ネロブースmini(塗装ブース)用にLEDバーライトを自作した話 | ぬうぬ工房

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ぬうぬを名乗る人がハンドメイド作品やその時にハマっているもの、ヌースフィア(Nuunu+sphere)に暮らす創作キャラを演じるオリキャラド達の思い出を綴っています。

サイレント編集されるのは割と日常茶飯事です。

前回の投稿から…年が…明けた…だと…

第三話、ネロブースにLEDバーライトを自作した話になります。

第一話 ネロブース導入した

第二話 ネロブースと合わせて買ったらQOLが上がった話

前回第二話にて、元から使っていた照明を使いまわして塗装ブースには高演色性クリップライトを使っていたのですが…。

やっぱクリップライト邪魔だわ〜〜
に行き着き、カッとなり自作の道へ。
この間確か1〜2週間くらいだったかな?
毎日作業してたわけではないけれど、良いライトを使ってたら…不満が出てきてしまって…。

「電源とかLEDテープとか電子工作(はんだづけ)とか…なにそれ?おいしいの??」
今回は専門知識がまともにない初心者が、ネットに転がってる情報を拾い集めて袋詰めして売ってる感じ
の記事になります。

バーライト自作してどうだったか?
結論から言うと
バーライトは凄く良い。
クリップライトはたまたま家にあっただけで塗装ブース用のものじゃないからね…。
新たに塗装ブース内部に設置するのであればバーライトが良いですよ。
外側なら別にクリップでもいいと思う。

まず、今回の制作で参考にしたのは柚Pさんのブログ。
その記事でははんだごてを使った電子工作がおこなわれていたのですが…。

電子工作なんてしたくないのよ!
読み進めると、しなくて良さそう?な気がしたので
今回自作チャレンジすることにしました。

しなくて良さそうというのは気のせいで、電子工作作業は発生します。悲しいね。でもやらなかったけどね。


  必要な道具

・金鋸(ダイソーの金鋸はしんどかった)
・プラ鋸(木工用で無理矢理切った)
・ドリル、次点でリューター
・融着テープ(上記のリカバリー用)

今回買うのは1mのLEDテープです。
塗装ブースで実際に必要なのは40cmなのに……って?
LEDテープは/m売りなんです……。

じゃあ残りの60cmの使い道はというと、カラーボックスやらコレクションケースやらメタルラックで作品を常設するスペース作って、撮影時にライトアップ出来るともっと楽しいよ。
電子工作のやる気があれば【40-40-20cm】のバーライト作ってた。
やる気…はんだごてを買うところから!!

今回の購入はエルパラ  様を使わせて頂きました。



  偉大なる先輩に感謝!

・テープは5050(一番明るいやつ。柚Pさんもこれ)
・アルミフレームは角型乳白色、半透明(柚Pさんも略)
・フレーム用磁石 2個
・1本目用のスイッチ
・電源

・分岐ケーブル(40&60cmを作るつもりだけど電源はとりあえず1つにするから)
・2本目用のスイッチ
・エンドキャップ 2個(2本目用、穴有と穴無各1)
・メス変換プラグ。2本目(反対側)は先端がオスのため

送料込8,630円!ヨシ!……………ヨシか??
40cmだから…約3500円ってとこなのかな。
使い道がはっきりしてない60cm5200円も同時に買ってる計算になるけど…。

  スイッチはどうする?

・非接触でセンサー式、最大6分で切れるけどどうしようかな?
・タッチ式は調光機能が付いてる(調光はいらない気がする)
と色々考えた結果、費用も考えて一番安いシンプルスイッチにした。

いちいち1本目と2本目使う際にケーブル抜き差しするのが面倒で分岐ケーブルにしたけれど、2本目はスイッチ&センサー(+1000円)にすれば良かったかも?
電子工作やる気になったら次はセンサー買います、これだな!

エルパラさんには高演色バーライトも売っていました。



この2つの違いはちゃんと聞いたわけではないから間違ってるかもだけど…。
スペックや見た目を比較した感じだと、
・カバーの有無?
・薄さ6mm(スーパー)と4mm(ウルトラ)
どちらも別途アダプターとスイッチが必要。

もある…まずこれだけは長さが40ある。
別途電源ターミナル、電源アダプターとスイッチが必要。

照らしたいのは全体だけれど、アルミバーとスリムは真下にしか光がいかない気がする…?

