこともあったという。

・56年頃に長女(事件発覚当時の7歳)を出産。

・59年9月に次男を生んでいるが、この子は60年2月に仕事から家に帰ると、ほ乳瓶をくわえたまま死んでいた。処置に困り当時住んでいた家に隠していた。

・母親は長男に「親戚のおじさんに預けた」と説明している。

・60年頃に二女(事件発覚当時の3歳)を出産

・61年7月に三女を出産

・62年9月頃までは大塚駅周辺に住んでいたが、その後西巣鴨に転居。死んでいた次男はビニール袋に入れてスーツケースに入れたまま荷物として運んだ。

・西巣鴨のマンションは表通りに面した鉄筋四階建て。住んでいたのは2階で、1階には24時間営業のコンビニがあった。

・大家には、「長男と2人暮らし。長男は立教中学に通っている。夫は数年前に死亡した」「私はデパートに勤めている」と話して大家を信用させマンションに入居。大家は他に子どもがいることは知らなかったと話している。

・長男には「事情があって今は学校に行けないが、いつかは行けるように手続きしてやる」と言い聞かせ、市販されている学習ブックを買い与えていた。(発覚時、名前を書かせても、姓は漢字で書けるものの、名前はひらがなでしか書けなかった。

・62年秋頃から千葉県浦安市の冷凍食品販売業の愛人(56歳)ができ、愛人のところに入り浸るようになった。長男の話では62年秋頃から、「仕事で大阪に出張する」と言ってマンションを出たままだというが、母親はときどき2・3万円ずつ送金してきたようで、たまに姿をみせていたこともある。

・その後、63年の正月に一度戻っているが、子どもが邪魔になってマンションに置き去りにし、千葉県内の愛人のマンションに同居していた。長男には千葉県の住所を教えていた。

・長男によると、マンションには時々男性が「元気か」と訪ねてきていたらしいが、愛人か長男の父親かはわからない。

・長男は、いなくなった母親の代わりに食事を作ったり、おむつを取り替えたりしていた。また、毎日のようにコンビニを訪れては菓子パンやおにぎり、アイスクリームなどを買っていた。コンビニの店長は「夜中の2、3時に来たり、学校のある昼間の時間帯にもしばしば見かけたりするので、変だなあと思っていた」と話していた。

・母親がいなくなって、11月頃に長男は近所の菓子店で中学1年生の2人と知り合う。彼らは頻繁に出入りするようになった。

・63年3月末、長男は滞納していた1月までの3ヶ月分の家賃(27万円)を支払ったが、2月以降は未払いでその後はガスと電気を止められていた。

・4月21日昼頃、遊びに来ていた友達2人のうちの1人が前日に買っておいたカップめんがなくなっているのに気づいた。三女(2歳)の口元にのりが付いていたため、長男が(あるいは友だちが)三女が食べたと思い殴りはじめた。

・友人2人は、はじめは「長男がやめろと止めた」と供述していたが、その後「初めは、長男も殴った」と話し、長男も「3人でいじめた」と認めた。

・長男は死なせた3女を含め3人の妹の面倒を一人でみていたが、言うことをきかない幼い妹たちに困り果て、そそうをしたりすると体罰を加えていたようだ。

・三女は翌22日午前8時半ごろ死亡。「三女が死亡する致命傷は、長男でなく友人が押し入れから何回も落としたことによる」と長男の弁護士は述べている。

・26日、長男は三女の遺体を友人2人とともにビニール袋に包み、さらにボストンバッグに詰めて、3人で電車に乗り、夜11時頃秩父市大宮の公園わきの雑木林に捨てた。友人のうち1人は「夜遅くなるとしかられる」と途中で電車を降りた。

・2人は遺体を捨てた後、帰る電車がなかったため、その夜は駅で明かした、という。


・見つかった三女の遺体は、カーディガンとスカート姿だった。

・17日、「親は帰ってこないし、不良のたまり場になっている」という大家の連絡で、巣鴨署員がドアを開けると長女と次女がいた。大家がバナナとおにぎりを差し出すと、むさぼるように食べた。

・長男は「夜の商売の人の子どもで預かっている。母は大阪に仕事にでかけている」と説明した。

・18日午前10時、同署員と福祉事務所の女子相談員が訪れると、玄関を入ってすぐのダイニングに妹2人が毛布にくるまって寝ていた。長男は奥の6畳に布団を敷いて寝ており、パジャマ姿で出てきた。

