HP EliteDesk 800 G4 SFのUSBポート

ビジネス向けのスモールファクターのデスクトップパソコン HP ELITEDESK 800 G4 SFFには豊富なインターフェースが備わっています。SDカードやディスプレイポートのように一部はオプションで搭載するポートもあります。USBポートに関しては前面、背面に複数ありますが仕様が異なるため用途に合わせて使い分けすることで性能を発揮させることができます。

上の画像３点は HP EliteDesk 800 G4 SF 製品詳細のスクリーンショットより

USB 3.1 Gen2ポート(最大10Gbpsのデータ転送速度)にはデータ転送速度が要求される周辺機器を接続します。外付けSSDなど

USB 3.1 Gen1ポート(最大5Gbpsのデータ転送速度)はかつてUSB 3.0として規定されていたポートなのでUSB 3.0対応機器を接続します。

USB 2.0ポートは、写真中の16にキーボードを接続します。PCの電源OFF時にも電源が供給されるようになっておりキーボードからPCを起動させることができます。スマートフォン、USBマウスやUSBヘッドセットなどを充電する場合には5のUSB 2.0 Fast Chargingを利用します。デバイス側の設定が必要だったり、急速充電の規格の違いによって急速充電できないこともあります。

USBポートが足りない場合には順当なところではUSBハブでUSBポートを増やすところですが、PCIe ×1スロットにUSBカードを増設したり、「PCIe ×16 wired ×4」という×16のPCIeコネクタ形状で×4のデータ転送速度をもつ配線が行われているスロットを利用する手もあります。PCIe ×16 wired ×4では×4動作を許容してグラフィックカードを載せたり、USBカード、M.2 SSDカード、2.5Gbps/10Gbps LANカードなどを増設してもよいでしょう。

蛇足ですが、内部には1のSDカードリーダー接続用のUSBピンヘッダがあります。ケーブルを用意すれば各種形状のUSBポートとして利用できると思われます。

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