エルパラが売っているこれらのバーライトですが、使われているLEDテープの種類は今回私が買った5050テープ(かなり明るい)じゃなくて、
2835(明るい)テープ仕様です。

なるべく安くて良いものを、を達成するには知識も必要だった…
よくわからなくなってしまったし、今回は自作と決めてたので思考放棄!🥲

既製品ライトの価格は大体3500円前後というところなので、
60cm余るという点に目を瞑れば
自作は40cm・ちょー明るいという理想詰まってるのでお買い得感あるかな?

ただ明るく照らしたいだけなら
オーム電気 LED多目的ライト ECO&DECO 30cmタイプ 電源コード付 昼白色_LT-N300N-YS 06-1852

 

がRa80でよくオススメされているものになります。
その場合は高演色ライトを別で用意する感じになるから、結局ちゃんとライト買おうと思うと多少お金がかかるということですね…。
部屋の環境かつしっかりしたやつ欲しい!ならZライトも良いかなーと思いました。

  一応自分でも調べる

偉大なる先輩のトレースするだけってのもな〜と思って調べてみた。
「2835は小さく明るいLEDチップで5050と同様にテープに多く利用されています。 5050と比べて明るさは若干下がりますが、演色性がRa90と優れています(ネットの検索結果より)」

私が買ったのは5050の95+(※2835の95+も売ってるよ)
エルパラの既製品ライトは2835の90+

・一番の売れ筋は明るい5050
・2番人気は3528。明るさは5050にやや劣る(消費電力とか発熱やら別のメリットはある)
・LEDチップの大きさは3528=2835
・2835と3528の違いは?
→2835が放熱性等を高めてより照明用向けにされている
・光量が欲しい場合は5050!


5050LEDテープの明るさ
1メートルあたり約990〜1080ルーメンの出力で、このテープは表面を照らすときに滑らかで明るい効果をもたらします。

私の場合は店頭で見比べる機会もないため、やや劣るという表現が比較出来ないのは残念だけど、これまでは940ルーメン。
「スリムバーを買ったけどこれまでより暗い……」とか「LEDはチップがそれぞれ光って思ってたのと違う…」
になって追加の照明を購入検討しないといけなくなるのは本当に避けたい。
LEDテープの5050の明るさは同等〜やや上だけど、そこからアルミフレームとカバーを入れるから、確実に明るさは落ちるんですよね。

劇的に暗くなることもないだろうけど、塗装ブース内が明るければ明るい程良かったのは、目への影響は考慮しなければ前回20lm差でも結構違ったというクリップライト比較の件があるので、ここは惜しんではいけないと思った!

「蛍光灯は筒の面全体が光るので、広範囲を照らすことが出来てました。
これと同じような特性の照明を作りたかったため、テープLEDを仕込むアルミフレームはあえて大型の「角型」を選んであります。」


角型な理由はこれですね。これが今回最初の方で触れてる参考にしたブログ記事です。
そうだな!と思ったので同じのにしました。
アキバに行けるなら、制作依頼出来るっぽいのが羨ましいなあ。
今回の費用は地味に柚Pさんの頃より値上げされてて辛い…😭
ほんとどうして既製品40〜45cmは選択肢が少ないんですか?ネロブースminiこんなに人気なのに…。

  エルパラさんから

「注文ありがとうございます。
上記の注文内容だと点灯させることは出来るのですが、
エンドキャップの穴にケーブルが通らないので、
こちらの別売りDCケーブルを買って取り付けた方が便利ですよ。
取り付けにははんだを使う必要があります。
……このまま送っても良いですか?」
(※こんな風に接続して使いたい、今回の注文内容で買い忘れているものはありませんか?って質問した)


取り付けにははんだを使う必要があります。

取り付けにははんだを使う必要があります。

(ι゜ω゜)がーん………………
商品説明を見ると…わぁ…
確かに!エンドキャップの穴に!最初から付いてるケーブル入らないねぇ?!

…………エンドキャップって要るんですか?(要るよ!)