・妹たちは衰弱しきった様子で、特に3歳の二女はガリガリにやせていた。

・カーテンは閉め切り、部屋には衣類が散乱。台所には残飯の一部がかびた状態で残っていた。

・部屋には一通りの家具があり、電気炊飯器でご飯が炊かれ、電熱器にはみそ汁をつくったなべがかけられた跡があった。冷蔵庫にはニンジン、タマネギ、キャベツなどが入っていた。洗濯機には洗いかけの衣類が入っていた。

・2人の妹は「パンが欲しい」と言い、相談員が買ってきたパンと牛乳をおいしそうに食べ、その後もアイスクリーム、チョコレートなどと食べ物を欲しがった。

・「どうしたの」という問いかけに、7歳の長女は「お兄ちゃんに面倒をみてもらっている」と話すばかりだった。

・2人の妹は新宿区の都児童相談センターに預けられた。

・長男は21日朝、友人の父親に付き添われて福祉事務所を訪れ保護されたが、センターに空きがないため、都八王子児童相談所に収容された。健康状態、顔色ともにごく普通であったという。

・23日、千葉県内の愛人のマンションに同居していた母親は「テレビのニュースで事件を知り、自首しようと思った。中学程度の子どもに幼い子みんなの面倒を見させて悪かったと思う」と話し、保護者遺棄の疑いで緊急逮捕された。涙は見せていないという。

・母親は発見された子どものほかにも三女を産んだと話していた。

・25日、長男は三女をせっかん死させたことを供述し、傷害致死と死体遺棄の疑いで逮捕。この日まで児童相談所に収容されていたが、三女のせっかん死を供述してからは目に見えて顔つきが穏やかになった。「やはり、隠し事があるのを気にしていたのでしょう。秩父の現場検証から帰ってきたときは、重荷をおろしたような表情でした」と児相の所長は話している。

・「本当に優しい子だと感じた。社会の汚れに染まらず生きてきて、母親も絶対的な存在だった。でも、友人との出会いで、小さな子どもの世話をするのが重荷に感じてきたのでは」とセンターの職員は話した。

・8月10日、東京地検は、この長男を傷害致死、死体遺棄罪で東京家裁に送致。同地検は「母親さえいれば起こりえなかった事件であり、長男には教育的措置が必要」として少年院ではなく、教護院へ送ることが相当との、異例の処遇意見を付けた。今回は長男が戸籍もなく、全く学校教育を受けていないなど特殊な事情があり、児童福祉施設の教護院で教育を受けさせる方が良いと判断したという。

・犯行に加わった少年2人は、刑事責任を問えない年齢であり巣鴨署で補導した。

・10月26日、保護者遺棄、同致傷の罪に問われた母親に対する判決公判があり、裁判官は「わが子を養育するわずらわしさから逃れようとした無責任、身勝手きわまりない犯行。三女の死の遠因となったといっても過言ではない」として、懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)の有罪判決を言い渡した。

・判決理由の中で、執行猶予について「子ども出生を届けず、学校にも通わせないなど母親の自覚がなく、放置が続けば子どもの生命が失われる危険もあった。親の責任を放棄した罪は重いが、同姓相手と結婚してやり直すと誓っていることなどを考慮、今回に限り、自力更生の機会を与えることにした」と述べた。

*要参照+MONSTERS+

実話のエンディングを踏襲する方がよりよい映画になったと思うんだけど。。

で、おいらの心の澱はこれ。
口の中に蟲が一杯入った状態でミイラ化して死んでいた我が子を発見しパニクった山崎愛美さんが咄嗟に書いたブログ。
否、死んでいる筈の長男が生きていた事にパニクったのか・・・

これでこの事件を忘れられそう。。
亡くなった青空君。今度生まれる時は、きっと優しいお母さんだよ。
http://birthofblues.livedoor.biz/archives/50501656.html

暴かれた中国とヒラリーの黒い関係。夫も「中国の金」で大統領に

ヒラリーは、日本に訪問した時、莫大な金をよこせと言ってきて、それに反対した官僚の重要人物が会議の日の朝に自殺したという話だ。
ヒラリーは、悪魔崇拝の変な宗教で世界統一政府をもくろむ大きな団体に入っている。この人が大統領になるのは日本にとっては良く無い事だが、ヒラリーの後ろの大きな団体が資金面でもメディア方面でも支えているからアメリカの次の大統領は女性ということになるのかも。そういう流れは作れるもんだし。日本も東京都知事は女性でいいんじゃない?

