前回の記事で マクールという競艇雑誌に
レーサーと体重が密接に関係しているという特集があると紹介しました。
減量といえばボクシング。
実は競艇とボクシングには意外なほど共通点があるそうです。
大きく分けて三つ
1、究極の反射神経が問われること
2、足腰が強靭であること(特に膝のバネが強靭であること)
3、減量を行うこと
ボクシングの場合各階級の許容範囲内に納まるように減量しますが、
競艇の場合は男子が50キロ、女子は47キロを目指して減量するそうです。
(試合に出るために必要な最低体重が50と47だから。それ以上なら何キロでもOKみたい。でも、軽いほうがボートの操縦がしやすく、スピードが出るのでみんな必死!)
ちなみに競艇選手への応募資格には面白い枠があり、
「日本ボクシングコミッション公認A級ライセンスを持ち、
日本ランキング5位以内の者に特別試験応募資格を与える」
つまりボクシングでトップレベルにまでのし上がった選手は
競艇の世界でも活躍できるチャンスがあるということ。
肝心の減量についてですが
体重を落としても動ける体であることを前提に行うそう。
いくら軽くなってもフラフラで試合にならないのでは意味がない!
そのために周到な減量計画を立てる必要がある!
調整、減量、最終減量、検量→試合というパターンで進めていくそうです。
まずはコンディションを整え、ちょっとずつ減量を開始。
そして、試合の直前にラストスパートをかけて一気に仕上げる。
体重を落とすといっても動ける体であるためにはできる限り体脂肪を落とすことを優先させ、
筋肉が落ちないように気をつける必要があるそう。
食事の注意点は
筋肉の元となるたんぱく質をエネルギー源になる炭水化物、代謝に必要なビタミンB群を意識してとる。
ポイントは脂質を極力取らないこと。
(ただ、最低限必要な量は摂取する必要アリ。
以前別の本で読んだのですが完全にカットするとバセトウシ病というのにかかるとか
水分カットは最終減量時に行うようにしないと逆に汗がでなくなるので要注意だそうです。
トレーニングはボクシング、競艇ともに重視されるのは足腰の強化だそうです。
競艇の場合は踏ん張りが効くようにするため、
ボクシングの場合はいくら腕の力が強くても、機敏に動けなくては勝負にならないですもんね。
減量の効果も大きいので徹底して走りこむことが多いそうです。
(長い距離を走る以外に、ダッシュ、階段の上り下りなどいろんな走り方を取り入れるそう)
読んでいて思ったのですが、
普段からリミット体重に近くなるように維持できればつらい減量なんて必要ないはず。
体重って限界を超えて落とそうとするとキープするのが大変なのではないでしょうか?
普段普通に運動して食事にも気を使ってやったとしても
ある程度まで行くとかなり無茶なことをしないと落ちず、
落ちたとしても長期間はキープできない。
だから試合の直前にこうやって計画を立てて体を仕上げるのでは?
競艇の50キロって身長が165以上あると相当に痩せてないと無理ですよね。
(それに筋肉がつけばそれだけで体重は重くなるし)
記事によるとコーヒーだけを飲んで過ごし伝説を作った人がいるとか。
ちなみに私が一番維持しやすい体重は58キロです。
夏場の一番暑くて体脂肪率も低いときは55キロぐらいになりますが、
一年中55キロのままというのはかなりきついものがあります。
もし何らかの理由でそれをさらに下回る
53キロまで落とせとか言われようものなら
最終的には何も食べずに運動して
サウナに篭るとかしないと無理な気が・・・。
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