やだー!電子工作やだー!だから柚Pさんもはんだごてしてたんだ!!
テープには最初からDCケーブル付いてるのに!
アルミのフレームを買うせいで既に付属しているアイテムを使えないなんて!
ええと?失敗したら2580円もするテープが駄目になるんですよね?
一応5cm毎に切り離せるけど…もしも失敗するとどんどん短くなるとか、むりむりむり…………。

(ι'ω')そうだ💡
「大丈夫です!エンドキャップ側を加工してみます!」

エルパラさんから届いたのでまずLEDを40cmと60cmに分けます。
5cmごとにハサミで切れます。
次に、少し余裕を持たせてフレームに油性ペンでライン引き(切断後エタノールで拭いたらちゃんと取れた)ます。
余裕持たせすぎて、60の方が2cmくらいフレーム足りなくなっちゃいました。やっちゃった。
金鋸でごりごり。40と60に分けるよ。
ダイソーの200円鋸めちゃくちゃ辛い。
金鋸、意外とこの数年で出番があるので次回からゼットが欲しい。
木材用は持っててとても使いやすいから、金鋸もゼットにしたいよー。
そしてプラカバーも切ります。
プラ専用品は売ってるんだけど、持っていないので私は木工用で切りました。
切れちゃうんだもんな…無理矢理切ってるし、そろそろ刃を替えた方がいいけれど。
そうして、エンドキャップの加工に入ります。
DCケーブルの一番太い部分は16mmくらいです。
でも16mmのドリル刃とか持ってないんだよね。
そもそもドリル無いですし。
うちにあるドリル刃は3.2mmでした。
これをリューターに取り付けて〜切削!切削!
(穴をいくつか空けて摩擦で溶かしてる…)
加工終わってから思ったけど、一番太い部分に合わせなくてもおしりの方から入れてLEDチップとその接続部分に合う太さで良かったよね。
外からLED丸見えなのよ(埃入っちゃうね…) 
リューターは何度か紹介しているけれどMr.Meister(無段変速)です。
どうせリューターもそれ以外も大して使わないだろうで一番最初に買ってしまったんだけど、今ならPROXXONの安いやつ+パワーコントローラーを買うよ。
ヤスリがけするためにPROXXONのペンサンダー購入して、パワーコントローラーも買ったからね…。
パワーコントローラーを持っていると、ついてるだけで価格が上乗せされる無段変速に魅力があんまり無くなってしまった…。
それでは大穴が空いているのは良くないので、
リカバリーに「融着テープ 」を使います!

普通にガムテとかぺたぺた貼ると、熱でテープの接着剤が溶けてベタベタになるんですが、この融着テープを使うとベタベタにならないそうなのです。
融着テープの存在を早く知りたかった!
これまではアルミテープとかビニールテープを巻いていたので、クリップライトはねちょねちょのベタベタです。
ダイソーの融着テープの売り場ですが…DIY、電気系(スマホ用品)、文具のどこか😂
店によって置き場が違うんですよね。
いくつか回ったけど、DIYコーナーまたは電気系(スマホ用品)にありました。
探してみてね。

今回は、エンドキャップを塞げばいいのでエンドキャップをテープでぐるぐる巻にしていくと、勝手にコードにも巻き付いていきました。
フレーム用に磁石を仕込みエンドキャップで蓋して完成!
これを2回やって終わり。
月数回使用して変化は感じないけど、異変があったら考えるということで………。

余ったのはこんな感じでライトアップしたい時に縦にしたり横にしたりで楽しんでいます。

追記)
60cmフレーム側は、カットミスでフレームが2cmほど短くその分LEDテープが飛び出していましたね。
テープは90度(直角)でなければ使えるので、中で一部【〜〜〜】と波打つ感じに貼り付けています。
点灯時は〜〜〜にした部分だけちょっと光り方にムラがあるように思えます…が。
書くの忘れてて後から思い出して追記する程度には気にならない感じです。
写真でも気になりませんよね?

さて、それではどれくらい変わったのか?
ダイソーのマステで撮ってみました。
(左)室内ライト(ra83)
(右)高演色ライト(ra95+)


ライトのある場所の違い・モノの角度とか違うけど、やはり高演色のほうが鮮やかですね!
高演色ライトはいいぞ〜〜!
(高演色クリップライトは近くにある撮影スペースに設置され元気にしています)