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暴かれた中国とヒラリーの黒い関係。夫も「中国の金」で大統領に
2016.07.15
共和党のトランプ氏と民主党のヒラリー氏の一騎打ちになると見られるアメリカ大統領選。トランプ氏の暴言ばかりに注目が集まりますが、もしもヒラリー氏が当選したら…。無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』で著者の北野幸伯さんが、国際政治に詳しい評論家の伊藤貫氏の著書を引用しつつ、ヒラリー氏と中国のとんでもない関係を暴いています。

ヒラリーと中国の、黒い関係…

「世界最大のリアリティーショー」といえば、「アメリカ大統領選」。共和党候補は、トランプさんで決まり。民主党候補は、ヒラリーさんで決まり。

さて、ヒラリーさん。最近、最大の障害をクリアしました。

「クリントン氏、訴追相当せず」 FBI長官が会見

朝日新聞デジタル 7月6日(水)1時54分配信


米大統領選で民主党の候補者指名を確実にしたクリントン前国務長官(68)の私用メール問題で、米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は5日に会見し、「捜査の結果、訴追には相当しないと判断した」と発表した。

メールには機密情報が含まれており、「非常に不用心だった」としつつも、過去の機密情報をめぐる事件と比較し、「常識的な検察官ならば訴追しない」と述べた。

これは、何でしょうか?

09~13年、ヒラリーさんは国務長官だった。その時、公務に私用メールアドレスを使っていた。これは、「国の機密情報を無料であげます」というのと同じ。それで問題視され、FBIが捜査していた。しかし、FBIは、「問題は多いけど、このまま大統領選つづけていいです」と許可した。これで一応、ヒラリーさんは法的問題をクリアしました。ところが…。

われわれ日本人が絶対知っておいた方がいいこと。ヒラリーさん、実をいうと、中国とかなり深く、黒い関係があるらしいのです。

クリントン夫妻の「中国との黒い繋がり」とは?
クリントン夫妻と中国の、深く、長い癒着

ネタ元は、アメリカ在住政治アナリスト、日本を代表するリアリスト・伊藤貫先生の『中国の「核」が世界を制す』。

kitano0713

この本は、世界情勢の真実を知りたい方必読です。伊藤先生によると、クリントン夫妻は、それこそ「大昔」から中国に取り込まれていました。


クリントン夫妻とリッポ財閥の腐敗した癒着関係は、少なくとも1983年から始まっている。
(p261)

ええ!? いまから、33年も前から!!??

「リッポ・グループ」って何でしょう?


中国共産党と人民解放軍は、クリントン夫妻に対して多額の贈賄をするパイプとして、インドネシア・香港・中国に拠点を持つリッポ・グループ(力宝集団)を使用した。

リッポ・グループはインドネシアの華僑財閥・リアディ家が所有する企業集団であり、銀行業・不動産業・流通業・観光業等を経営している。
(p260)

さて、リッポグループとクリントン夫妻の「黒い関係」はどんな風に始まったのでしょうか?

ヒラリー夫人が上級パートナーを務めるアーカンソーの法律事務所は、この時期から、リッポグループの「顧問」として高額の報酬を得ている。FBIは、「クリントン夫妻と人民解放軍スパイ機関との協力関係が始まったのは、たぶんこの頃だろう」と推定している。
(p261)

ええ!!!??? FBIが知っているのに、ヒラリーさんは、なぜその後も順当に出世しつづけていったのですか???

そして、ヒラリーさんの夫ビル・クリントンさんは1992年、「中国の金」を使って、大統領選に勝利します。

クリントン夫妻は1992年の大統領選に出馬したとき、リアディから少なくとも(後に判明しただけでも)125万ドルの賄賂(違法な政治資金)を受け取っている。

1996年の大統領選挙では、リアディ(リッポ・グループ)からクリントン夫妻へ、はるかに巨額な賄賂が動いた。
(p261)

実をいうとこれ、「バレて」しまったのです。クリントン夫妻は、どんな反応をしたのか?

1997年にこの事実が明るみに出たとき、クリントン夫妻は、「われわれはカネを受け取ったかもしれないが、何も憶えていない。誰がカネを出したのか、われわれは何も知らない」と言い張って、逃げてしまった。
(p261)

そんなんでいいんですか??? 舛添さんも、アメリカに生まれれば逃げ切ることができたのでしょうか?

事件の真相を追求しようとした検察官は、その後…
動けなかったFBI

さて、上にも書きましたが、クリントン夫妻はそんなに悪いことをして、なぜ捕まらなかったのでしょうか?

