カウンセラーのさわなおみ
です。
お子さんの自立への
足掛かりとして大切な
「親子の境界線」
そんな中でも
この対応をしたら
「冷たいと思われそう」とか
「突き放されたと
感じないかな？」と
気になることは
ありませんか？
でも実は
この「突き放す」ぐらいの
対応の方が
子どもは
自分で考えて
動いたりする
んですよね～。
先日そのことを
リアルに体験したので
今日はそのお話しを
お届けしますね。
今月の初旬に
学生時代のマンションから
ちょっと田舎のアパートへ
引っ越しをした
元不登校で２０歳の下の子。
引っ越しにつきものの
マンションの
退去精算の手続きが
始まったんですよ。
すると修繕箇所として
下の子には覚えのない
壁紙の「はがれ」を
指摘されたとのこと。
それは
入居した時から
あったものらしいのです。
入居前に
不動産屋さんから
「もし部屋の中に
何かキズや汚れを
見つけたら
入居から２週間以内に
写真をとって
送って下さいね」と
説明を受けていました。
下の子にとっては
初めてのひとり暮らしだし
この件については
大切なことだと
思っていたので
私からも下の子に
「きちんと対応するように」
話しをしていたんですよ。
ところが
今回確認すると
「壁紙については
しなくていいのかと思って
写真は送っていない
」
とのこと。
どんな理由よ・・・（笑）
そんなわけで
私的には
請求されても
仕方がないと
思ったのです。
覚えがない
「はがれ」だけに
下の子は心外だと
思ったようですが
私の頭の中には
「自己責任」
という言葉が
ちらついたのでした。
「いくらぐらい
請求されるんかな」と
びびる下の子に
「金額はわからないけど
払うしかないん
じゃないの？
これも勉強料やね。」と
伝えたのでした。
えっ、冷たいですか？
確かに
下の子に覚えのないことだけに
お金を請求されるのは
気の毒かなとも
思ったんですよ。
でも、そのことで
学ぶことがあって
これからは
気を付けるように
なるだろうなぁとも・・・。
そう思うと
全然ざわつかずに
その出来事を
受けとめることが
できたのでした。
その後、
不動産会社の方から
2万円越えの見積もりを
受け取った下の子。
お尻に火が付いたようで（笑）
内覧の時に撮った
部屋の写真の中に
「はがれ」が写っていないかを
必死で探し始めたのでした。
すると
それらしき「はがれ」が
ぼんやり写っているものを
発見
先方に送付して
無事、請求なしと
なったのでした。
こんな感じで
お子さんとの境界線を
意識すると
「冷たいと思われそう」とか
「突き放されたと
感じないかな？」
と気にされる方も
いらっしゃるのでは
ないでしょうか？
でも
長い目で見て
子どものためになると
思ったら
そういう対応が
あってもよいのでは
ないかと
私は思います。
そうすることで
お子さんが
自分で考えて動いてくれたら
もうけもの
というわけで
「どう思われるか？」ではなく
お子さんのために
「あなたはどうしたらいいと
思っているのか？」
という視点も
忘れないで下さいね
最後までお読み頂き
ありがとうございましたm(_ _)m
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