アイロボットファンプログラム+新製品発表会 参加レポート | 特選街情報 NX-Station Blog

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本日開催されたアイロボットファンプログラムCEO/創設者 コリン・アングル3年ぶり来日記念イベント」に参加しました。
新製品発表会ではアイロボット・コーポレーションCEO/創設者コリン・アングル氏からパワフルな吸引力と自動給水機能を備えた2in1モデル ルンバ コンボ「Roomba combo j9+」やアイロボット初となる空気清浄機「Klaara p7 Pro」が披露されました。発売に先駆けていち早く製品デモ体験をしてきましたのでその感想も一緒にお届けします。

 


アイロボットファンイベント

 

今回のファンイベントではアイロボット製品オーナーの家族が招待されました。

 

アイロボットファンイベント

 

左からアイロボット・コーポレーションCEO/創設者コリン・アングル氏アイロボットジャパン合同会社 代表執行役員社長 挽野元氏、マーケティングコミュニケーション部 部長 望月 陽二郎氏です。

 

 

 

コリン・アングル氏からのコメント

「アイロボットの新しい製品ラインナップ、空気清浄機 Klaaraを世界に先駆け日本の皆さんにいち早くお届けできることを大変嬉しく思います。Klaaraはルンバと連携することでの相乗効果に最大の特徴を持っており、さらにはiRobot OSの搭載で私が理想としている快適で健康的、そして使う人の好みに合せた居住空間を自動で構築します。アレルギーに悩む方が多い日本でこのKlaaraが受け入れられることを大いに期待しています。」

 

「アイロボットでは機構だけでなく知能を高めるためのソフトウェアの開発に力を入れています。ルンバのオペレーションシステムの最新版である「iRobot OS 7.0」では清掃の履歴からお掃除の優先順位をルンバから提案するようになりました。」

 

アイロボットジャパン合同会社 代表執行役員社長 挽野元氏

 

アイロボットジャパン合同会社 代表執行役員社長 挽野元氏からはロボット掃除機のオペレーションシステム iRobotOSの誕生からの軌跡というスライドを中心にさらに賢くなったルンバの知能についての紹介がありました。

 

 

2020年からアイロボットのシステム、ソフトウェアについてiRobotOSという名称で紹介されるようになりました。

 

 

部屋を特定して掃除、部屋に配線されているケーブル、コード類やペットの排せつ物を回避するところから、世界中の家庭の学習を通じて認識する物体の数を増やしてきたこと、さらにマッピング機能を進化させて自動で部屋を命名したり、お掃除する優先順位を決められるようになりました。

 

 

2023年 iRobotOS 7.0がリリースされ、新しいルンバに搭載されます。

 

 

ダートディテクティブ、スマートスクラブの2機能が進化しました。ゴミや汚れの多い場所を検知するダートディテクティブ機能とマッピング機能が結び付けられ、汚れているだろう部屋を予測してしっかり掃除する部屋とそうでなくてもよい部屋で掃除の仕方を自動で変えます。

 

スマートスクラブ機能は人が雑巾がけをするように前後に動き、ごしごしと汚れを拭き取る機能です。ロボット掃除機にとっては画期的なことで汚れているところを集中的に掃除するようになります。

 

 

 

人の暮らしを豊かにするアイロボットの次の一手は、空気清浄機です。Klaara(クラーラ)と名付けられ、日本先行発売となる製品です。クローズドキャプチャーは吸引した汚れた空気とフィルターを通過したきれいな空気を完全に分離する構造です。ルンバとの連携は、部屋でルンバが作動している間、空気清浄機のファンの出力を上げます。環境に適応は人感センサーを搭載していて不在時に高出力で部屋をきれいにします。

 

 

クラーラもiRobotOSが搭載されていて、ルンバとの連携、iRobot Home App一つでスマホやAIスピーカーからの操作・設定を可能にしています。

 

それでは、ここからは製品デモンストレーションの様子を紹介します。

 

ロボット掃除機 Roomba Combo j9+ / j9+ SD

1台で埃の吸引と拭き掃除もできるロボット掃除機 ルンバ コンボシリーズの上位機種として、ルンバ コンボ j9+が新登場です。

 

 

フローリングの床材を認識するセンサーが底面についているほか、前方にカメラが内蔵されていて規則正しい動作で床を掃除していました。従来のモデルだと自由気ままな動作をしがちでしたが、拭き掃除もするようになって整然と動作するようになって几帳面な私にも安心して見ていられました。

 

ルンバ本体は掃除を終えるとクリーンベースに戻り充電、ゴミ・埃を自動回収、ベースからは水拭き用の水を自動補充します。あらかじめ予約したスケジュールで稼働させることはもちろん、マッピングした部屋の特定のスペースを掃除禁止エリアにしたり、水拭きエリアにしたり、水量を調整したりということもアプリから簡単に指定できるようになりました。

 

説明によるとクリーンベースの交換用紙パックは約60日分のごみを貯められ、補充用の水のタンクは約30日分ということです。実際には使用状況によって変わってくると思いますがクリーンベースのランプやアプリの通知でお知らせされるので月1くらいで様子を見ればいい感じでしょう。

 

お掃除ロボットに関して旧世代ルンバだと世話が必要でしたが新しいルンバはかなり手間がかからなくなります。忙しい毎日、家事のうちお掃除の負担を大きく減らせますね。

 

続いて世界に先行して日本で発売される空気清浄機 クラーラ Klaara p7 Proです。

 

空気清浄機 Klaara p7 Pro

 

グリーングレー、インクブラック、ウォームホワイトの3つのカラーバリエーション、一体成型で完全密閉型の構造で、下部吸気口から内蔵ファンで吸い上げて、大容量の活性炭の詰まったボックス型フィルターで臭いの素になるハウスダストを強力に吸着します。きれいになった空気は上部から吹き出します。

 

Klaara p7 Pro 構造

 

Klaara p7 Proの実機のカットモデルが展示されていてファンやフィルターの内部構造が明らかにされました。3層のフィルターはルンバのフィルターと似た素材で作られていました。フィルターのそれぞれの層では折りたたまれている数が変えてあり密度が異なる様子が見て取れます。

 

 

クラーラ Klaara p7 Proのデモンストレーション

 

クラーラの製品開発に当たっては一般の空気清浄機は稼動時の音が気になるために性能を十分に生かされずにローパワーモードで動作していることを問題視し、人感センサーと独自に開発したプログラムで動作モードを自動的にコントロールするようにしたとのことです。ルンバが稼働中に巻き上げられてしまうハウスダストを効率よく吸引するためにルンバが動作しているときにクラーラをパワーアップする連携機能も搭載されています。

 

デモンストレーションでは空気質指数 AQIの測定器を使って、他社の空気清浄機よりも放出される空気中の残存粒子が少ない様子を紹介していました。

 

速攻レビュー記事:

ルンバ コンボ j9+の速攻レビュー

クラーラ p7 Proの速攻レビュー

 

それぞれの新製品の詳細な機能や仕様、発売日、価格については下記の製品ページをご覧ください。また、予約についてはアイロボットストアにて受付開始しています。

 

 

製品ページ:

ロボット掃除機 Roomba Combo j9+ / j9+ SD
旧URL https://www.irobot-jp.com/roombacombo/

空気清浄機 Klaara p7 Pro

 

 

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