1992~96年のFBIとNSAの盗聴活動により、中国政府の首脳部が米国政界に対して大規模な贈賄工作を実行していることは明らかであったが、国務省・ペンタゴン・司法省・CIAは、この大規模な贈賄工作を止めることはできなかった。たぶんこれらの組織は、政治的な理由から動けなかったのだろう。
(p278)

「政治的な理由から動けなかった…」(涙)

アメリカ在住・伊藤先生は、もっとディーテールを話してくださっています。


米民主党の政治家たちが中国から収賄しているというニュースがアメリカのマスコミに載るようになったのは、1996年後半である。



(中略)



この大規模な贈賄工作が、中国政府のスパイ組織による深刻な外交問題であるという解説記事が米マスコミに載るようになったのは、1997年の春以降のことである。
(p279)

これを受けて、FBIは捜査を開始しました。しかし…。


しかしFBIと連邦政府検察官による贈賄事件の捜査は、数か月しか続かなかった。1997年初頭、ホワイトハウスの命令を受けた司法省が、この件に関する捜査を打ち切る決定を下したからである。
(p279)

しかも、「露骨な妨害行動」があったのだそうです。


この事件の捜査を続行するために独立検察官を任命することを主張したキャリア検察官、チャールス・ラベラは、即刻、解雇された。他の検察官たちはラベラが即座にクビになったのを見て、「この事件には、深入りしないほうがよい」と理解した。
(p279)


ヒラリー氏が大統領に当選したら、日本はどうなるのか
日本の教訓

ここまで読まれて、「ホンマかいな?」と思われた方も多いことでしょう。皆さんがそう感じる主な理由は、「メルマガという媒体では、出せる情報量に限りがあるから」です。

今回の話に関心を持たれた方は、是非『中国の「核」が世界を制す』をご一読ください。卒倒物の事実が、山ほど登場します。

さて、私たち日本人は、今回の話から何を学ぶべきなのでしょうか?

そう、「ヒラリーさんは、中国と黒い関係にある」。彼女が大統領になったら、対中、対日政策はどうなるのでしょうか?

確かにアメリカは、2015年3月の「AIIB事件」直後、「中国を最大の敵」と定めましたそして、「ウクライナ問題」「シリア内戦」「イラン核問題」を「アッ」という間に解決した。ロシアとも和解しはじめました。そして、中国との対立は、意図的に激化させている。ですから、ヒラリーさんが大統領になっても、その路線でいくかもしれません。あるいは、彼女は中国に弱みを握られていて、柔軟路線に転じるかもしれません。

私が大変しばしば、「日本は、中国を挑発するな!」「日本の中国批判は、アメリカ追随でよい。アメリカが批判したことを、そのままオウムのように繰り返せ!」と書いているのは、こういう事情もあるのです。つまり、日本が先走って中国を挑発しすぎると、アメリカ国内の親中勢力が力を増し、「梯子を外される」かもしれない。要するに、アメリカなしの日中戦争が起こる可能性が高まる。

日本は常に、「『アメリカ』中心の対中包囲網」「対中バランシング同盟」結成を目指すべきなのです。調子に乗って、「日本が反中包囲網形成を主導する」などと宣言してはいけません。梯子を外され、尖閣、沖縄は中国領になってしまいます。

勇気と決断力のある安倍総理が、その力を間違って行使しないよう、是非このメルマガを総理に転送してあげてください。

『ロシア政治経済ジャーナル』
著者/北野幸伯
日本のエリートがこっそり読んでいる秘伝の無料メルマガ。驚愕の予測的中率に、問合わせが殺到中。わけのわからない世界情勢を、世界一わかりやすく解説しています。

http://www.mag2.com/p/news/211764

天皇陛下の「生前退位」スクープを新聞各紙はどう報じたか?

ただ単にお年を召されてお疲れなのだと思います。
今のままでは、老人虐待です。

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天皇陛下の「生前退位」スクープを新聞各紙はどう報じたか?
2016.07.15
7月13日、天皇陛下が「生前退位」のご意向を示されたという速報が、NHKの独占スクープとして報道され、のちに新聞テレビなど各社から一斉に報道されました。このニュースは国内だけでなく、世界各国でも速報で大きく報じられています。一夜明け、主要新聞4紙はそれぞれこのニュースをどのように伝えたのでしょうか。ジャーナリストの内田誠さんが、自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ』で詳細に比較、分析しています。

天皇陛下が生前退位の意向。各紙はどう伝えたか

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「天皇陛下 生前退位の意向」
《読売》…「天皇陛下 生前退位の意向」
《毎日》…「天皇陛下「生前退位」意向」
《東京》…「天皇陛下 生前退位の意向」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「陛下82歳 公務も変化」
《読売》…「ご公務 強い責任感」
《毎日》…「陛下 高齢の影響懸念」
《東京》…「象徴天皇の将来 見据え」

ハドル

凄いですね、天皇陛下が完全制覇です。情報が少ない世界のことでもありますし、各紙、「天皇陛下の意を忖度する」ことには慎重にならざるを得ません。違いがどれだけ出るか不安ですが、なんとか頑張ってみましょう。

