午前中は曇りで、昨日がこんな天気だったら、天皇杯の待機列も苦じゃなかったのに、なんて思いながら午後から今は誰も住んでいない実家の様子を見に行ってきました。同じ市内だし、兄が時々見に行っているはずだから、掃除機かけてほこりを吸ってくればいいか、くらいのつもりで行ったら甘かった・・・。
まず、実家に隣接している土地が草ぼうぼう。正確に言うと、ここは実家の敷地ではないのですが、管理してきたのは実家のため、草を刈らなければなりません。兄に「家掃除してくるね」とメールした時に「草刈は業者を頼んであるから」と返してきたのはこういうことだったのかとようやくわかりました。
そして、実家と言えば、出入りしていないのがはっきりわかるほど玄関先が荒れまくってました。雑草は言うまでもなく、植木の枝が伸びきって元気いっぱい。それを切らないと、実家にすら入れない。玄関周りで雑草抜き、枝払いをしてようやく鍵を開けました。ちなみに、刈った雑草や枝は草ぼうぼうの隣地に放りました。もうそうするしかなかったのと、そうしても分からないほどの荒れっぷりと想像してください。
家の中は、パッと見、ホコリがたまってるかな、と思いましたが、これがまた見込み違い。掃除機をかけて雑巾を掛けたら信じられないほど真っ黒。掃除機で吸ってるのはあくまでホコリで、木の廊下は雑巾を掛けると床の色が変わるほどの汚れっぷりでした。そして、雑巾がけのために水道をひねれば赤い水にも参りました。こちらはしばらく出しっ放しにすればきれいにはなりますが、仮にまた明日行けば最初はまた赤い水でしょう。
全部の部屋に掃除機と雑巾がけは早々に諦めて、要所だけやりましたが、粉末洗剤を入れた容器が壊れていてそれが周囲のモノにかかってさびが始まっていたというアクシデントもありました。
そして、畳がややフカフカ気味。床が腐ってる感じではないのですが、変化がないか気をつけていないといけないと思いました。
このくらいで終わりにするか、と周囲を点検していたところに、最悪のトドメ・・・。白アリにやられてる場所を発見。範囲が限られているので業者さんを呼んで確認してもらえば何とかなるかと思いますが、誰も住んでいない家というのは想像以上のスピードで傷むのだなと実感しました。(白アリの件はすぐに兄に連絡して、明日にも見に行くとのことでした)
いずれにしろ、実家の処分ものんびりしていられないかも、と思いました。今自分が済んでいるところも、家の中がガチャガチャ。やはり、本当に必要なもの以外は手放すことが重要だとあらためて感じました。「そのうち、そのうち」では誰かの迷惑になる、ということもここに書いておいて忘れないようにしたいと思います。