2024Jリーグディビジョン2 第21節VS 栃木SC | にゃんこユナイテッド

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 連勝していた分、負けるとただの負けより悔しく感じるものですね。より悔しく感じる理油はまだあって、藤田選手が前所属の栃木SCに対してのミスが敗戦の原因の一つになったことも、です。

 

 田中選手の幸先の良い先制ゴールで、いつものジェフの勝ちパターンだな、と思っていたのに、あのミスで勢いは完全に削がれました。

 栃木さんだって、フクアリでのこと(8-0のスコア)が頭にあったでしょうから、私は2点目が取れれば、ジェフの勝つ確率はかなり上がると思っていました。あの試合は栃木さんにとっては、なんだか分からないうちの大量失点で魔法にかかったかのようなものだったでしょう。

 そのジェフを相手に1点とれば「魔法」は簡単にとけました。一方で、これまたジェフの「これまでなんだか勝ててる」という魔法もとけてしまった、そんな感じです。

 

 ジェフは勝つために追加点を取らなければなりません。しかしそれがどうにも取れない。今度はこちらが魔法にかかったかのよう。ボールも持たせてもらえてるし、シュートも撃ってる。でも点が取れない。

 一方、栃木さんは追加点。ここからはジェフがクモの糸に絡んだようなもので、何もできずにタイムアウト。今日の試合の印象はそんな感じです。

 

 アップ中の大輔の怪我、ベンチ組の心構え、起用。結局はみな、臨戦態勢じゃなかったということでしょう。油断したのですかね、連勝とは恐ろしい。

 賽の河原の石積みのことをなんだか思い出してしまいました。J1に渡る川の河原で勝ち点の石を積んでいるのですが、あっけなく崩されてしまい、また石(勝ち点)を積み直す。いつまでこれが続くのでしょうか?

 本家の仏教の教えは、親より早く亡くなることについてこの賽の河原の話が出てくるので、ちょっと意味合いは違いますが、J1になかなか近づけない(さしあたっては、プレーオフ圏内入りを目指す)状態は、しんどいものです。

 

 藤田選手には反省はしっかりしてもらいたいですが、彼の長所はネガティブな感情を引きずらないことだと思っていますので、次のときは気分一新で試合に臨んでもらいたいですし、交代出場も叶わなかった選手、帯同もできなかった選手、誰もが、このままでは終わらないという強い気持ちを改めてもってもらいたいと思います。