基本的な報道内容

天皇陛下が、皇太子に皇位を譲る生前退位の意向を示していることが、政府関係者への取材で分かった。少なくとも1年前から、こうした意向を周囲に示していたという。背景には、天皇として行うべき公務が、高齢化という要因で制限されてしまうことへの考慮もあったとみられる。

皇室典範には生前退位の定めがなく、法改正が必要となる。有識者会議などで議論を進め、結論を得るまでには数年が必要とみられる。

憲法に則った継承のあり方

【朝日】は1面に、「継承のあり方 自ら一石」と題する「解説」を置いています。担当は、北野隆一編集委員。

天皇陛下は2012年2月の心臓冠動脈パイパス手術以降、皇太子、秋篠宮と月一回語らう場に臨んできたという。内容は明らかにされていないとのことだが、「天皇陛下の務めや現行憲法の象徴天皇制の意義、宮中祭祀などについて、お二人に引き継いでいく趣旨だとみられる」と。

宮内庁も恒例行事での「おことば」を原則廃止するなど負担軽減を進めてきたが、天皇陛下ご自身は象徴天皇としての務めを果たすことに強い気持ちを示してきたという。その務めを十分に果たせないのであれば、摂政を置くのではなく、自身が退位した方が良いとの考えに達したのではないかという。

uttiiの眼

もちろん、想像の域を出ないのだが、息子たちに「帝王学」を施している姿、公務負担の軽減について「しばらくはこのままでいきたいと考えています」との発言、こうしたことを勘案すれば、天皇陛下は、象徴として求められる公務を減らしたり、譲ったりすることはできないと考え、ならば、皇位そのものを譲るべきだと考えたのだろう。

やはり天皇陛下は即位の時の、「憲法を国民とともに守っていきたい」という言葉に厳格に忠実な生き方をしようとしておられるのだと思う。それ以上の表現が見つからない。


【読売】見え隠れする「ある意図」
憲法上の立場」というなら…

【読売】は2面に沖村豪編集委員による「憲法上の立場に慎重配慮」と題する解説的なコラムを置いている。

退位の意向を持ちながら公にせず、政府も水面下で準備を進めてきたのは、憲法7条で、天皇陛下の国事行為は「内閣の助言と承認による」とされているからだとの説。皇室典範という法律の改正を促すような政治的な発言をしたと言われないためだったという解釈。今回の報道についても、宮内庁が否定しているのは、同じ理由からだとする。

とはいえ、80歳を超えての激務。皇太子にバトンタッチしたいとの考えは国民に理解されるだろうから、「今後、陛下の意向を尊重しながら、天皇制のあり方について広く議論が行われることが必要」だとしている。

uttiiの眼

憲法7条が大事でないなどとは言わない。しかし、天皇陛下の公務が持つ意味を辿っていけば、それは第1条「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」という規定に辿り着く。7条は天皇陛下が政治に関わることを禁ずる意図だが、今回の「生前退位」に関しては、飽くまでサイドストーリーに過ぎないであろう。

ちょっと嫌な感じがする。

《読売》が「憲法上の立場に慎重配慮」と仰々しく書いているのは、単に担当編集委員の思慮が足りないせいではなく、憲法が何かの障害になっているというイメージ、憲法は建前であって、(天皇陛下が生前退位を希望しているという)現実とは距離があるという印象を振りまこうとしたからではないか。そんな疑問が浮かんでくる。

この問題は、国の最高法規の第一条に規定された存在として、象徴天皇としての役割を全うしたいという天皇陛下の強い意志を前提に考えるべきことだと思う。そして、その象徴としての仕事とは、国民統合の象徴としてあり続け、内外の戦没者に鎮魂の祈りを捧げ、許しを請うこと、そのように意識されているのではないか。


【毎日】識者の卓越した表現
憲法1条と9条をつなぐ

【毎日】は2面で、4人の識者に話を聞いている。4人とは、加藤陽子(東京大学教授・日本近代史)、保阪正康(ノンフィクション作家)、半藤一利(作家)、原武史(放送大学教授・日本政治思想史)。

加藤氏は、天皇陛下は「多数の新聞を毎日読み比べて国民世論の動向に配慮し…国民統合の象徴として行動されてきた」とし、「主権の存する国民の側が期待する天皇像とは何かを慎重に考えられ、決断されたのではないか」という。また、譲位の発想は近代日本になかったわけではないという。

保坂氏はフィリピンやペリリューの慰霊訪問が「1つの区切り」となったのではないかと言う。最晩年まで皇位にあり、病床のままなくなられた先帝の姿も参考にし、いつまで天皇としての責務を果たしていけるか考えられた上での判断だろうとも。「陛下は長く、美智子さまとともに、大戦の犠牲者の追悼と慰霊を繰り返し、戦後の慰霊を紡いでこられた。」「一方で、そうした平和希求の潮目が変わるかのようにみえる今日、あえて近代では異例の生前譲位の意向を示されることの意味を、私たちは考える必要がある。」と。

