まったく参考にならない話。 | 専業主婦日記

専業主婦日記

能無し、金無し、専業主婦の つれづれ日記

ダヤン家は 地方田舎の一般サラリーマン家庭。

 スチャ娘(27歳)の 

9年間のおよぶ 大学(院)学費と 

東京での一人暮らしの生活費 は そりゃもう

びっくらぽん でした。

 

それなりに 補助されたりする制度は ありますが、

なぜか 一般サラリーマン だと 対象外と

除外されてしまうことが 多いんですよね。

まじめに つつましく 生きてるのが

なんか 否定されているようで 悲しい・・・。

仕方ないので なんとか  少ない

使えるモノを使って やりくりしていきました。

 

・・・と いう話を するつもりでしたが・・・・

 

その使った制度が 廃止 されたそうです。。。

 

なんてこったい。

 

そんなワケで 書いても まったく 役立たずな話に

なってしまいましたが、備忘録ということで。

 

学部4年間は すべて満額払いました。

スチャ娘の二学年下あたりからだったか、

地方からの上京女子学生に 

家賃補助があったらしいですが、スチャは 該当せず。

JASSOの 第2種(有利子)なら 借りられそうでしたが

利子と 保証金(保証人を立てない場合必要)を

考えると、かなり 厳しい「借金」。

老後資金削ってでも 払ったほうがいいと 考えました。

 

さて・・・修士+博士課程 5年間。

考えていた制度 は 採用・不採用 が 読めないので、

もしものために あの手この手うちました。

 

まず、JASSOの 第一種(無利子)。

・・・なぜか 修士博士課程は 通るんですよ。

同じ条件で なぜ 学部の時は 通らないのか謎。

しかし

できるだけ 使わないで ストックしていきます。

 

そして 修士1年の終わりから

スチャ大学 が 博士課程を目指す学生 の ために

独自プログラムが あり、それに 応募しました。

で、運よく 採用。

原則 奨学金関係は 掛け持ちできないので

JASSOの 第一種は とめて、こちらにきりかえ。

 

で、第一種は 減免申請。

半額減免が 出たので、ストックしていたお金で

一括返納。(保証金程度 安くなりました。)

減免は 実績や成績が関係してくるそうですが、

その時々に 申請した人の中で 判定されるので、

比較対象が 決まっていなくて まさに運次第。

スチャは 年度途中 中途半端な時期だったので

競争相手が少なく、当てはまったのかも しれません。

 

そして 博士課程 では

日本学術振興会 の 特別研究員 に 応募しました。

これまた 運よく 一年目から 採用(DC1) 。

なので 大学プログラムから こちらに きりかえ。

 

ちなみに 不採用の場合 翌年も応募できます。(DC2)

そして その場合は DC2に切り替えるまで

大学プログラムが 受給できますし、

DC2が不採用な場合は 卒業まで(厳密には3年間)

プログラムを つづけられるそうです。

 

・・・と ここまで 書くと なかなか よさげな制度に

みえますが、これが なかなか シビアなんですよ。

・・・・なにがって 金額が・・・。

月額20万円 なんですが(大学プログラムは18万円)、

給料扱い なんですよ。 奨学金 では ないの。

奨学金 には 税金は かかりませんが、

給料には 当然 税金&社会保険料が かかります。

そんなわけで 手取りにすると 16万ほど。

(大学プログラムだと 14万円ほど)

 

よこですが、給料でもいいですが、

この制度 周知されていないのか、確定申告へ行くと

税務署で 怪訝な顔を されるのだそうです。

「 学振? なんですか それ? 」 って

国の制度なんだから(そして納税しにきているのだから)

もう少し なんとか してくだされ。

 

自宅通学生なら 十分な額でしょうが、

下宿生、それも 家賃ばか高い 東京では キツイ。

ちなみに 原則 アルバイト禁止 です。

この状況に 稼ぐ男子学生の中には あえて

学振や学校プログラムに 応募しない人も いるのだそう。

 

さて

薄給でも 自分で 住民税所得税社会保障費国民年金等々

支払っている…というので 扶養が外れたのを 機に

世帯分離 を しました。

 

スチャさん  なんと 世帯主 なのです。(笑)

 

すると、低所得世帯 と いうわけで、

授業料免除申請 が できるわけです。

なので、修士二年目 前期授業料は 半額免除適応。

 

この 授業料半額免除が あって

トントン と 言われてます

(実際は 通信費や生協保険料、アパート更新料など 

足りない・・・うん 足りない。) 

 

な・の・に ・・・・

 

なんと 今後 

学振に採用された場合、この 授業料免除の

申請対象外 と なったらしいのです。

(学校プログラケムの方は 未確認。)

 

えええええええええ・・・・・。

 

国は 博士号取得を 推奨してるらしいですが、

一般家庭の子が 地方から上京して 9年間の

学費と生活費 の負担は ホント 無理ぃ。

国の方便としては

たくさんの 子に、援助が 行き届くように、

一人で 二つの制度(学振と授業料免除)を 

使わ(せ)ないようにする・・・らしいです。

いやいやいや・・・そこは 二つの制度を

使える人数を 倍にすれば いいんでは?

それか 月20万を増額するとか。

 

今年から 制度が いろいろ変わったみたいですが、

陰で こんな変更も あったようなんです。

・・・やれやれ。

 

あと、修士1年の終わりから コロナ禍突入しました。

それで 2年の後期から

コロナ禍による なんちゃらかんちゃら支援策 で

授業料免除申請していると 全額免除 に。

(コロナ禍で 大学から10万円の特別給付奨学金を

 いただいたこともあります。)

コロナ禍が 長引いたので そのまま

博士課程3年間も 授業料全額免除 で 卒業・・・。

 

こんなわけで

なんとか 無事に スチャ娘さんの 卒業までの

学費と 生活費を 捻出することが できました。

 

あ・・・あと 短期留学 ですが、

学振の研究費?必要経費?の 80万円くらいと

大学から10万円くらい 補助が おりましたが、

あとは それこそ しっかり 自腹です。

 

お金が 大変だった・・・と 言ってますが、

実際は スチャ娘さんが このとおり

自分で 大部分を なんとかしたのです。

 

がんばりました。スチャさん。

 

 

きっと もっと いろんな制度が あると思います。

情報社会ですが、こちらから 探さないと

どこからも ふってきません。

情弱ダヤン家では これくらいが 精一杯でした。

・・・いやいや 上出来 です。はい。