カウンセラーのさわなおみです。
お子さんが不登校になると
「辛いなぁ」とか
「しんどいなぁ」と
感じることが多いと
思いますが
あなたはいかがですか?
私ももちろん
そう思っていたのですが
不登校に
なったおかげで
身についたと
実感できたことが
最近あったんですよ。
それは
子どもの自立を
意識した対応
です。
元々
境界線が甘かった私が
これを早い段階から
意識できたのは
間違いなく
子どもたちが
不登校に
なったおかげです。
子どもに
失敗させるのが怖くて
境界線を踏み越えて
先回りばかりしていた
過去の私。
上の子が
不登校になってもなお
その癖は辞められず
ヘリコプターペアレント
となって
上の子に異常がないか
常に気を配っていたのです。
ところが
下の子も不登校になり
「私の人生なのに
お母さんは
ごちゃごちゃ
言いすぎる」と
色々学んで
境界線を意識
「お口チャック」を
することで
下の子が自分で考えて
行動することの
喜びを味わい
また
うまくいかない経験を
させてあげることの
大切さを
実感したのでした。
そんな中、少しずつ
回復していった下の子は
県外の専門学校へ進学し
ひとりぐらしを開始。
早いもので
家を出てから
2年がたち
先日、専門学校を
無事卒業した
んですよ
「夢に向かって
チャレンジし続けたい」
とのことで
フリーターになることを
選んだ下の子は
自活するために
活動を開始
追加で
アルバイトをするべく
居酒屋さんの
面接に行くと
その場で採用を
決めて下さった
とのこと。
(ありがたやー)
早速、週4日ほど
働き始めたんですって。
それと同時に
下の子は
健康保険に入る手続きや
家賃の引き落とし口座を
変更したりと
自立への道を
着実に踏み出した
のです。
先日は
「いくらあったら
生活していけるかを
ちゃんと把握しておきたい」
と電話があり
一緒に計算(笑)
それに合わせて
アルバイトのシフトを
入れるように
するとのこと
「しっかり
考えているんだなぁ」と
頼もしく思ったのでした。
とはいえ
2年前には
「下の子の自立」
についての
私の意識は
まだ甘く
「卒業しても
援助してあげた方が
いいのかな」と
思っていたんですよ。
というのも
「夢に向かって
歩むために
アルバイト等の負担を
少しでも軽くして
あげた方が
よいのでは?」と
不登校のお母さんたちを
サポートさせて頂き
「自立をみすえての
対応」を
一緒に考えているうちに
「下の子の
自立のためには
援助するべきでは
ないなぁ」
と思うように・・・。
私自身が
下の子から
手を離す覚悟が
できたのでした。
(皆さんのおかげで
私も覚悟ができました。
ありがとうございます。)
卒業後の自立は
当然のこととして
話しは進み
下の子は学生の間の
アルバイト料を
貯金して備えるという
先行きが不透明なだけに
心配もありますが
「どうしても困った時は
言ってね」と伝えて
見守りたいと思います。
実は
この話には
続きがありまして・・・。
「早い段階から
子どもの自立を
意識すると
しないとでは
親の行動が
違ってくるんだな」と
思った出来事が
あったんですよ。
それについては
次回お届けするので
お楽しみに~
最後までお読み頂き
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