半藤一利さんのコメントの中で印象的なのは、陛下は「憲法1条と9条をしっかりとつなげ、それを自分の仕事として実践された、日本でもたった1人の方」という部分。

原武史さんは、「長いスパンで天皇制のことを考え、出した結論なのだと思う」という。また、「象徴としての天皇が果たすべき役割とは何か、深い議論がなされないまま戦後70年が経過した。生前退位を打ち出すことで、冷静な国民的議論がわき起こることを望んでいるようにも感じる」としている。

半藤さんと原武史さんには、《東京》も話を聞いている。

uttiiの眼

加藤さんが言われるように、天皇陛下は新聞をいくつも読んでいて、琉球新報と沖縄タイムスも読んでいるらしい。沖縄についての思いが深いことについては、《東京》の「筆洗」が記している(後述)。

それにしても、半藤さんの、「憲法1条と9条をつなげる」という表現には参った。ちょっと太刀打ちできない…。残念なことに、この認識は日本人のなかに広がっているとは思えないが。


【東京】「生前退位」の奥にあるもう一つの大事な話
本筋は女性天皇?

【東京】は2面で5人の識者に話を聞いている。そのうち2人は《毎日》も話を聞いている半藤一利さんと原武史さん。あとの3人は所功(京都産業大学名誉教授・日本法制史)、河西秀哉(神戸女学院大学准教授・日本近現代史)、古川隆久(日本大学教授・日本近代史)の3方。

所氏は、「天皇、皇后両陛下とも高齢になった。そのことにご懸念を持たれていると漏れ聞いたことはある」とし、「将来にわたって天皇が象徴であり続けるために、元気なうちに議論が動き出さないといけないという非常に高度なご判断があったのだろう」と推測する。河西氏は「近代になって初めてのことであり、歴史的に大きな転換点になる」と指摘。「皇室典範を見直し、女系天皇の存在を認め、女性宮家にも象徴的な仕事をやってほしいとの気持ちをお持ちなのでは」と。

uttiiの眼

原武史さんの話は、実は超具体的。《毎日》は、何かを慮って文字にできなかったのかもしれない。《東京》の記事の中で、原さんはこんなことを言っている。

「皇太子さまの即位後は、皇位継承が秋篠宮さまと長男悠仁さまの順になり、天皇家に対し秋篠宮家の比重が高まる不安定な状況が生まれる。こうした事態に対する不安感が一因となり、明治以来の制度、仕組みを変える革命的な決断を下したのでは。」

原さんの言われる通りだとすると、「生前退位」の話の奥にはもう一つ大事な話があって、河西氏も言っていることだが、女性天皇、女系天皇も認めるような制度の変更が求められていることになる。少なくとも、そこにつながるような、皇室典範の改正論を巻き起こそうということか。

「筆洗」について簡単に記す。天皇陛下は皇太子時代の75年、沖縄海洋博の機会に初めて沖縄を訪問、戦績に足を運ぶことを強く望んだという。宮内庁の反対にあい、沖縄学の泰斗、外間守善さんを招いて話を聞き、外間さんが「何が起こるかわかりませんから、ぜひ用心して下さい」と言うと、「何が起きても、受けます」と答えたという。そして実際、「ひめゆりの塔」で火炎瓶を投げ付けられる事件が起きる。それでも天皇陛下は予定を変えず、戦跡を巡って祈りを捧げ続けたと。

あとがき

以上、いかがでしたでしょうか。

基になる情報が薄いのですが、それにしては各紙、特徴が大きく出てきたように思います。さて、東京都知事選が始まっています。色々な思いが交錯する選挙模様ですが、結果には大きな意味があると思います。どうなりますか…。

『uttiiの電子版ウォッチ』2016/7/14号より一部抜粋

著者/内田誠(ジャーナリスト)
朝日、読売、毎日、東京の各紙朝刊(電子版)を比較し、一面を中心に隠されたラインを読み解きます。月曜日から金曜日までは可能な限り早く、土曜日は夜までにその週のまとめをお届け。これさえ読んでおけば「偏向報道」に惑わされずに済みます。
http://www.mag2.com/p/news/212105

スタジオジブリが手紙で返答!『千と千尋の神隠し』で登場した食べ物と、両親が豚になった理由とは…

スタジオジブリが手紙で返答!『千と千尋の神隠し』で登場した食べ物と、両親が豚になった理由とは…
ここまで深いテーマがあったとは…
スタジオジブリの人気作品「千と千尋の神隠し」。


異世界に迷い込み、神々の訪れる湯屋で働くことになった少女・千尋の冒険と成長を描くファンタジー映画です。

この作品の冒頭にある衝撃的なシーンと言えば…

千尋のお父さんがプニプニとした謎の食べ物を食べるシーンと、両親が豚に変わってしまうというシーン。

いったいこのプニプニは何なのか、そもそもなぜ両親は豚に変わってしまったのか…。
そう疑問に思ったことはありませんか?

