巻き革が削れてるのと、弓の塗装が剥げかかってる…。
この弓も10年以上の相棒なので
それなりに…って痛みが出てくるのは致し方ない。
けど、いつもの工房のマスター曰く
「楔型に弓が削れている人も居る」
「そうなると当然音にも影響が出てくる」
そりゃそうだよね
で、今までこの親指の当たるところには幅広いゴム紐を巻き付けていたんです。
見た目悪いけどすり減ってしまうよりマシ、と割りきって。
工房のマスターは驚きもせず
「皆さん、色んな方法を試しています。
プロでも。ゴムやシリコン、普通に紐とか…」
私だけじゃないのね
なんか嬉しい
専用のプロテクターってのもあって
以前に一度購入したのだけど、全く合わなくてゴム紐に戻った。
ところが、その頼りのゴム紐がどこかに行ってしまった
(無くしてしまった)
あっちゃーーー
で、前に購入したのとは違うタイプのプロテクターを「楽天ポイント」で購入。
(商品そのものより"送料"が高いんですよね、こういうの。)
長さ5センチくらいの透明なシリコン製。
5センチも長さは要らないので、2センチくらいにカットして嵌め込んで見ます。
おぉーーーー
見事にジャストフィット。
見た目もゴム紐よりずーーーっと良い(当然だけど)
これで断然練習に身が入ってメキメキ上達して…
となれば良いのだけれど、ブルッフの第一楽章まったくゴールは遥か彼方です…
思わず懐かしくなっちゃった右手の「キツネ」さん。
習ったころはこれでバイオリンの弓を持てる人ってスゴい
って感動しちゃったけど、要は何事も慣れよね。