カウンセラーのさわなおみです。
不登校のお子さんが
学校へ復帰したあと
再び立ち止まる
というのは
よくあること。
その一方で
復帰を喜んだ分
ショックが大きいのが
親御さんですよね
そんなわけで
立ち止まった
お子さんについ
「はっぱを
かけてしまった」
という方も多いのでは
ないでしょうか?
このアプローチで
奮起するお子さんも
もちろんいらっしゃる
と思います。
でも
不登校のお子さんには
「いくらはっぱをかけても
響かない」場合が
多いです。
というのも
はっぱをかける前に
するべき
大切なことが
あるからなんですよ。
クライアントのYさんも
この大切なことを
心がけて下さってから
たった1ケ月で
娘さんに変化が
約2ヶ月ぶりに
学校へ行くという
嬉しい動きが
今日は
その様子について
お届けさせて頂きますね。
Yさんの娘さんは
現在中学2年生。
完全不登校だったものの
環境を変えたことで
登校できるようになり
喜んだのもつかのま。
お友達との
トラブルをきっかけに
また行けなくなったのでした。
そんな中
ひとりでの対応に限界を
感じたYさんは
体験セッションを
お申し込み下さったのです。
その時の様子はこちらから
お話しをお伺いすると
娘さんは
「クラスのお友達から
面と向かって
きついことを言われた」
とのこと。
Yさんは最初
「細かいことは
言わないでおこう」と
様子を見られていた
そうです。
ところが
娘さんがなかなか
元気にならない様子に
だんだんイライラ
(あるあるですね)
ある日、娘さんに
「そんなことを言われて
悔しくないの?
これから
努力することで
見返すことが
できるんじゃないかな?」と
はっぱをかけた
んですって。
実はこういう
外の世界でのトラブルで
動けなくなっている場合
お子さんの心の根っこに
絶大なる安心感が
育っていないことが
多いです。
というのも
私たち親が
「お子さんの将来のために」
と思って
してきた声がけが
繊細なお子さんには
否定されているとか
嫌われていると
伝わってしまって
いるのです。
一番信頼できるはずの
親御さんからの愛に
自信を持てていない
お子さんが
外でのトラブルに
立ち向かえるはずは
ないですよね~。
そんなわけで
動けなくなってしまう
まっすぐにそれが
伝わっていないなぁと
お話しをお聞きして
感じました。
そのため
Yさんの愛が
娘さんにしっかり
伝わるように
「安心感を
与える対応」を
心がけて頂くように
お伝えしたんですよ。
学校のことは
口には出さず
娘さんの不安に
共感したり
寄り添ったりしながら
温かい対応を
こつこつ続けて下さった
Yさん。
すると
体験セッションから
1ケ月たったほどたったある日
「明日は学校へ行く」と
突然言い出した娘さん。
言葉通り
お昼すぎから夕方まで
約2ヶ月ぶりに
登校することが
できたのでした。
Yさんも驚きつつ
とても喜んで
いらっしゃったんですよ。
また
「人目が怖い」と言っていた
娘さんが
「高校生になったら
私もバイトができるね」と
前向きな発言も…。
Yさんは
確かな手応えを感じ
今も安心感のある対応を
お子さんが外でのトラブルで
動けなくなっている時に
必要なのは
叱咤激励ではなくて
親御さんから
絶大なる安心感を
感じてもらうことです。
そうすると
お子さんに
「何かしらの
嬉しい変化」が
起こるのではないかと
思いますよ。
一般的には
お子さんへの愛が
まっすぐに
伝わっていないことが
多いので
「安心感を与えられる」対応で
お子さんに親御さんの
絶大なる愛を
実感してもらって下さいね。
Yさん
シェアの快諾
ありがとうございましたm(_ _)m
これからも
娘さんの進化をめざして
頑張っていきましょう
1月の人気記事
第1位
お子さんを「腫れ物扱い」すると、エネルギーを奪うので注意が必要です
上の子を学校に行かせることに必死だった私が、今になって気づく「やめておけばよかったこと」は・・・?
モラハラ気味だったご主人との「過去の出来事」に取り組むうちに、関係性に変化があったMさんのお話しです
そして私の
おすすめの記事はこちら
お子さんを「見守る」って
どういうこと?
ぜひこれを心がけて
早期回復をめざして下さいね
質問がございましたら、お気軽にお問合せ下さいね