あるTwitterユーザーさんは小さいころに同シーンを疑問に思い、スタジオジブリに対して直接手紙を送ったそうなんです。

すると、スタジオジブリからその疑問に答える手紙が送られてきたのです!

手紙をTwitterに投稿したところ、その内容が反響を呼び、たちまち話題になりました。

スタジオジブリは質問に対し、何を語ったのでしょう?
次のページでご覧いただきましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

お手紙読ませて頂きました。
ご質問についてお答えします。

(1)千尋のお父さんが食べている不思議な食べ物
特に明らかにされていないので、異界の不思議な、しかも“すごくおいしそうな”食べ物と言うことぐらいしか言えません。鶏肉のようにも見えますが、お母さんが「骨まで柔らかいよ」と言っているので、鶏だとしたらまるごと食べるのは無理です。
湯婆婆によると「お客様の食べ物」ということですから、神様たちと、彼らをもてなすこの世界の住人しかわからない生き物の料理なのでしょう。
しかし、千尋が「この街はおかしい」と気付いた頃、お父さんお母さんはすっかり豚になり言葉も失っているというのは、あまりにタイミングが良すぎる気がします。
「お客様の食べ物」であるだけでなく、「迷い込んだ人間を待ち受ける罠」と考えてもいいかも知れません。

(2)豚になった千尋のお父さん
簡単に言うと、お父さんは漁師を食べてすぐ豚になったのではなく、少しずつ本当の豚になっていったのです。
それは千尋が湯婆婆に名前を取られて、だんだんと元の名前を忘れてしまい、ハクに言われるまで思い出すことができなかったのと同じようにです。

『千と千尋の神隠し』は、異界を描いたものであると同時に、私たちが暮らして言う現実の世界を描いたものです。
そして映画のテーマは、美少女でもなく、類稀な心の持ち主でもない、ヒョロヒョロの手足とぶちゃむくれの表情の、まさに等身大の現代っ子が、危機に直面して生きる力を獲得するというものでした。

宮崎監督によると、この映画には千尋と同じ年頃のすべての女の子に向けて、
「抜き差しならない関係の中で危機に直面した時、本人も気づかなかった適応力や忍耐力が沸き出し、果断な判断力や行動力を発揮する生命を、自分がかかえている事に」
気づいてほしいという願いが込められています。

その千尋とは対照的に、お父さんとお母さんは神様とも魔物とも知れない住人たちの罠に陥ってしまいます。
千尋にとっては、宮崎監督の言葉によれば、
「10歳の少女が世の中というべき中へ投げ込まれ、修行し、友愛と献身を学び、知恵を発揮して生還する物語であり、彼女は「浸食され、喰らい尽くされる」ことなく、「生きる力を獲得する」のですが、お父さんとお母さんにとってはその逆のこと、つまり「喰らい尽くされる」側になることを体験するのです。
一度豚になった人たちは、再び人に戻ることなく、身も心もどんどん豚になっていきます。これは何もファンタジーの世界だけの出来事ではありません。
宮崎監督によると、バブルの時に本当に豚そのものになっていた人がいて、今でも自分が豚になっていることに気がつかずに、不景気だ、エサが足りないと言い続けているのと同じだということです。

千尋はそれでも、最後に湯婆婆の試しに挑戦し、「この豚の中に両親はいない」と言い当てます。いったいどうしてでしょう。
千尋が特別な能力を身につけたから、両親と豚を見分けることができたのではありません。10歳の女の子が数々の危機をくぐり抜けて、「生きる力」を獲得したら、みんな自然とそれが出来る筈、というのが宮崎監督の答えです。

お話は難しかったでしょうか。
今後ともスタジオジブリの作品をよろしくお願いします。

スタジオジブリ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「千尋のお父さんが食べた物はなに?」
「お父さんとお母さんは何で豚になったの?」
それくらい簡単な子供の質問に対して、とても丁寧に解説されています。

あの映画には、宮崎駿監督の大人たちへ対するメッセージや子供たちへの願いが込められていたんですね。
相手が子供でもオブラートに包むこと無く率直な意見を伝えている辺り…さすが世界のジブリです。

