2024 始まりました。 | ナッツRV 愛知豊川店 スタッフ日記

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常に進化を続けるナッツRV。愛知豊川店のスタッフがいろいろな情報をお送りしていきます!

こんな題名のブログを書きかけてましたが、様々な事が同時多発しており、もう月も半分になろうかとしている今日此の頃、皆様お元気にされていらっしゃいますでしょうか。

 

 

豊川店はスタッフ一同、2024年初出社日は元気に出勤しておりました。

 

 

 

インスタで軽く触れておりましたが、本日石川県より戻ってまいりました。

 

 

能登半島地震にて被災された方々の復興支援に当たるスタッフさんの宿泊施設としてのキャンピングカー、お届けに行っておりました。珠洲市様よりご依頼が有り弊社からは、北は埼玉店から南は太宰府インター店の社員用レンタカー 計10台のクレソンエボライトを貸与させて頂く形となりました。

 

 

JRVAとしての活動ではありますが、即応体制が取れているからこその対応力だったと感じています。こういう時に、人の本性や本当の力が垣間見ることが出来るものですね。

 

 

トイファクトリーさんのバーデン。藤井社長にお久しぶりにお会いできました!

 

 

熊本のホワイトトップさんの災害救援車(熊本地震で被災され、その後万が一の有事のために、と制作していた車両で10時間以上自走でご参加されていた池本社長には脱帽です。

 

その他、かーいんてりあ髙橋さん、バンテック新潟さん、ゼックさん、ダイレクトカーズさんが会社の垣根を超えて社長さん・会長さんが一致団結していたのには、本当に胸が熱くなる思いでした。

 

 

一部道路は一般車両通行止めとなっておりますし、珠洲市に向かうに連れて、路面状況や倒壊家屋の状況は目の当たりにすると絶句してしまう程、凄惨な状況でした。

 

 

通常なら3時間程度で到着する行程も、路面の隆起やがけ崩れの通行規制で徐行・離合を繰り返し、7時間程掛けて目的地の珠洲市商工会議所に到着しました。

 

 

商工会議所付近の道路は液状化現象で水と砂が混じった泥たまりがアチラコチラにできておりました。

 

 

水は各地で止まっており、途中小休憩で立ち寄った駐車場のトイレも使用不能な状況でした。

 

 

 

 

ただ、珠洲市内にはトイレカーが既に設置されており、不便ながらも使用できるような状況となっておりました。

 

このトイレカー、南あわじ市から派遣された車両です。阪神淡路大震災の経験があるからこそ、この様な設備投資をされていたのでしょうね。

 

 

倒壊した家屋や街の様子、たくさん目にしましたし、記録の為に写真も撮影しました。ですがインスタにも書きましたが、その街に住んでいらっしゃる方の事を慮ると、自分には載せられませんでした。

 

 

 

他のメディアでは日々様々な脚色をされているかもしれませんが、映像・画像は見ることが出来ますので、そちらで現地の状況を見て頂ければと思います。

 

 

今回、現地へ行かせて頂いて本当に「当たり前の日常」に感謝をするべき、とまた強く感じました。蛇口を捻れば飲み水が手に入るのは日本だけです。それさえも当たり前に感じているということ自体、とても恵まれていますし、何時何処でまた起こるかもわかりません。

 

元来、地震の断層の上に住んでいるのが日本人ですので「当たり前」を当たり前と思わず、万が一の備えの必要性を強く感じました。

 

 

と、同時にキャンピングカーの可能性もレジャーだけではない、万が一の備えとしてもとてもとても有効的、と現地に行って改めて感じた次第です。現地には応援に来たい、と思われている方々の宿泊先がもう何処にも有りませんので。

 

 

今回の珠洲市さんへの車両貸与はあくまでも第一陣と聞いております。これから復興の動きに合わせ、他の市町にも多くのビルダーさんからの車両貸与が有ると思います。

 

 

今回被災された方々、そのご家族の皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。