次に千と千尋の神隠しを観る際は、この手紙の内容を踏まえた上で観てみたいものですね。
見方や感じ方が今までとは全く違ってくるのではないでしょうか。
http://heaaart.com/post/169022

TOKYO ZEROキャンペーン ~ すべてのペットが幸せになれる東京へ~

TOKYO ZEROキャンペーン
2016年7月13日 — 東京五輪
TOKYO ZEROキャンペーン ~ すべてのペットが幸せになれる東京へ~

日本では、平日毎日約700匹の犬や猫が全国の自治体で殺処分されています。一方、犬だけでも毎日、約1600匹が販売されています。

物言えぬ犬や猫のために、私たちは声をあげます。
東京五輪が開催される2020年までに、不幸な犬や猫を「ゼロ」にし、まずは東京を世界にほこれる「動物福祉先進都市」とするために。

具体的な解決策は3つです (→詳しく読む)。

① ペット産業適正化のために「8週齢規制」を早期実施
② 捨てられた犬猫のために「動物愛護センター」を「ティアハイム」的施設に転換するよう促す
③「保護犬」「保護猫」との出会いを広める

皆さんも、私たちとともに、声をあげてください。すべての犬や猫が、幸せになれる都市・東京の実現を目指して。

呼びかけ人 (2014年12月25日現在、五十音順)

ATSUSHI・ダンサー(Dragon Ash/POWER of LIFE)
安藤優子さん・ニュースキャスター
イズミカワソラさん・音楽家、トリマー
梅沢浩一・ 放送作家
太田光代さん・株式会社タイタン代表取締役
織作峰子・ 写真家
蟹瀬誠一・ジャーナリスト、明治大学国際日本学部教授
金子達仁・ スポーツライター、ノンフィクション作家
假屋崎省吾さん・華道家
川島なお美さん・女優
木下航志(キシタコウシ)さん・ミュージシャン
木場弘子さん・キャスター、千葉大学客員教授
熊谷喜八・料理人、「KIHACHI」総料理長
小暮真久・NPO法人テーブル・フォー・ツー・インターナショナル代表
児玉小枝・写真家、フォト・ジャーナリスト
小林里香さん・モデル
小六禮次郎さん・作曲家、編曲家
近藤秀和さん・Lunascape株式会社最高経営責任者
斉藤和義さん・ミュージシャン
三枝成彰さん・作曲家
佐藤大吾・一般財団法人ジャスト・ギビング・ジャパン代表理事
SHELLY・モデル、タレント
塩村あやか・放送作家、東京都議会議員
ジョンBさん from ウルフルズ・ミュージシャン
SILVA・歌手
神野美伽さん・歌手
杉山愛・プロテニスプレーヤー
スギヤマカナヨ・ 絵本作家
世良公則さん・ミュージシャン、俳優
竹内薫・サイエンス作家
田中英成さん・株式会社メニコン代表執行役社長
田辺アンニイ・『それでも人を愛する犬』著者
継枝幸枝さん・ファッションデザイナー
トータス松本さん from ウルフルズ・ミュージシャン
富坂美織・産婦人科医
とよた真帆・女優
新妻聖子・ 女優、歌手
西川りゅうじんさん・マーケティングコンサルタント
野中ともよ・ジャーナリスト、NPO法人ガイア・イニシアティブ代表
倍賞千恵子さん・俳優、歌手
服部幸應・料理研究家
ハリス鈴木絵美・change.org アジア・ディレクター
久石譲・作曲家
藤井秀悟・プロ野球選手(横浜DeNAベイスターズ投手)
藤野真紀子・料理研究家、元衆議院議員
BONNIE PINKさん・ミュージシャン
bonobos・ミュージシャン
堀紘一さん・株式会社ドリームインキュベータ代表取締役会長
麻衣・歌手
松嶋初音さん・タレント
松原耕二・作家、ジャーナリスト
松原賢・一般社団法人Do One Good理事、元ONE BRAND取締役
マロンさん・フードスタイリスト
南美布さん・ラジオDJ
宮本亜門・演出家
八塩圭子・フリーアナウンサー、学習院大学特別客員教授
山田美保子さん・放送作家
山口正洋・投資銀行家、ぐっちーさんとして著書に『日本経済ここだけの話』など
湯川れい子・作詞家、音楽評論家、エンジン01文化戦略会議動物愛護委員会委員長
与田剛さん・プロ野球解説者

公式ホームページ
http://tokyozero.jp/

キャンペーンページ
change.org/tokyozero

トップ画像 © 児玉小枝「どうぶつたちへのレクイエム」より
賛同者の署名は以下の宛先へ届けられます東京都知事 舛添要一、環境省環境大臣、環境省